「ドイツ」の記事一覧

ドイツ、社会的距離やマスク着用めぐり国と地方に温度差

ドイツでは、新型コロナウイルスの感染防止に向けた社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)規制を巡って国と地方政府に温度差が生じている。 テューリンゲン州のラメロウ州首相は23日、マスク着用や社会的距離の確保を撤廃し、代わりに局所的な対応を行う方針を明らかにした。 これに対し国のシュパーン保健相はツイッターで「いかなる状況でも新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が終息したとの印象を与えるべきではない」とした上で、社会的距離の確保やマスク着用などは感染防止に有効との考えを示した。 ロイターが入手した資...

規制緩和のドイツ、東欧からの労働者が働く食肉上場でクラスター相次ぐ

<制限措置の緩和が続いているドイツで、難民施設や東欧からの労働者が働く過酷な職場でのクラスターが相次いでいる......> ドイツでは新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために3月から導入していた制限措置の緩和が続き、18日からは屋外限定で飲食施設の使用も可能になった。その一方で、難民施設や移民のあいだでの新型コロナ感染が相次いで報告されている。どうやら、彼らがおかれている劣悪な環境に原因があるようだ。 これまでのように難民を国中に分散させるのではなく、3月12日より新型コロナ対策として、新しく到着...

新型バイクにまたがるドイツ警官が立ち向かう相手は?

<都市封鎖を緩和が始まった直後から再び感染が拡大しているドイツ、一方で封鎖の完全解除を求めるデモが激化する> ドイツの首都ベルリンで、警察隊に新型バイクが引き渡された。 新型コロナウイルス対策に成功しているとされる同国は、5月6日、ロックダウン(都市封鎖)の段階的な緩和に動きだしたが、直後から感染が再び拡大し、警戒感が強まっている。 一方、国内各地では封鎖の完全解除を求めるデモが激化。 警官たちには、ウイルスだけでなく社会の不安定化という敵と戦うことも求められている。 <本誌2020年5月26日号掲...

仏独、約60兆円規模でEU新型コロナ復興基金提案 返済義務なし

フランスとドイツは18日、新型コロナウイルスの打撃を受けた加盟国への支援として、5000億ユーロ(5460億ドル)規模の復興基金の創設を提案した。 仕組みとしては、貸付(ローン)ではなく供与(グラント)の形で各国に資金を配分。資金の手当ては欧州委員会が行えるようにし、欧州連合(EU)名義による金融市場での借り入れを容認する。また、資金は欧州の共通予算の下で返済する。 フランスのマクロン大統領は「今回の提案は非常に大きな変化をもたらすが、EUやユーロ圏が引き続き1つにまとまるのに必要」と強調。また、提...

ドイツ、6月中旬に海外への渡航禁止解除も 性急に正常化せず

ドイツのマース外相は18日、6月15日まで禁止されている国民の海外旅行について、より緩やかな指針に切り替える可能性を示した。ただ、性急には正常化しない考えも明らかにした。 マース外相は「6月15日は世界的な渡航勧告を解除するかどうかを決める日で、現在の渡航勧告を指針に置き換えるよう取り組んでいる」と述べた。 夏季休暇の旅行は実現できるようにしたいが、責任ある方法で行う必要があるとし、ドイツ国民がどの国なら渡航できそうかについて発言するのは時期尚早だと話した。 また、感染拡大の第2波が起きれば、新たな...

ドイツで抗議デモ急増、陰謀論者と反ワクチン主義者が警察とジャーナリストを攻撃

<ドイツでは徐々に制限が緩和されているが、今抗議デモが急増し、警官やジャーナリストに対する暴力も頻発している...> 先週末からドイツ各地で新型コロナ対策の各種制限に抗議する通称「コロナデモ」が急増している。数々の制限が緩和され人々が少しずつ自由を取り戻すなか、なぜ今抗議デモなのか。また、警官やジャーナリストに対する暴力も頻発している。 デモ参加者にはマスクを着用せず、身体距離を取らない人も多い。規制緩和以降、ドイツの新感染者数はふたたび増加傾向にある。この2か月、さまざまな制限を受け入れることによ...

WHO、ドイツと韓国の感染抑制緩和を支持「第2波を強く警戒しながら慎重に」

世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策の緩和には、感染拡大の第2波に対する「強い警戒」が必要になるとの考えを示した。 感染拡大抑制を緩和した国では、ドイツで1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」が1.1に上昇したほか、韓国では首都ソウルで新たなクラスター(感染者の集団)が発生した可能性が指摘されるなどしている。 こうした中、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏はテレビ会議形式で実施された記者会見で、「ロックダウン(都市封鎖)措置の緩和に多くの国が動...

規制緩和したドイツで新型コロナが感染再拡大 再生産数1.1に上昇

新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた外出制限措置が緩和されたドイツで、感染が再拡大する様相を見せている。 政府の公衆衛生研究機関ロベルト・コッホ研究所は10日、1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」が1.1に上昇したと発表した。1を上回ると感染が拡大していることを示す。 メルケル首相は6日、ロックダウン(都市封鎖)を段階的に緩和していくと発表。商業施設や学校の再開を許可した。ただ同時に、感染が拡大した場合には再び制限を可能にする「緊急ブレーキ」措置も導入した。 疫学の教授でもある社会...

ドイツ、都市封鎖さらに緩和へ 全商店の営業やサッカー・ブンデスリーガ再開

ドイツの州首相らは6日に開くメルケル首相との電話会議で、新型コロナウイルスの感染抑制に向け実施しているロックダウン(都市封鎖)措置のさらなる緩和について合意する見通しだ。関係筋が4日、ロイターに明らかにした。 州首相らは大規模商店の再開を認めるとみられ、おそらく11日からの再開が可能になる見通しという。 小規模商店は対人距離を確保することを条件にすでに営業再開が認められている。 州首相らはサッカーのブンデスリーガについても、厳格な条件の下、無観客で15日から再開を認める見通しという。 学校については...

ドイツ、都市封鎖の緩和拡大 来週から教会・美術館など再開へ

ドイツは、新型コロナウイルスの感染抑制に向け実施しているロックダウン(都市封鎖)措置を一段と緩和し、来週5月4日から遊技場や美術館、教会を再開する。また数日内に学校やスポーツイベントに関しても判断するとした。 ただメルケル首相は、国民が警戒姿勢を解き、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を失念すれば、感染の第2波を引き起こす可能性があると警告。「われわれは新たな感染者数を確実に減らすよう努めなければならない。感染者の曲線が再び上向いた時に早期に発見し、行動に移すために警戒態勢を保つ必要がある」...