「ドゥテルテ」の記事一覧

比マラウィ武装占拠したイスラムテロ組織、新指導者で再編 ドゥテルテと和平結んだ組織にも勧誘

<武装勢力と国軍との「戦争」で2年半も戒厳令が続いたマラウィ。その残党が再活動を目指し動き始めた> 2017年、フィリピン南部ミンダナオ島南ラナオ州の州都マラウィ市を約5カ月にわたって武装占拠したイスラム系テロ組織の残党が、新たな指導者の下でメンバーのリクルートなど組織の再編を図っていることが、国軍情報などで明らかになった。 これは10月16日にフィリピン軍のミンダナオ地区を担当する第103歩兵旅団のホセ・マリア・クエルポ司令官が、情報部などから寄せられたデータを分析したもので、治安当局は同組織の動...

比ドゥテルテ、南シナ海の石油探査再開を許可 中国と共同開発も

フィリピンのドゥテルテ大統領は、南シナ海での石油探査の再開を許可した。中国との共同開発も含め、3件のプロジェクトが再開する可能性がある。 クーシー・エネルギー相が15日、明らかにした。サービス契約を締結した企業に探査活動の再開を通知したという。南シナ海での石油探査は、領土問題を受けて2014年から停止されていた。 ドゥテルテ大統領が昨年明らかにしたところによると、中国政府は、南シナ海での中国の主張を退けた仲裁裁判所の判断をフィリピン側が無視することを条件に、南シナ海でのガス共同開発の過半数権益をフィ...

比ドゥテルテ、中国に南シナ海紛争巡り平和的対応要請「国際法の順守が必要」

フィリピンのドゥテルテ大統領は11日、南シナ海での中国との紛争は平和的に解決されるべきであり、国際法の順守が必要と述べた。南シナ海では米中の軍事活動を受け緊張が高まっている。 東南アジア4カ国を歴訪中の中国の魏鳳和国防相との会談で、「われわれは常に国際法上の公約に導かれなければならない。あらゆる紛争は平和的に解決されるべき」と主張した。 これに先立ち、魏国防相はフィリピンのロレンザナ国防相と会談。フィリピン国防省は、ロレンザナ氏が魏氏に対し、フィリピンの海域を侵害するあらゆる行為は同国海軍によって阻...

フィリピン、ドゥテルテが超強硬コロナ対策「マスク着用やソーシャルディスタンス守らない者は逮捕」

フィリピンは21日、新型コロナウイルス感染の検査を拡充すると発表した。国内では6月のロックダウン(都市封鎖)緩和以降、感染者と死者が急増、ドゥテルテ大統領はマスクを着用していない者は逮捕すると表明した。 デュケ保健相は大統領との会談で、政府は1日の検査数を現在の2万─2万3000人から3万2000─4万人に拡大することを目指していると述べた。 これまでに約110万人を検査しているが、目標は人口の約10分の1に当たる1000万人を来年第2・四半期までに検査することだという。保健相は、「全市民を検査する...

比ドゥテルテ長男、マニラの空港「ニノイ・アキノ」の名称変更を提案 大統領選めぐる動きか

<アジアの現代史が反映された国際空港は、21世紀の政治によって塗り替えられるのか> フィリピンのドゥテルテ大統領の長男で国会下院副議長のパオロ・ドゥテルテ議員が、下院議会に対して首都マニラの玄関口である「ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)」の名前を変更するべきとする法案を提出したことが明らかになった。フィリピンの主要メディアが6月25日に一斉に伝えた。 他の下院議員との連名で提出された「空港名称変更」議案によると現在の空港名を「フィリピン国際空港」と改めることを求めている。これは空港名に冠された「ニ...

比ドゥテルテ、米軍地位協定破棄を保留 同盟決裂ひとまず回避

フィリピンのロクシン外相は2日、国内での米兵の法的地位を定めた「訪問軍地位協定(VFA)」の破棄をドゥテルテ大統領が保留したと明らかにした。外交関係の多様化を図ることが理由という。 同協定はドゥテルテ大統領が今年2月、米国側に破棄を通告し、8月に失効する予定だった。今回の保留措置により、両国の同盟関係の決裂はひとまず回避された。 ロクシン外相は破棄決定をすでに米国側に通知しており、米国は好意的に受け止めていると指摘した。 マニラの米国大使館は「長きにわたる協定は両国の国益に資してきた。安全保障や防衛...

政権批判のテレビ局、暫定放送再開に許可 フィリピン、放映権更新審議を継続へ

<首都の都市封鎖が続くなか、大手民放が放送停止という異常事態はようやく解消へ> フィリピンの大手テレビ局ネットワークのABS-CBNに対して国家放送委員会(NTC)が放映権の期限切れを理由に放送停止命令を出し、同局と系列局などが5月6日から一斉に放送中止に追い込まれていた問題でフィリピン下院は13日、緊急議会を開き当面5カ月間の暫定放送許可を与えることを決めた。 今後上院での審議・可決を経て最終的にはドゥテルテ大統領による署名でこの暫定放送許可の法案は成立し、近くABS-CBNは放送を再開することが...

フィリピン、新型コロナウイルス対策の都市封鎖延長 マニラとセブで

フィリピンは、今週末までとなっている新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(封鎖)措置を、首都マニラとセブ島で6月まで延長する方針を示した。 経済への影響を踏まえロックダウンの緩和に動きつつある世界各国の流れに逆行する。 ドゥテルテ大統領は12日午前に国営テレビで放送された新型コロナ対策会議で、措置の延長に言及したが、具体的にどの地域が対象になるかや延長の期間については触れなかった。その後、ローク報道官が、延長期間と地域を確認した。 報道官によると、低リスクと認定された国内の大半の地域で...

大手民放が放送停止、ラジオ局キャスター射殺 報道の危機強まるフィリピン

<政治家たちが意に反するジャーナリストを抹殺しようとしている> フィリピンの報道の自由が危機的状況を迎えている。大手の民間放送局が国家放送委員会(NTC)からの命令で放送中止に追い込まれたのに続き、FMラジオ局のキャスターが正体不明の男たちに射殺される事件も起きた。 2016年6月のドゥテルテ大統領就任以来殺害された記者は今回の事件を含めて16人に上るなど、フィリピンはジャーナリストが活動する最も危険な国の一つになっている。 マルコス独裁政権をピープルズパワーで打倒したいわゆる「エドサ革命」。それに...