「ドラマ」の記事一覧

笑えてハラハラできて胸を打つ──米ヒットドラマの主人公はエイリアン

<主人公は地球で生きる異星人、ケーブル局サイファイのオリジナル作品『レジデント・エイリアン』が進撃を続ける理由> サイファイは、基本料金のみで見られるアメリカのケーブルチャンネルとしては異色の存在だ。オリジナルドラマをヒットさせているのだから。 『レジデント・エイリアン』はコメディーかつシリアス路線で、殺人ミステリーものでもあるドラマ。アラン・テュディックが演じる主人公はコロラド州の架空の町で、人間のふりをして生きていこうと苦闘するエイリアンだ。 笑えるだけの作品ではない。人類滅亡を狙う異星人の物語...

韓国ドラマ、まさかの2話で打ち切り 中韓対立の炎上はキムチからエンタメへ

<反中意識が高まる韓国で、時代劇に中国テイストが混じったことで大炎上に──> 中韓のネットユーザーたちの間で昨年末から勃発したキムチ論争の余波が続いている。 フォロワー数1400万人を超える中国の人気ユーチューバー李子柒氏が、自身のチャンネルで「中国の伝統料理」というハッシュタグとともにキムチを紹介したことをきっかけに、韓国ユーチューバーHamzy氏も負けじとキムチ作りの動画を投稿して反撃した。 ところがこの件でHamzy氏は、中国での活動をマネジメントしていた中国の芸能事務所から契約を打ち切られて...

大人気ドラマの世界を再現した「愛の不時着展」に行ってみた!

<韓国財閥令嬢と北朝鮮軍人の恋を描くヒットドラマ『愛の不時着』の展示会では、数々の写真や映像、小道具が見られるが......> 日本のNetflixで配信開始されたのが昨年の2月下旬。10カ月以上たっても、いまだに根強い人気があるのが韓国ドラマ『愛の不時着』だ。今月初めに主演2人の熱愛報道が出たためか、再びNetflixの視聴ランキング「今日の総合トップ10」で1位に浮上している(1月8日現在)。 韓国の財閥令嬢でアパレルブランド社長のユン・セリ(ソン・イェジン)と、北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク(ヒ...

ディズニー、ダンボやピーター・パンの人種差別表現を認める 問題を浮き上がらせるネット配信サービス

<映画やドラマが制作された国以外で配信される今、制作当初は想定していなかったことで批判されることが増えてきた> 9月9日、ネットフリックスで配信が開始されると、世界中から多くの批判の声が上がったフランス映画『キューティーズ!』。今年2月に開催されたサンダンス映画祭では、ワールド・シネマ・ドラマ部門で...

映画やドラマ、バラエティーで炸裂する美魔女パワー ダイバーシティは人種やセクシャリティに留まらず

<米アカデミー作品賞に人種やセクシャリティでの多様性が必要とされる時代、メディアを彩るのは若者だけではない> 今月2日、アメリカの経済誌フォーブスが発表した「この1年間で、世界で一番稼いだ女優」ランキングの1位は、ソフィア・ベルガラだった。2019年6月から2020年6月までで、なんと4300万ドル(約45億4千万円)を稼いだのだという。 ソフィアは72年生まれの48歳だ。人気ドラマ『モダン・ファミリー』のラテン系セクシーママ役と言ったらピンと来る人もいるかもしれない。ちなみに、「世界で二番目に稼い...

韓国、『愛の不時着』を破り今年上半期もっともヒットしたドラマは?

<コロナ禍で家にいることが増えて、初めて韓流ドラマを見たという人も多いが、その韓国で今年話題になったドラマは......> 今年上半期は、世界中のエンタメ・コンテンツが、コロナウイルスの感染拡大の打撃を受けたが、その一方ではロックアウトなどで自宅にこもっている際のお供としてネットフリックスが大健闘した。その結果、ネットフリックスで配信された『愛の不時着』『梨泰院クラス』『キングダム』など韓国ドラマが注目され、これが引き金になって、日本では「第3次韓ドラブーム」が巻き起ったと言われている。 今回の韓ド...

コロナ禍で快進撃続くネットフリックス それを支える翻訳業界の裏側とは?

<エンタメ業界がコロナ禍で苦境にあるなか、ネットフリックスとそれを支える翻訳業界は売上を伸ばしている> 新型コロナウイルスの感染拡大後、全世界のエンターテインメント業界が大きな打撃を受けている。そんななか、OTT(Over The Top=ネット配信サービス)業界、特にネットフリックスは自宅隔離のお供として加入者数も増え、コロナ禍でも一人勝ちが続いているが、その好景気は他のエンターテインメント関連業界にも良い影響を与えているようだ。 今年、『愛の不時着』『梨泰院クラス』をはじめとする空前の韓国ドラマ...

韓国、Netflix急成長にタダ乗り議論で法改正 政府は韓国版Netflix育成を宣言

<ドラマや映画そして音楽といったコンテンツで世界に進出した韓国だが、それらの配信サービスにも力を入れようと動き出した......> ネットフリックスといえば、定額料金で映画やテレビ番組のコンテンツが見放題というサブスクリプション型OTT(Over The Top=ネット配信サービス)のトップを走るプラットホームだ。今年のコロナ禍による世界規模での巣ごもり生活でも、映画館に出かけられない多くの人がネットフリックスに助けられたのではないだろうか。 そのネットフリックスが4月に発表した2020年1~3月期...

キスは1日1度だけ、ラブシーンはCGで? 「ウイズコロナ」の映画やドラマはこう変わる

<大河ドラマ『麒麟がくる』を前代未聞の放映休止に追い込んだ新型コロナ。ドラマや映画の撮影現場はどうなるのか──> 新型コロナウイルスの世界的パンデミックは、これまでの常識を覆し、まったく新しい日常の姿を定着させようとしている。映像の世界でも撮影休止などコロナの影響を大きく受けていたが、感染予防の策が練られて、休止していた撮影が徐々に再開されようとしている。 日本の各テレビ局はドラマなどの撮影再開にあたって、現場でのガイドラインを作っているようだ。「手洗いうがい、距離を保ち、接触は避ける」など基本的予...

ドラマ版『スノーピアサー』にスタート早々の黄信号

<危機を生き延びても前途は多難ーー「安っぽさ」でタイムリーなテーマが台無しに> 軽率な富裕層のせいで大惨事に見舞われた地球。狭い空間に閉じ込められたひと握りの生存者。富裕層は優雅な生活を続けるため、平気で貧困層を犠牲にする......。 米ケーブルテレビ局TNTの新番組『スノーピアサー』は、今の時代にぴったりのドラマ。生存者を乗せた豪華列車「スノーピアサー」は、凍り付いた地球を永遠に周回し続ける。だがドラマのほうは、出発前から脱線している。 製作過程のごたごたも一因かもしれない。パイロット版の脚本・...