「ナイジェリア」の記事一覧

ナイジェリア、最大都市ラゴスなどに夜間外出禁止令 警察の暴力への抗議が暴動に発展、56人以上が死亡

ナイジェリアで21日、警察の暴力に対する抗議活動が一部で暴動に発展し、治安部隊による発砲で死者が出たほか、最大都市ラゴスや幾つかの州で夜間外出禁止措置が実施されるなど混乱が広がっている。 ブハリ大統領は「相互理解と平穏」を訴えているが、ラゴス市内では住民から相次いで発砲音を聞いたとの声が寄せられた。若者らは倒した信号機や樹木、岩などを使って主要道路を封鎖。ロイターが確認した映像には、武装した警官部隊が地面に横たわる男性を足蹴にした後、警官の1人が背中を撃ち、男性の体を引きずり回している様子が記録され...

ナイジェリア、警察への抗議デモ隊に兵士が発砲 アムネスティは15人殺害と発表

アフリカ最大の都市とされる、ナイジェリアのラゴスで20日夜、警察に抗議するデモ隊に兵士が発砲したもよう。目撃した3人によると、デモに参加していた少なくとも2人が撃たれた。 ナイジェリア全土ではここ2週間近く、警察の「対強盗特殊部隊(SARS)」に抗議する数千人規模のデモが連日行われている。 SARSは以前から強奪や拷問、殺人に関与しているとの批判があり、今月11日に解散したが、抗議は続いている。 発砲があったラゴスのレッキ地区でも、抗議デモが毎日行われていた。撃たれた2人の容体は不明。アムネスティ・...

WTO次期事務局長、ナイジェリアと韓国の女性2人が最終候補に 11月初めには決定

世界貿易機関(WTO)は8日、次期事務局長選挙の最終候補について、ナイジェリアのンコジ・オコンジョイウェアラ元財務相と韓国産業通商資源省のユ・ミョンヒ通商交渉本部長の2人が残ったと発表した。 5人の候補から絞り込まれた。2人とも女性であることから、設立から25年となるWTOに初の女性事務局長が誕生することになった。 ンコジ・オコンジョイウェアラ氏はナイジェリアの財務相や外相を歴任。経済学者のほか開発の専門家でもあり、現在は「ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)」の理事長を務めている。貧困国...

ナイジェリアで性暴力厳罰化──性犯罪者の去勢には疑問の声も

<ナイジェリアでは、ロックダウン以降、レイプ件数が3倍に跳ね上がった。このためカドゥナ州で性犯罪が厳罰化された......> カドゥナ州で性犯罪者は去勢のうえ死刑または終身刑に アフリカ最大の国ナイジェリアのカドゥナ州でこのほど、レイプが厳罰化され、有罪となった場合は、去勢(睾丸または卵管を摘除)された上に死刑または終身刑となることになった。同州知事が9月11日に署名し、即日施行された。 ナイジェリアでは新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3月下旬から大都市で外出禁止措置(ロックダウン)が取ら...

超希少ゴリラの子連れの群れ、初めて撮影に成功

<エコツーリズムによるゴリラとの共存を目指し、自ら狩猟を禁じてきたアフリカの村にも大きな希望が> アフリカのナイジェリアとカメルーンの国境にまたがる1万2000平方キロ程の山地の森に生息するクロスリバーゴリラは、今ではせいぜい300頭しか残っていないとみられている。ゴリラの亜種の中でも最も深刻に絶滅が懸念される種類だが、生息数の回復に希望の兆しが見えてきた。 国境地帯のムベ山脈に設置されたカメラトラップ(自動撮影装置)が今年5月と6月にとらえた画像に、赤ちゃんを連れた群れの姿が映っていたのだ。複数の...

ナイジェリアの分離独立「ビアフラ闘争」、内戦から半世紀を経ても未だ終わらず

<悲惨な内戦の終結から半世紀を経た今も、独立を望むイボ人と抑圧する政府の構図は変わらない> 若い人が知らないのも無理はない。50年前のことだし、あれからも世界中で数え切れないほどの紛争や内戦があったのだから。 1970年の1月15日、ナイジェリア(今やアフリカの大国だ)の内戦が、少なくとも形式上は終わった。南東部のイボ人が1967年に「ビアフラ共和国」の分離独立を宣言したことに始まる凄惨な争いだったが、負けたのはビアフラ側。ほぼ3年にわたる内戦と飢餓の犠牲者は200万~300万人とされるが、その大半...