「バチカン」の記事一覧

ローマ教皇「同性愛者は神の子であり法的保護を」明確な擁護発言

ローマ教皇フランシスコは、同性カップルはパートナーシップ制度「シビルユニオン」によって法的に保護されるべきとの見解を明らかにした。 21日にローマ国際映画祭で初上映されたエフゲニー・アフィネフスキー監督作のドキュメンタリー「Francesco」の中で述べたもので、7年前の即位以来最も明確に同性カップルの権利を擁護する姿勢を表明した。 教皇は、「同性愛者は神の子であり、家族の中に存在する権利がある。(同性愛者であることによって)放り出されたり、惨めな状況におかれたりすることがあってはならない」と語った...

ローマ教皇フランシスコ、公務の場で初めてマスク着用

ローマ教皇フランシスコ(83)が20日、公務の場で初めてマスクを着用した。 教皇はこの日、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会で行われた世界平和祈願の集いに諸宗教の指導者らとともに出席、白いマスクを着用した。 それまでは、バチカンで行われる週定例の一般謁見への送迎車中でのみ、マスクを着用していた。一般謁見では来場者と近い距離になる場合もあり、謁見の際にマスクを着用していないことに対し一部ソーシャルメディアで批判が出ていた。 イタリアでは、過去数週間に新型コロナウイルス感染が増加。過去24時間に確認さ...

ローマ教皇フランシスコ「新型コロナは自由市場と通貨浸透説の失敗を再度証明」

ローマ教皇フランシスコは4日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は市場の力だけに頼ったり、富裕層や大企業の優遇を通じて貧困層まで富を浸透させようという「トリクルダウン」を期待するだけの政策では社会的恩恵が生み出せないことをあらためて示したと指摘した。 教皇は、アシジの聖フランシスコの記念日であるこの日、兄弟愛と社会的友愛をテーマにした公文書(回勅)を発表。 その中で、税制優遇などにより大企業と富裕層を支援すれば投資や雇用創出を通じて社会全体に恩恵が浸透するとの保守派の主張について、「...

ローマ教皇が復活祭メッセージ「新型コロナウイルス対策、利己主義を排し世界の一致を」

ローマ教皇フランシスコは12日、キリスト教の復活祭に寄せて発表した祝福のメッセージ「ウルビ・エト・オルビ」(ローマと全世界へ)で、新型コロナウイルス感染拡大との戦いに関して「世界の一致」を呼びかけた。 教皇は、国際制裁の緩和や貧困国への債務免除、すべての紛争における停戦を訴えた。また、移民など苦しむ人への支援を求めた。 一方、特に欧州連合(EU)に対し、復興の方法で一致できなければ崩壊の危険があると警告した。 今年はテレビ中継の形で行われたサン・ピエトロ大聖堂からのメッセージは、2013年の就任以来...