「ビットコイン」の記事一覧

「腐敗と格差を助長する」ビットコインの法定通貨化に動揺する人々

中米エルサルバドルは9月7日、暗号資産(仮想通貨)のビットコインを世界で初めて法定通貨として導入。 この政策が腐敗と格差拡大の温床になると抗議する人々が首都サンサルバドルで声を上げた。 政府はスマートフォンアプリを通じて全国民がビットコインを手軽に使えるようにすると言うが、定着まで混乱が続きそうだ。 ===== 人口3000人、サーファーに人気のエル・ゾンテ村がビットコインで地域経済を回すプロジェクトの「実験場」に Bitcoin Beach El Salvador-YouTube...

ビットコインはコロナを経て、インフレヘッジ資産として劇的に成長した

<世界がインフレに怯える中、ビットコインをはじめ仮想通貨の価値が見直されている【インフレと仮想通貨論(後編)】> 【記事前半】ビットコインで「資産を守れる」は本当? インフレの「経済論戦」から考える 今日、世界的にインフレ懸念が高まっています。背景にあるのは、新型コロナウイルスによる経済失速への対応策として世界中で実施された大規模な景気刺激策があります。未曾有のマネー膨張と言われる中央銀行による金融政策の末路としてインフレが加速し、米ドルや日本円の価値が減少すると考える投資家は少なくないでしょう。 ...

ビットコインで「資産を守れる」は本当? インフレの「経済論戦」から考える

<インフレ懸念が高まっているが、そもそも世界はなぜインフレに怯えるのか?【インフレと仮想通貨論(前編)】> 米国経済が新型コロナから立ち直る中、インフレ懸念が再燃しています。日本ではインフレに対して危機感を持つ人は多くないようですが、米国が牽引する形で世界的にインフレが加速する可能性があります。 インフレとは簡単に言えば、円やドルなど法定通貨の購買力が低下することを意味します。しかし、理屈では分かっていても、現代の多くの市場参加者は不健全なレベルのインフレを実際に体験していません。インフレ率が高まる...

ビットコインを法定通貨に採用した国…仮想通貨が国家経済と財政を救う?

<米ドルを正式通貨とする中米エルサルバドルが、ビットコインを法定通貨に加えたい本当の理由> 中米エルサルバドルの大統領ナジブ・ブケレは若くて(この7月24日で40歳)大胆、そして予測不能だ。去る6月5日にはマイアミ(米フロリダ州)で開かれたビットコインの会議にビデオ出演し、重大な政策変更を発表した。暗号資産(仮想通貨)ビットコインを法定通貨に採用し、米ドルと共存させると発言したのだ(経済の混乱で旧通貨の信頼が失われたため、この国では2001年以降、米ドルが正式な通貨として用いられている)。 とんでも...

本気で国の未来をビットコインに賭けたウクライナ…その内情と勝算

<「仮想通貨大国」を目指し経済改革を狙うウクライナだが、犯罪への悪用や環境負荷の高さなど問題は山積している> それなりの経済規模はあるけれど産業の主力は農業と鉄鋼業で、国外の投資家には見向きもされない。そんな国が、外資を呼び込むにはどうしたらいいか。 ウクライナの答えはビットコインに代表される暗号資産(仮想通貨)だ。ロシアからクリミア半島を取り戻すことは無理でも、仮想通貨に群がる金融業者は呼び込めるかもしれない。だが、そこにはリスクが潜む。 ウクライナの南東部、ロシアからも近いザポリージャ原子力発電...

中国が1000人逮捕、仮想通貨マネロンの「協力者が後を絶たない」仕組み

<これまでに31万人が逮捕された。中国で暗号資産を使用したマネーロンダリング(資金洗浄)の取り締まりが強化されている> 中国で、暗号資産(仮想通貨)を使用したマネーロンダリング(資金洗浄)の取り締まりが強化されている。 公安省の6月9日の発表によると最近、5回目の「違法カード撲滅作戦」が行われ、1100人以上が逮捕、170以上の犯罪組織が摘発された。 同省の声明によると、犯罪組織は「コインファーマー」と呼ばれる実行犯を用意して、(不正に取得した)個人の銀行カードや個人情報を与え、仮想通貨取引プラット...

米司法省特殊部隊、ハッカーに支払われた身代金を仮想ウォレットから奪還

<システムを人質に取って企業に身代金を要求するランサムウェアの言いなりになれば、社会は大混乱に陥る。ビットコインで支払われた身代金を取り返したのは反撃の第一歩だ> 燃料を送油するパイプラインを運営する米コロニアル・パイプライン(以降、コロニアル)がサイバー攻撃を受け、米国最大のパイプラインが5月7日に一時的に操業停止に追い込まれた事件について、米捜査当局は6月7日、暗号資産ビットコインで支払われた数百万ドル相当の「身代金」の大半を取り戻しと発表した。 米司法副長官リサ・モナコは6月7日の記者会見で、...

ビットコインを暴落させたマスクにアノニマスが「宣戦布告」

<口先三寸のツイートで仮想通貨の相場を乱高下させ、勤勉な労働者の人生を破壊したと、義憤に燃えるハッカー集団アノニマス> ハッカー集団「アノニマス」は自動車大手テスラと宇宙開発企業スペースXのCEOで億万長者のイーロン・マスクが仮想市場を操作し、人々の人生を破壊していると非難する動画を発表し、「覚悟しろ」と警告した。 「これはアノニマスからイーロン・マスクへのメッセージだ」と、6月5日にユーチューブとフェイスブックに投稿された動画のなかで、グループのトレードマークであるガイ・フォークスのマスクで顔を隠...

これがわかれば暗号資産のことも何となくわかる、ビットコイン相場で話題の「マイニング(採掘)」って何?

<米テスラがビットコイン決済を中止したら価格が暴落、それも「マイニング(採掘)」のための消費電力が大き過ぎるから、とは??? 以下は、アナログ頭でもビットコインのことがボンヤリ見えてくる解説> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2021年5月31日付)からの転載です。 1――はじめに 昨年末以降、代表的な暗号資産であるビットコインが乱高下している。 足もとでは米大手電気自動車メーカーのテスラのCEO(「テクノキング」という肩書も名乗っている)であるイーロン・マスク氏による自社製品へのビットコ...

カール・アイカーンも参入!? ビットコイン暴落でも著名投資家は強気

<1カ月で半値になる暗号資産に、なぜ将来性があると思えるのか?> ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)の投資家にとって、この数週間は胃の痛む相場展開となっている。 代表的な暗号資産であるビットコインの価格がテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の発言や中国政府による規制強化の動きを嫌気した売りに押され、史上最高値をつけてからわずか1ヵ月余りで半値まで急落したほか、イーサリアムやドージコインなどのアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)も同じく大荒れ模様となっている。 著名投資家...