「ビートルズ」の記事一覧

ジョン・レノン「ビートルズ後」の音色──解説:大江千里

<ビートルズが解散したその年から始まったソロ活動──凶弾に倒れるまでの10年間にスタジオ録音されたアルバム8枚をつぶさに聴くと、ミュージックシーンの中心に居続けようともがいたジョンの一面が見えてくる。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 『ジョンの魂』(1970年) APPLE 2枚目のスタジオアルバム『イマジン』があまりに有名過ぎて若干割りを食ってる印象があるが、『ジョンの魂』はビートルズ解散後初のスタジオ録音ソロアルバムであり、これがあっての『イマジン』なのである。 2つのアルバムを、代わり番こに...

骨董商の男性とも交際──オノ・ヨーコが歩んだ40年【ジョン・レノン没後40周年特集より】

<前衛芸術家、ミュージシャン、平和活動家――87歳の今日まで精力的に活動し注目を集め続けてきた。本誌「ジョンのレガシー」特集より> ジョン・レノンが狂信的なファンのマーク・デービッド・チャップマンに射殺されてから40年。妻のオノ・ヨーコは長い間、世界中を旅し、実に多くの有力美術館や施設のためにアートを制作し、昔の曲をダンスナンバーとしてヒットさせる一方で、新曲のレコーディングも行っている。しかも、レノンの評判を注意深く守り、亡き夫の平和と愛のメッセージを世界に広めようとしてきた。 もっとも、ずっとこ...

1980年12月8日、ジョン・レノンが「神」になった日【没後40周年特集より】

<80歳まで生きようと語っていたヨーコとジョン。その願いを断ち切った悪夢――衝撃の事件を報じた当時の記事を再録(本誌「ジョンのレガシー」特集より)> かつて「カム・トゥゲザー(集まれ)」と歌った声に誘われるように、ニュースを聞いた人々が衝撃と悲しみを分け合おうと集まった。ビートルズの4人の中でも皮肉屋で、その音楽によって1つの世代を動かし、世界を魅了したジョン・レノンが、彼を崇拝する狂信的な若者によって自宅前で射殺された。 ニューヨークのセントラルパーク・ウェストと西72丁目の角にあるダコタハウスの...

現代のセレブも使うジョン・レノン式成功モデル

<偉大な音楽以外に彼が残したレガシーは、周囲の言うがままに踊らされる有名人から脱却して名声を「道具」にしたことだ。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 20世紀における最も革新的なミュージシャンの1人であるジョン・レノンは、名声という渦の中で人生を切り開いたパイオニアでもあった。 名声を追い求め、それについて語り、利用し、一旦は距離を置いたジョンは、最後には肥大した名声にのみ込まれた。その過程で彼は、スターダムとは何なのか、それはどのような影響力を持ち得るかを私たちに教えた。 亡くなる3日前、ジョンは...

現代のセレブも使うジョン・レノン式成功モデル

<偉大な音楽以外に彼が残したレガシーは、周囲の言うがままに踊らされる有名人から脱却して名声を「道具」にしたことだ。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 20世紀における最も革新的なミュージシャンの1人であるジョン・レノンは、名声という渦の中で人生を切り開いたパイオニアでもあった。 名声を追い求め、それについて語り、利用し、一旦は距離を置いたジョンは、最後には肥大した名声にのみ込まれた。その過程で彼は、スターダムとは何なのか、それはどのような影響力を持ち得るかを私たちに教えた。 亡くなる3日前、ジョンは...