「ファイザー」の記事一覧

mRNAワクチンが世界を変える、と言える理由

<新型コロナのゲームチェンジャーとなった、モデルナとファイザーのmRNAワクチン。どこが画期的だったのか。その弱点をカバーした新技術とは何か> 先進国を中心に新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいる。病院に入り切らないほど多くの患者、家族との悲しい別れ、ロックダウン(都市封鎖)、失業、延々と続く自粛生活など、世界がはまり込んだコロナ禍という長く暗いトンネルに、ようやく明るい光が見えてきた。 その意味で、ワクチンはこれまでの流れを一変するゲームチェンジャーと言っていい。 なかでも注目されるのは、メ...

ファイザー製を選り好み……身勝手なドタキャン問題化 カナダ

<「より優れたワクチン」を引き当てようと、不人気ブランドの接種を当日キャンセルする人々が相次いでいる> カナダ南東部のオンタリオ州ハミルトン市で、ワクチン接種の悪質な当日キャンセルが問題となっている。ハミルトンはトロント市街から車で1時間ほどに位置し、150を超える滝を擁する滝の街として知られるほか、鉄鋼業で栄える工業都市としても有名な街だ。 このところ現地ではSNSなどを通じ、ファイザー製ワクチンの方が効能に優れるとする風説が流れている。市民としてはファイザー製を予約したいところだが、予約段階でワ...

自国のワクチンにケチがついた腹いせにファイザーのワクチンが危ないと言いふらす中国

<新型コロナウイルスの発生源を調べるために武漢に入ったWHO調査団からも世界の目を逸らしたい狙いが> 中国企業が開発した新型コロナウイルスワクチンの有効性が低いとの研究結果が明らかになる中、中国の政府系メディアは厳しい治験を経て数カ国で承認されたファイザーのワクチンに対するフェイクニュースを流布している。 オーストラリアの政府系シンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)」によれば、ブラジルで行われた研究で中国のシノバック・バイオテック社のワクチンの有効性が当初見込まれていたよりはるかに低...

ファイザーのワクチンで激しい副反応を経験した看護学者が警告

<ファイザーの臨床試験に参加した看護学者は、2度目の接種の後に事前説明にはなかった予想外の激しい症状に襲われた> カリフォルニア在住の看護学者が、医師たちに対して、米ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種で生じる可能性のある副反応を接種前に明確に説明するよう求めている。この研究者自身が、ファイザーの第3相臨床試験を受けた際に複数の激しい症状を体験したためだ。 カリフォルニア大学看護学校のクリステン・チョイ助教。米医師会雑誌(JAMA)の内科部門専門誌に12月7日付けで掲載されたレポート...

「画期的」ワクチン発表のファイザーが、トランプ資金を受け取らなかった理由

<科学者たちを「政治的な圧力」から守るために米政府の補助金は受けず、研究開発費は全額自社で賄ったという資金力と矜恃> 新型コロナウイルスのワクチン開発に期待がかかる米製薬大手ファイザーは11月9日、ワクチンの開発にあたって、米ドナルド・トランプ政権が推し進める「ワープ・スピード作戦」からの助成金は受け取っていないことを明らかにした。 ワープ・スピード作戦は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃にトランプ政権が発足させた、ワクチン開発・供給の迅速化を図るための計画。契約企業と協力の上、2021年1...