「ファーウェイ」の記事一覧

中国はファーウェイ5Gで通信傍受する、英米の歴史からそれは明らか

<エニグマ解読からNSAの電話情報収集まで──その機会があればいつだって熱心に他国の通信情報を盗み取ってきた国家の歴史を教訓とするならば、中国政府がファーウェイを悪用しないはずがない> 国内で整備する第5世代(5G)移動通信システムから中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)を排除する──イギリス政府は7月半ばに、そう発表した。アメリカ政府の科す制裁措置を考慮するとファーウェイ製の通信機器は使用できないと、英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)が結論を下したとされている...

アメリカ猛攻──ファーウェイ排除は成功するか?

7月24日、EUは5G調達先の多様化に向け措置を講じる必要があるとしファーウェイ排除を示唆した。14日にはイギリスがアメリカの圧力を受けて2027年までのファーウェイ撤退を宣言したばかりだ。 ヨーロッパにおけるファーウェイ排除は進むか 7月24日のロイター電によると、EU(欧州連合)の執行機関である欧州委員会が「EU加盟国は次世代通信規格5G機器の調達先の多様化に向け、直ちに措置を講じる必要があるとの見解を示した」とのこと。となれば、ヨーロッパにおけるファーウェイ排除の動きが進む可能性がある。 とい...

イギリス、ファーウェイ5G製品排除へ 限定容認から一転、中国は反発

英国のジョンソン首相は14日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の製品を第5世代(5G)移動通信システムから2027年までに完全に排除すると発表した。当初は同社の限定的な参入を容認する姿勢だったが、方針転換した。 デジタル・文化・メディア・スポーツ相のダウデン氏は、年末以降、通信事業者によるファーウェイの5G製品購入は違法行為に当たるとした上で、5Gの導入は2年から3年遅れ、最大20億ポンド(25億ドル)の追加費用が発生すると明らかにした。 米国は安全保障上の理由でファーウェ...

「香港国家安全法」に反対の立場を取ったトルドーに中国が報復誓う

<日本を含む他の国々にとっても他人事ではない香港という踏み絵にどう対応するか> 駐カナダ中国大使は、カナダ政府が中国の「香港国家安全維持法」に対する制裁を発表したことに反発した。 从培武大使は7月7日付のトロント・スター紙のインタビューの中で、ジャスティン・トルドー首相率いるカナダ政府について、香港を通じて「中国に内政干渉を行う」のはやめるべきだと批判した。 中国政府とその当局者たちは、香港国家安全維持法に対する批判に強く反発している。国際社会は中国が7月1日から施行した同法について、香港での反政府...

中国「半導体銘柄」にバブル到来か 対米摩擦で政府が国産支援

米国が中国のハイテク企業に対する締め付けを強化し、この分野で米中の主導権争いが激化する中、中国の半導体産業が投資ブームに沸いている。株式価値は上場企業、ベンチャーが支援する企業ともに高騰し、バブルの域に達しつつある。 上場している中国半導体企業45社は、株価収益率(PER)が100倍を超え、株式市場で最も割高なセクターとなった。 かつて消費者向けインターネット株に集中していたベンチャーキャピタルも半導体企業に関心を転換、未上場企業の案件に群がっている。ゼロ2IPOのデータによると、半導体セクターへの...

ドイツで拡大する5Gネットワーク網 ファーウェイとの提携には懸念も

<ドイツの通信大手ドイツテレコムが、5Gサービスを試験的に開始> ドイツの通信大手ドイツテレコムは6月16日、デュッセルドルフと周辺地域で第5世代(5G)移動通信システムのサービスを試験的に開始。 キックオフを祝して、同市のテレビ塔「ラインタワー」が企業カラーのマゼンタに染まった。 ただ同社が中国企業の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)との提携を打ち出していることには懸念の声もある。 <本誌2020年6月30日号掲載> 【話題の記事】 ・異例の猛暑でドイツの過激な「ヌーディズム」が全開 ・中国...

米商務省、国内企業とファーウェイの5G開発協力を容認 新規則公表

米商務省は16日、国内企業が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]と協力して第5世代移動通信システム(5G)など最先端技術の基準を開発することを認める新たな規則を発表した。 18日の連邦官報に正式に掲載される予定。 米政府は昨年、国家安全保障上の懸念を理由として、政府の許可なく米国企業から製品や技術を調達することを禁止する「エンティティーリスト」にファーウェイを追加。新規則ではこの指定を修正し、「標準化機構における標準の修正や開発」に寄与する場合、ファーウェイや関連企業と特定の...

韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機を操作した可能性

<文在寅率いる与党の圧勝に終わった韓国総選挙で、開票機やファーウェイ製の通信機器、郵便投票と期日前投票に使われたQRコードなどが不正に操作された疑いが浮上> 4月に行われた韓国総選挙は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の与党「共に民主党」の圧勝だった。だがその後、選挙に不正があったという疑惑が持たれている。 イーストアジア・リサーチセンターによると、不正行為はデジタル面に関するものだ。開票機やコンピューターのハードとソフト、そして中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が製造した情報ネットワーク...

英ジョンソン、中国ファーウェイの5G参入制限へ 新型コロナ危機で方針転換

英国のジョンソン首相は、次世代通信規格「5G」の通信網構築で、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の参入余地を制限する方針だ。英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が22日、伝えた。 今年1月に限定的な参入を容認する方針を示していたが、新型コロナウイルス危機で方針を修正したもようだ。これに先立ち、英紙タイムズは、ジョンソン首相が、新型コロナ危機を踏まえ、必要不可欠な医療用品などの調達で中国への依存をやめる計画の策定を指示したと伝えていた。 英首相官邸はコメントを差し控えた。ファーウェイのコメントは...

欧州一の反中国家チェコに迫る中国「マスク外交」

<マスク不足を足掛かりに、長らく関係が冷え込んでいたチェコへの影響力拡大を狙う中国。EUとNATOの加盟国であるチェコを通じて西側の結束を揺るがす狙いだ> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の発生以降、中国がイメージアップのための「マスク外交」に力を入れているのは周知の通りだ。中国は新型コロナウイルスの発生源である上、当初、感染拡大の事実を隠蔽して世界中にウイルスをばら撒いたと非難されているためだ。なかで特別の注目を集めているのが、中国とは疎遠になっていた中欧・チェコ共和国の出方だ。...