「フィリピン」の記事一覧

フィリピン首都マニラ都市圏が再ロックダウン 新規感染が東南アジアで最多更新

新型コロナウイルス感染が再拡大しているフィリピンの首都マニラ都市圏で4日、ウイルス封じ込めに向けたロックダウン(都市封鎖)措置が再導入された。2週間継続される見通し。 公共交通機関は休止され、理容店などは営業停止、レストランなどの営業も制限される。検問所の設置によって人の移動を制限し、食料品や必需品の買い物に限り1世帯から1人のみの外出が許される。 マニラと近郊には大半の経済活動が集中し、人口は国内全体の4分の1に相当する約2800万人。 ロックダウン措置が6月に緩和されて以来、フィリピンの新型コロ...

比テロ組織が誘拐・海賊を再開か テロ専門家などシンポジウムで指摘

<中国の南シナ海進出に警戒するフィリピン。だが九段線の南にも問題が──> フィリピン南部ミンダナオ島やスールー諸島を主な活動拠点とするイスラム系テロ組織「アブ・サヤフ」が一時中断していた誘拐や海賊行為による活動資金調達を目的とする活動を近く再開する可能性があることが分かった。テロ問題の専門家などが参加してオンラインで開かれたフォーラムで指摘されたもので、周辺国の海上治安当局や船員、漁民に対して警戒を強めるように呼びかけている。 これは新型コロナウイルスの感染防止の観点からオンラインで開催されたフォー...

フィリピン、ドゥテルテが超強硬コロナ対策「マスク着用やソーシャルディスタンス守らない者は逮捕」

フィリピンは21日、新型コロナウイルス感染の検査を拡充すると発表した。国内では6月のロックダウン(都市封鎖)緩和以降、感染者と死者が急増、ドゥテルテ大統領はマスクを着用していない者は逮捕すると表明した。 デュケ保健相は大統領との会談で、政府は1日の検査数を現在の2万─2万3000人から3万2000─4万人に拡大することを目指していると述べた。 これまでに約110万人を検査しているが、目標は人口の約10分の1に当たる1000万人を来年第2・四半期までに検査することだという。保健相は、「全市民を検査する...

比ドゥテルテ長男、マニラの空港「ニノイ・アキノ」の名称変更を提案 大統領選めぐる動きか

<アジアの現代史が反映された国際空港は、21世紀の政治によって塗り替えられるのか> フィリピンのドゥテルテ大統領の長男で国会下院副議長のパオロ・ドゥテルテ議員が、下院議会に対して首都マニラの玄関口である「ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)」の名前を変更するべきとする法案を提出したことが明らかになった。フィリピンの主要メディアが6月25日に一斉に伝えた。 他の下院議員との連名で提出された「空港名称変更」議案によると現在の空港名を「フィリピン国際空港」と改めることを求めている。これは空港名に冠された「ニ...

比ドゥテルテ、米軍地位協定破棄を保留 同盟決裂ひとまず回避

フィリピンのロクシン外相は2日、国内での米兵の法的地位を定めた「訪問軍地位協定(VFA)」の破棄をドゥテルテ大統領が保留したと明らかにした。外交関係の多様化を図ることが理由という。 同協定はドゥテルテ大統領が今年2月、米国側に破棄を通告し、8月に失効する予定だった。今回の保留措置により、両国の同盟関係の決裂はひとまず回避された。 ロクシン外相は破棄決定をすでに米国側に通知しており、米国は好意的に受け止めていると指摘した。 マニラの米国大使館は「長きにわたる協定は両国の国益に資してきた。安全保障や防衛...

政権批判のテレビ局、暫定放送再開に許可 フィリピン、放映権更新審議を継続へ

<首都の都市封鎖が続くなか、大手民放が放送停止という異常事態はようやく解消へ> フィリピンの大手テレビ局ネットワークのABS-CBNに対して国家放送委員会(NTC)が放映権の期限切れを理由に放送停止命令を出し、同局と系列局などが5月6日から一斉に放送中止に追い込まれていた問題でフィリピン下院は13日、緊急議会を開き当面5カ月間の暫定放送許可を与えることを決めた。 今後上院での審議・可決を経て最終的にはドゥテルテ大統領による署名でこの暫定放送許可の法案は成立し、近くABS-CBNは放送を再開することが...

フィリピン、新型コロナウイルス対策の都市封鎖延長 マニラとセブで

フィリピンは、今週末までとなっている新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(封鎖)措置を、首都マニラとセブ島で6月まで延長する方針を示した。 経済への影響を踏まえロックダウンの緩和に動きつつある世界各国の流れに逆行する。 ドゥテルテ大統領は12日午前に国営テレビで放送された新型コロナ対策会議で、措置の延長に言及したが、具体的にどの地域が対象になるかや延長の期間については触れなかった。その後、ローク報道官が、延長期間と地域を確認した。 報道官によると、低リスクと認定された国内の大半の地域で...

大手民放が放送停止、ラジオ局キャスター射殺 報道の危機強まるフィリピン

<政治家たちが意に反するジャーナリストを抹殺しようとしている> フィリピンの報道の自由が危機的状況を迎えている。大手の民間放送局が国家放送委員会(NTC)からの命令で放送中止に追い込まれたのに続き、FMラジオ局のキャスターが正体不明の男たちに射殺される事件も起きた。 2016年6月のドゥテルテ大統領就任以来殺害された記者は今回の事件を含めて16人に上るなど、フィリピンはジャーナリストが活動する最も危険な国の一つになっている。 マルコス独裁政権をピープルズパワーで打倒したいわゆる「エドサ革命」。それに...