「フェイスブック」の記事一覧

ミャンマー「SNS戦争」、国軍対フェイスブック

<ミャンマーで圧倒的シェアを誇るフェイスブック、ネット上で市民を恫喝する国軍の利用を禁止したが> ミャンマー(ビルマ)でクーデターが起きてから5週間。国軍による市民への攻撃は過激さを増し50人超の犠牲者を出す惨事になっているが、抗議活動を諦めない人々の姿は今も路上にあふれる。国民が一丸となって主権の奪還を求めて戦う傍らで、民主主義を懸けて軍と戦うもう1つの「戦士」がいる。フェイスブックだ。 軍やその関係者は戦車や銃弾だけでなく、フェイスブックを中心としたソーシャルメディア上でもプロパガンダや恐喝めい...

話題のクラブハウスにフェイスブックCEOが登場、その狙いは?

<テスラのイーロン・マスクなど有名人の出演で注目される音声SNSにザッカーバーグが登場するとあってネットは大騒ぎに> フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは2月4日、音声SNSのクラブハウスにゲスト出演した。その数日前には、テスラのイーロン・マスクCEOが同じ番組に登場し、話題になったばかりだ。 ソーシャルネットワーキング界に君臨する億万長者ザッカーバーグは、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を中心に、製品開発やソーシャル・エクスペリエンスの研究をしている同社のリアリティラボについて話した。...

パーラー排除で息を吹き返したSNS「ギャブ(Gab)」は、かつて反ユダヤ主義の温床だった

<米議会乱入事件を受けて、フェイスブックやツイッターはトランプのアカウントを閉鎖し極右SNSを排除しているが、代替右派サイトの恨みは深まるばかり> 「ギャブ(Gab)」は、主流プラットフォームから締め出された白人のナショナリストや陰謀論者、極右、人身攻撃者などが集まる過激なSNSサイトの一つとして知られている。その最高経営責任者(CEO)であるアンドリュー・トーバは1月10日、一日の新規ユーザー獲得数がおよそ60万人に上ったと述べた。 2016年にギャブを立ち上げた保守派のプログラマーのトーバは、1...

インチキ陰謀論「Qアノン」がばらまく偽情報を科学は止められるか

<公正な選挙の実施を妨げているQアノン。陰謀論を拡散する謎の集団はいかにして信者を取り込んでいるのか。影響力拡大の実態と、制御が困難な理由とは?> 最初に仕掛けた3人の名は分かっている。トレーシー・ディアス、ポール・ファーバー、そしてコールマン・ロジャースだ。彼らが謎の人物「Q」に成り済まし、リベラル派は危険な小児性愛者だという怪しげな陰謀論をばらまいた。2018年のことで、それがQアノン(匿名のQ)と呼ばれる偽情報拡散ネットワークの始まりだった。 彼らはインチキ情報の拡散で巧みに稼いでいる。まずは...

デマ情報の「スーパースプレッダー」を放置するフェイスブック

<53件の問題投稿のうち、同社が誤りと認定していたのは3件のみ。米大統領選に関する誤情報の発信源をフェイスブックが放置している実態が明らかに> SNS各社がデマ情報の拡散防止策を掲げるなか、フェイスブックが米大統領選に関する誤情報の発信源を放置している実態が浮き彫りになった。メディア報道の信頼性を評価するニュースガードは、デマ情報を発信・拡散する「スーパースプレッダー」となっているフェイスブックの40のアカウントを特定。計2290万人のフォロワーに届いたとみられる53件の問題投稿のうち、同社のファク...

【動画】トランプ再選の朝を描いたシュールな政治広告

<投票日の翌朝に再選されたトランプという「朝日」が昇る──勝利宣言さながらの動画が既にスタンバイ中> 11月の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプ陣営が、フェイスブックに新たな広告を投稿した。「リベラル派が嘆き叫ぶなか、トランプの顔をした日が昇る」というこの広告はトランプ再選を意味するもので、政治広告に関するフェイスブックの規定の「抜け穴」を利用する形で投稿された。 広告は、ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグが19世紀に作曲した組曲「ペール・ギュント」の中の1曲、「朝の気分」を流して投票...

トランプ、SNSでコロナを再び過小評価 FBは投稿削除、ツイッターは警告表示

新型コロナウイルス感染で先週末に緊急入院し、前日退院したトランプ米大統領は6日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を季節性インフルエンザと比較し、コロナの脅威を改めて過小評価する主張を投稿した。 トランプ大統領はツイッターへの投稿で「インフルエンザの季節がやって来る!」とし、「ワクチンがあっても、時に10万人を超える多くの人が毎年、インフルエンザで亡くなっている。しかし、われわれはインフルエンザと共に生きることを学んだため、米国を閉鎖することはない。同様に、コロナと共に生きることを学ん...

フェイスブック、中国系の161アカウントを削除 アジアや米国の政治に影響与える利用で

フェイスブックは22日、認証されていない中国系の一連のアカウントを削除したと発表した。その一部にはトランプ米大統領への支持や不支持を表明する投稿がなされており、アジアや米国の政治に影響を及ぼす目的で使用されていたとしている。 削除したのは、フェイスブックの155アカウントとインスタグラムの6アカウント。 フォロワー数や投稿数が最も多かったアカウントはフィリピンにあり、南シナ海における中国の行動やドゥテルテ大統領を支持する書き込みがなされていた。 米国にあったアカウントは、フォロワー数や記事数は少ない...

SNSの3つの特徴は「バカの先験的条件」なのかもしれない

<生きている以上、バカの存在を避けて通ることはできない......という理由から生まれた『「バカ」の研究』。各界の論客が傾向や対策法を研究した本だが、例えば「SNSにおけるバカ」はどんな特徴を持つのか> 『「バカ」の研究』(ジャン=フランソワ・マルミオン 編、田中裕子 訳、亜紀書房)とは、ずいぶん攻撃的なタイトルである。そもそも、なぜバカを研究する必要があるのか? その意図について、自称「あなたの忠実なバカ」である編者は次のように述べている。 わたしたちはみな、毎日ほぼ例外なく、バカなことを見たり、...

大統領選は騒乱の合図? 一方的な勝利宣言や不正投票疑惑の炎上と暴力を止められるのか

<新型コロナと人種差別問題で発火寸前のアメリカで、しかも郵便投票の開票で何日も結果発表を待たされる時、何が起こってもおかしくないと、フェイスブックのザッカーバーグも身構える> 11月の米大統領選挙では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で郵便投票が増えることから、例年よりも選挙結果の判明が遅れると予想されている。こうしたなか、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、再び選挙をめぐる偽情報が出回る可能性があるとして、備えを進めている。 2016年の米大統領選では、ロシアのトロ...