「プーチン」の記事一覧

ロシアで「40万人デモ」が計画中 プーチン政権の重大リスクに

<服役中のナワリヌイは体調不良を訴えてハンストを実施中だが、彼を支援する大規模なデモが計画されている> 毒殺未遂事件を生き延びてロシアに帰国した反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイが1月に逮捕されると、ロシア全土に抗議デモの嵐が吹き荒れた。だがこの春、それを上回る規模の抗議運動がプーチン政権にさらなる揺さぶりをかけるかもしれない。 懲役2年6カ月の判決を受けて服役中のナワリヌイは、両手の感覚が麻痺するなどの体調不良を訴え、治療を求めてハンガーストライキを行っている。彼の支援ネットワークは再び大規模...

毒殺未遂ナワリヌイが今度は刑務所で体調悪化 反政府デモ再拡大の可能性も

<ロシアに帰国後、すぐに拘束されて収監されたナワリヌイだが、刑務所内でひどい体調悪化を訴えているという> モスクワの刑務所で服役しているロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイの体調悪化が懸念されている。 プーチン大統領の不正を告発してきたナワリヌイは、昨年8月の毒殺未遂の後、ドイツでの療養を経て今年1月に帰国。過去の有罪判決の執行猶予手続きに違反したとして懲役2年6カ月の有罪判決を受け、収監された。 陣営幹部によれば、ナワリヌイは背中のひどい痛みと右足の麻痺を訴えているが、鎮痛剤を与えられただ...

ロシアの政権転覆が成功しない理由──ナワリヌイとエリツィンは違うから

<毒殺されかけ、ロシア帰国後に逮捕された反政府活動家ナワリヌイの釈放を求めて、何万もの市民が抗議デモを行っている。しかし、それがプーチン独裁の終焉につながる可能性は極めて低い> 厳寒のロシアで、何万もの市民が街頭に繰り出した。去る1月23日のこと、反政府派の著名活動家アレクセイ・ナワリヌイの即時釈放を求める抗議デモだった。 ナワリヌイは5カ月前、化学兵器に使われる神経剤ノビチョクで毒殺されかけ、ドイツで治療を受けていたが、1月17日に帰国した途端に逮捕された。今は首都モスクワ市内に収監されており、こ...

バイデン政権、反政府デモ弾圧のプーチンを厳しく非難

<ロシア外務省は「あからさまな国内問題への干渉」と反発> ロシアで反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイの拘束に抗議する集会やデモが各地で起き、1日で約5000人が逮捕された問題で、アメリカ政府は1月31日、「平和的な抗議運動の参加者」への支持を表明するとともに、逮捕者の即時釈放を求めた。 アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官はロシア政府に対し、各地で起きたナワリヌイ支持者のデモに対する厳しい締めつけや取り締まりをやめるよう求めた。 「アメリカはロシア当局が平和的な抗議運動の参加者やジャーナリストに...

ナワリヌイ釈放要求デモはロシアをどう変えたか

<ロシア全土で展開された前例のない反政府デモは「ロシアの春」につながるのか> ロシアでは1月23日、約100の都市や町で、反体制派活動家アレクセイ・ナワリヌイの暗殺未遂と身柄拘束に抗議する大規模なデモが行われた。国民がここまで反政府感情をむき出しにするのは、ロシアでは珍しい。 デモの参加者たちは凍てつく寒さや高圧的な機動隊、新型コロナウイルスの感染リスクもものともせず、政府に対する怒りの声をあげた。報道によれば、首都モスクワでは4万人が参加したほか、抗議はロシア全土に広がり、約3000人が警察に身柄...

トランプ支持者たちがロシアに移民希望?──ロシアの巻き返しが始まった

<ロシアが、米議会襲撃などアメリカの政権交代に伴う混乱に乗じたプロパガンダ作戦を開始> ロシアの外交官たちは、ロシアにより敵対的なスタンスをとるとみられるジョー・バイデン政権の誕生を目前に控え、また1月17日にロシアに帰国した反体制活動家のアレクセイ・ナワリヌイが即座に身柄を拘束されたことで国際社会からの非難にさらされて、米国内の混乱に形勢逆転のきっかけを掴もうとしている。 ドナルド・トランプ米大統領が大統領選での敗北を認めず、1月6日には遂にトランプ支持者が連邦議会議事堂を襲撃する歴史的大事件に至...

ロシアが誇る「スプートニクV」ワクチンは90%有効、でもプーチンは受けない

<自慢の新型コロナウイルスワクチンを自分は接種しない矛盾> ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、同国が開発を進めている新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける予定はないとロシア政府報道官が発言した。ブルームバーグ・ポリティクスが11月24日に報じたところによれば、大統領報道官で大統領府副長官のドミトリー・ペスコフは記者団に対し、開発途中のワクチンを大統領に接種することは「あり得ない」と話したという。 ペスコフは、ロシアで最も開発が進んでいるスプートニクVの接種をすでに受けた約2...

米国務長官に指名されたブリンケンの外交語録

<ロシアと北朝鮮に甘く中国と同盟国には厳しかったトランプ政権の外交は正常化するか> 米大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデンは、アンソニー・ブリンケン(58)を次期政権の国務長官に指名すると発表した。 ブリンケンはバラク・オバマ前政権で国務副長官や国家安全保障問題の大統領副補佐官を務めた。当時、...

どん底まで落ちた米ロ関係を修復できる? ロシアがバイデン政権に寄せる期待

<「バイデン勝利はロシアにとって不利」というのが一般的な見方だが、安全保障の議論をまともに行える大統領なら米ロ関係を修復できると考える一派も政府内にはいる。本誌「米大統領選2020 アメリカの一番長い日」特集より> ロシアでもアメリカ大統領選挙は国民的な関心事だ。国営テレビを主な情報源とする一般の人々は毎日のようにトークショーでこの話題を見聞きしているし、エリートたちも高級レストランや政府機関の廊下でドナルド・トランプ米大統領とジョー・バイデン前米副大統領のバトルについて好んで議論し合っている。 バ...

プーチン、バイデンの息子めぐる疑惑否定 トランプ発言に同調せず

ロシアのプーチン大統領は25日、米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の息子ハンター氏のウクライナやロシアとの過去のビジネス上の関係について刑事犯罪に当たるものは全くないとの認識を示し、この問題でバイデン氏を攻撃してきたトランプ大統領の主張に反論した。 トランプ氏は大統領選候補者討論会で、バイデン氏とハンター氏が中国とウクライナで不正行為を行ったとする疑惑を訴えてきた。この疑惑は立証されていない。バイデン氏は同疑惑は事実ではないとしてきた。 プーチン氏は過去に、トランプ氏がロシアとの関係改善を求め...