「プーチン」の記事一覧

異常に低いロシアの新型コロナウイルス致死率 陽性者が亡くなっても死因はがんなどに

今月ロシアの首都モスクワの病院で、リュボフ・カシャエバさんが74歳の生涯を閉じた。彼女は2回、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていたが、公式の死因とされたはコロナではなく、患っていたがんだった。 義理の娘のダリア・コルニロワさんは「医師の診断書には悪性腫瘍による死亡と記されていた。コロナとはどこにも書かれていなかった」と話す。 カシャエバさんのように、新型コロナに感染して亡くなりながら、死因は別の理由とされた人はロシアで何千人にも上る。 同国の新型コロナ感染者数は29万9941人と世界第2位だ...

感染者急増するロシアはコロナ対中包囲網にどう対応するか──モスクワ便り

未曽有の被害を人類にもたらしているコロナ災禍に対して西側諸国は、中国に賠償を求めるべく対中包囲網を強化している。蜜月の中露はどう対応するかを、プーチン側近とも接触のある「モスクワの友人」に聞いた。 対中包囲網を強化する西側諸国 今年4月29日、フランスのFRI(Radio France Internationale、ラジオ・フランス・アンテルナショナル、フランス国際ラジオ)は、<コロナに対して世界8か国が中国に100兆ドルの損害賠償を求めている 中国激怒>と報道した。それによれば、4月29日までの時...

ロシア、今度は大統領報道官が新型コロナ感染 プーチンとは1カ月接触なし

ロシアのインタファクス通信によると、ペスコフ大統領報道官は12日、新型コロナウイルスに感染し、治療を受けていることを明らかにした。 タス通信によると、ペスコフ報道官が最後にプーチン大統領と会ったのは1カ月以上前という。 新型コロナの流行が始まってから、プーチン大統領はモスクワ郊外の大統領公邸から職務をこなし、多くの会議をビデオを通じて行っている。 ロシアではこれまでにミシュスチン首相ら複数の主要閣僚の感染も明らかになっている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン...

感染爆発中のロシアで地殻変動? コロナ対応でプーチン支持急落

<あらゆる権限が大統領に集約されてきたロシアについに変化が> ロシアのプーチン大統領の支持率がかつてないほど落ち込んでいる。独立系調査機関のレバダセンターによると、支持率は2000年の就任時の61%よりも低い59%と、在任期間中では最低値を記録した。調査はロシアが3月末にロックダウン(都市封鎖)状態に入った後の4月下旬に行われ、不支持率は33%だった。 プーチンは3月、新型コロナウイルスは制御下にあると発言したが、ロシアの感染者数は5月8日現在で約19万人と世界で5番目に多く、死者数は1723人に上...

ロシア、閣僚3人目の新型コロナウイルス感染確認 抑制策3段階で緩和へ

ロシアが新型コロナウイルス感染拡大抑制策を3段階に分けて緩和することが6日、当局者の話で明らかになった。プーチン大統領もこの計画に支持を示している。 モスクワのソビャーニン市長は、モスクワ市内で感染者数が増加しているのは検査実施件数の増加を反映しているとし、感染を巡る状況は過去2週間で安定化したと指摘。ただ感染拡大抑制策の一部が12日以降に緩和されても、外出自粛などの措置は必要になるとの考えを示した。 プーチン大統領は政府当局者、および地方政府の長官らとのテレビ会議で、これまでに得られた進展を無駄に...

プーチンを襲うコロナ経済危機 高まるロシア国民の不満

ロシアでは22日、プーチン大統領の2036年までの続投を可能とする憲法改正案の是非を巡る全国投票が行われるはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で延期になり、実施日程のめどはつかない。 5月に予定された第2次世界大戦戦勝75周年式典の軍事パレードも延期。旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元将校だったプーチン氏が長年、自身のおかげでロシアが復活を遂げたと誇示するために利用してきた歴史顕彰のイベントだった。 プーチン氏はこれまで数々の危機を乗り越えており、政権転覆が差し迫っている兆候が出ているわ...