「ベイルート」の記事一覧

深まるベイルート大爆発の謎 原因となった硝酸アンモニウム、所有者は誰か?

レバノンの首都ベイルートの大爆発に関してロイターは、港湾地区に保管され、爆発を引き起こした大量の硝酸アンモニウムの所有者を突き止めるべく、10カ国で取材を展開した。 しかし文書の紛失、情報の秘匿、複雑に結び付いた正体のはっきりしない小さな企業などが出てくるばかりで、所有者の身元を割り出すことはできなかった。 硝酸アンモニウムをベイルートまで運んだモルドバ船籍の貨物船「ロサス」の関係者はいずれも、所有者を知らないか、質問への回答を避けた。ロサスの船長、硝酸アンモニウムを製造したジョージアの肥料メーカー...

レバノン爆発事故は人災? 安全保障当局が7月に大統領と首相に危険性警告していた

レバノンの首都ベイルートで4日発生した大爆発事故の原因とされる港に保管されていた2750トンの硝酸アンモニウムについて、アウン大統領やディアブ首相は安全保障当局から事前に危険性を警告されていた。ロイターが、当局による報告書や複数の安全保障担当高官の取材を通じてこの事実を突き止めた。 今回初めて存在が明らかになった報告書は、国家安全保障局が事故に至る経緯をまとめたもので、その中には7月20日付けで大統領と首相宛てに私信が送られたことが記されている。報告書で私信の具体的な内容は言及されていないものの、あ...

大規模爆発のレバノン首都で反政府デモ 警官1人死亡、100人以上が負傷

レバノンの首都ベイルートを破壊した爆発事故は反政府デモに発展、8日には参加者らが政府庁舎に押し入るなどし、治安部隊と衝突した。 赤十字よると117人が負傷し、55人が病院に運ばれた。警察によると、デモ隊に追いかけれらた警官1人がエレベーターシャフトに転落して死亡した。 デモの参加者は、政治家の怠慢が爆発につながったと抗議。数十人が外務省の建物に押し入り、アウン大統領の肖像画を燃やした。参加者の1人はメガホンを使い、「我々はここにとどまる。レバノン国民はすべての政府庁舎を占拠せよ」と呼びかけた。 街の...

レバノン爆発、爆弾などの「外部介入の可能性も」=アウン大統領

レバノンの首都ベイルートで4日発生した大規模爆発について、アウン大統領は7日、原因はまだ特定されていないものの、「ロケットもしくは爆弾などによる外部介入の可能性もある」とした上で、過失や事故も視野に入れて捜査を行うと表明した。 これまでに20人が拘束されたという。 アウン氏は当初、港の倉庫に長年保管されていた大量の硝酸アンモニウムに引火したと説明。ある関係者は、初期段階の調べでは過失が原因とみられると指摘した。 爆発により、これまでに154人が死亡、5000人が負傷した。米国は攻撃の可能性も否定でき...

ベイルート爆発、死者135人に レバノン内閣は2週間の非常事態を宣言

レバノン内閣は5日、首都ベイルートで前日発生した大規模爆発を受け、2週間の非常事態を宣言した。 ベイルート中心部に近い港湾地区の倉庫で発生した爆発の死者は、これまでに135人に達し、負傷者も5000人を超えている。ハッサン保健相によると、なお数十人が行方不明で、自宅が損壊し住めない状況にある人は最大25万人に上るという。 内閣はベイルートの保全に関する権限を軍に移管し、2014年以降に同倉庫の管理に関与した人物を全員、自宅監禁するよう命じた。 ディアブ首相はまた、6日から3日間、国家として喪に服す方...

レバノン首都ベイルートで大規模爆発、死者100人に 4000人近くが負傷

レバノンの首都ベイルート中心部に近い港湾地区の倉庫で4日、大規模な爆発が発生した。レバノン赤十字社によると、死者は100人に達した。衝撃波で窓ガラスが砕け散り、建物は倒壊、首都全体に振動が伝わった。 赤十字のジョージ・カタネフ事務総長は5日、現地テレビ局に対し、がれきの中にさらなる犠牲者が埋められていると語った。 ハサン保健相はは先に、78人が死亡し、4000人近い負傷者が出たと明らかにしていた。 アウン大統領は、2750トンの硝酸アンモニウムが安全対策を取らずに6年間、同港湾地区に保管されていたと...