
マレーシア王宮、コロナ制限で全会合延期 新政権樹立目指すアンワル氏めぐる決定先送り
マレーシア王宮は、新型コロナウイルス流行に伴う制限令を受け、14日以降の全ての会合を2週間見合わせる。王宮関係者が明らかにした。野党を率いるアンワル氏が新政権樹立を目指していることを巡り、国王の決定が先送りされる公算が大きい。 アンワル氏は13日、国王と面会し、下院(定数222)議員のうち120人からの支持を得たことを示す文書を提出したことを明らかにした。同氏は自らが議会の「信任」を得たとしてムヒディン首相の辞任を求め、新政権の樹立を目指している。今後の政局混迷打開に向け、国王の判断が焦点となってい...