「メディア」の記事一覧

トランプのSNS規制方針、連邦通信委員会が同意するかは不明

トランプ米大統領は、SNS(交流サイト)への投稿に関する運営企業の決定を規制する考えを示したが、実際に規制の作成を担う連邦通信委員会(FCC)は過去にインターネット企業の監督はできないとの立場を示しており、トランプ氏の意向を受け入れるかどうかは不明だ。 トランプ氏は前週、ユーザーの投稿内容に関してソーシャルメディア企業の法的責任を免除する米通信品位法230条について、「撤廃か変更」する必要があるとの考えを表明。 230条の規定を明確にするためのルール作りをFCCに要請するよう商務省に指示する内容の大...

米、黒人暴行死への抗議デモでジャーナリスト被害相次ぐ 警察がゴム弾直撃

米各都市で黒人暴行死事件に端を発する抗議活動が激しさを増す中、ミネアポリスで5月30日夜、取材していたロイターのTVクルーメンバー2人がゴム弾の直撃を受けたほか、写真記者1人のカメラが壊された。 Julio-Cesar Chavezカメラマンが撮影した映像によると、午後8時に外出禁止令が発動された直後、ミネアポリス南西部で約500人のデモ参加者を排除するために警察がゴム弾や催涙スプレー・ガスを使用した際、1人の警官が同カメラマンを直接狙っている様子が映されている。 同カメラマンは「私が撮影していた警...

米ミネソタ州の黒人暴行死抗議デモ、CNN記者が生中継中に逮捕

米中西部ミネソタ州ミネアポリスで29日、黒人男性が白人警察官に首を圧迫され死亡した事件に対する抗議活動の取材をしていたCNNの記者ら3人が生中継中に警察に逮捕された。 逮捕されたのはオマー・ヒメネス記者と撮影クルーで、ガスマスクを付けた警察官に取り囲まれ、手錠を掛けられる姿が放映された。 記者とクルーらは約1時間後に釈放された。 州警察当局はツイッターで、デモ隊を通りから排除していた際にCNN取材班3人を逮捕したことを明らかにし、同州のウォルツ知事はCNNに謝罪した。 ヒメネス記者は黒人で、逮捕した...

ツイッター、トランプの投稿に再び注意喚起 ミネソタ州デモに関するツイートに

米ツイッターは、米中西部ミネソタ州・ミネアポリス近郊で黒人容疑者が警官に拘束される際に受けた行為で死亡した事件を受けた激しい抗議活動を巡るトランプ大統領のツイートのひとつについて「暴力を美化している」と注意喚起する表示をつけた。 ミネアポリス近郊で25日、白人警官が黒人のジョージ・フロイドさんを逮捕する際に膝で首を地面に押し付け、フロイドさんはその後死亡。逮捕のもようの動画が拡散し、関与した警官の逮捕を求めるデモが行われた。一部で抗議活動が過激化し、同州のティム・ウォルツ知事が州兵を動員する事態とな...

中国がWHOに送り込んだプロパガンダ宣伝マン

<中国政府お墨付きのニュースキャスターが、流暢な英語を武器にWHO親善大使として中国の宣伝を堂々と発信中> オンライン上で開催されたWHO(世界保健機関)の年次総会は5月19日に閉幕したが、WHOのテドロス・アダノム事務局長は今こそ世界に説明しなければならない。WHOの活動や課題を人々に知らせる重要な役目を負い、スポーツや芸術分野の著名な人物が起用される「親善大使」の1人に、なぜ中国政府お墨付きのニュースキャスターがいるのか。この人物はWHO親善大使の肩書を利用して、中国の新型コロナウイルス対策を模...

選挙前の世論調査に振り回されるな

<前回の米大統領選では世論調査を覆してトランプが圧勝、「番狂わせ」の理由は世論調査への誤解にあった> 11月3日の米大統領選投票日まであと半年。新型コロナウイルスの影響がどう出るかは読みにくいが、だからこそ気になるのが毎週のように発表される世論調査の数字だ。でも、ご用心。こいつに振り回されると痛い目に遭う。現に、前回(2016年)の大統領選では大方の世論調査が外れた。無惨な二の舞いは避けたいところだが、あいにく世論調査会社にも打つ手がない。 4年前、ドナルド・トランプは自分に不利な調査結果を全てフェ...

政権批判のテレビ局、暫定放送再開に許可 フィリピン、放映権更新審議を継続へ

<首都の都市封鎖が続くなか、大手民放が放送停止という異常事態はようやく解消へ> フィリピンの大手テレビ局ネットワークのABS-CBNに対して国家放送委員会(NTC)が放映権の期限切れを理由に放送停止命令を出し、同局と系列局などが5月6日から一斉に放送中止に追い込まれていた問題でフィリピン下院は13日、緊急議会を開き当面5カ月間の暫定放送許可を与えることを決めた。 今後上院での審議・可決を経て最終的にはドゥテルテ大統領による署名でこの暫定放送許可の法案は成立し、近くABS-CBNは放送を再開することが...

「金正恩死亡説」は眉に唾して聞け

<遠巻きに目を凝らして見るだけで正体が分からない北朝鮮という国──いかなる分析も確認するすべはない> 生死の確率が50%ずつであるとすれば、箱に閉じ込めたネコは現時点で生きているとも死んでいるとも言える状態にあり、箱を開けて観察するまで誰もその生死を確認できない──というのが量子力学の世界で有名な「シュレーディンガーのネコ」の話。原子より小さなミクロの世界ではそれが常態なのだが、秘密に閉ざされた北朝鮮の指導者・金正恩(キム・ジョンウン)の安否についても同じことが言えそうだ。 ここ数週間、世界は金正恩...

大手民放が放送停止、ラジオ局キャスター射殺 報道の危機強まるフィリピン

<政治家たちが意に反するジャーナリストを抹殺しようとしている> フィリピンの報道の自由が危機的状況を迎えている。大手の民間放送局が国家放送委員会(NTC)からの命令で放送中止に追い込まれたのに続き、FMラジオ局のキャスターが正体不明の男たちに射殺される事件も起きた。 2016年6月のドゥテルテ大統領就任以来殺害された記者は今回の事件を含めて16人に上るなど、フィリピンはジャーナリストが活動する最も危険な国の一つになっている。 マルコス独裁政権をピープルズパワーで打倒したいわゆる「エドサ革命」。それに...

金正恩の動静でCNNインドネシアが放送事故 韓流スターのヒョンビンを北朝鮮兵士に

<新型コロナのパンデミックに金正恩の重体説。ニュース専門チャンネルも緊張が続くだけにミスが起きるのも無理はない?> 北朝鮮の最高指導者・金正恩の動向に関するニュースが世界中を駆けめぐり、健康状態が判然としない。そんななか、CNNインドネシアが金正恩のニュースを伝える映像で、ありえない写真を使用する放送事故を起こし謝罪する事態が発生した。 インドネシアの地元メディアやCNNインドネシアが伝えたところによると、4月21日午後のニュース番組の中で金正恩の動静に関して「重体説が流れている」などスタジオでメイ...