「メディア」の記事一覧

タリバン批判報道をしてきた現地ジャーナリストが窮地に

<米主要3紙がバイデン政権に現地ジャーナリストの国外退避支援を要請。「勇敢な仲間たち」が命の危険にさらされていると訴えた> アフガニスタンの反政府勢力タリバンが8月15日、首都カブールを制圧して全土掌握を宣言したことを受けて、アメリカの新聞社は一斉に、現地にいるジャーナリストや現地スタッフの救援をジョー・バイデン米大統領に求めた。 ワシントン・ポストの発行人は、ジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官に宛てて、「ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、およびワシントン・ポ...

謎の2人組に銃撃され著名コメンテーター死亡 メディア暗黒時代のフィリピン

<大統領が「ジャーナリスト達は決して暗殺の対象外ではない」と公言する国で、またメディア関係者が凶弾の犠牲に──> フィリピンの中部ビサヤ地方のセブ州州都セブ市で地元ラジオ局の著名コメンテーターの男性が正体不明の男から銃撃され、死亡する事件が起きた。 フィリピンでは記者などメディア関係者に対する銃撃、脅迫、暴力行為などが頻発しており、2020年以来殺害されたメディア関係者は4人となり、ドゥテルテ大統領が就任した2016年からでは今回の犠牲者を含めて22人が殺人事件で命を落とし、223人がなんらかの暴力...

モーリー・ロバートソンが斬る日本メディアと国際情勢

<悪夢のグローバリズムに飲み込まれないための国際情勢の読み解き方とは――。モーリー・ロバートソンが五輪をめぐる日本の報道の「超忖度」からおすすめの海外メディア、「Z世代」が時代のカギである理由までを語り尽くす> なぜわれわれは国際情勢を学ばなければいけないか? まず、グローバリズムが人権を尊重しない資本主義の暴走であるという前提があります。そして例えばその資本主義の搾取と民族の弾圧・虐殺が関わっている事柄はたくさんあると思うのです。 中国政府の新疆ウイグル自治区での弾圧はその最たるものです。そして日...

最終号の見出しは「雨の中のつらい別れ」 蘋果日報(アップル・デイリー)廃刊

中国共産党に批判的な香港の日刊紙・蘋果日報(アップル・デイリー)が6月24日、廃刊に追い込まれた。 昨年施行された香港国家安全維持法により、資産が凍結され、創刊者や記者が身柄を拘束されて、発行継続が困難になったためだ。 蘋果日報はタブロイド紙でありながら、一貫して香港の民主主義防衛を唱えてきた。24日は、多くの市民が本社前に集まって廃刊を惜しんだ。 香港では、1997年にイギリスから中国に主権が返還された後も、50年間(つまり2047年まで)は資本主義や民主主義が維持されるはずだった。 ところが民主...

「リンゴ日報の次」と言われる民主派メディア、弾圧を見越して「身辺整理」

<追い込まれた「立場新聞」は、読者や社外筆者からの投稿公開を一時停止、購読サービスも停止した> 香港の民主派寄りのネットメディア「立場新聞」が27日、声明を出し、過去の社外筆者からの寄稿や読者からの投稿をサイトから一時的に削除するとともに、有料会員サービスを停止すると発表した。香港が言論弾圧にさらされていることを受け、自社が手がけたニュース記事のみを掲載していくという。 香港では、民主派寄りの日刊紙、蘋果(リンゴ)日報(アップル・デイリー)が当局から資産を凍結されて廃刊に追い込まれたばかり。中国政府...

【手記】ミャンマーで拘束されたジャーナリストが見た、監獄の過酷な現実

<「フェイクニュース」を流した罪で収監された日本人記者が、政治犯たちと過ごしたインセイン刑務所での26日間> 自宅のドアをノックする音が激しくなり、意を決して開けると、「ポリス」という文字が目に入った――。4月18日、ミャンマー最大都市ヤンゴンの自宅にいた筆者は、突然家宅捜索を受けて逮捕された。フェイクニュースを流した罪というぬれ衣で、26日間にわたりインセイン刑務所に収監されることになった経験を紹介したい。 拘束されたのは午後7時半頃。私服の軍人に率いられた、警察官や入国管理局の職員ら7~8人が自...

大坂なおみの「うつ」告白にメディア・企業がエール 会見はもはや機能していないとの声も

<率直なメンタルの告白が各所で反響を呼び、選手に負荷をかけるインタビューの意義が問われている> 全仏オープンでの会見拒否が議論を呼んだ大坂なおみ。当初は「短気」「高慢なプリンセス」などと批判にさらされたが、メンタルの問題をていねいな言葉で告白したことで、世界のメディアや各スポーツのプロなどから温かいエールが殺到している。現在、ウィンブルドン前哨戦を前にした休養宣言で今後の動向が注視されているが、それでも彼女への温かい言葉は絶えない。 きっかけは5月27日の宣言だ。大坂は選手の精神状態を大会が無視して...

ワクチン接種の1週間後に激しい頭痛、数日後に重体…BBC女性司会者が血栓で死亡

<新型コロナワクチンを接種した40代の10万人に1人が発症するとされる血栓により、BBCラジオ司会者が死亡した可能性が> アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した英BBCの司会者が、血栓を発症して死亡した。ワクチンが死因かどうかを調べるための検視が行われることになっている。 BBCラジオ・ニューカッスルの司会者だったリサ・ショー(44)は、アストラゼネカのワクチンの1回目の接種を終えた数日後の5月22日、血栓の治療を受けていた病院で死亡した。BCCが報じた。 血栓は、アストラゼネカのワ...

ダイアナ元妃は騙され利用された? 捏造がなくとも取材を受けたと元BBC記者は反論

<「この結婚には3人が関わっている」など、衝撃的な発言で世界の注目を集めた95年のインタビューをめぐる大問題が浮上> 英BBCは2021年5月20日、故ダイアナ元妃が1995年に出演したインタビュー番組に関する独立調査の結果を発表した。元妃をインタビューしたBBCニュースの記者(調査時は宗教担当編集長だったが、2021年5月中旬に退社)マーティン・バシールは、偽造した書類やウソの情報を使って、元妃にインタビューを受けるようそそのかしたという。 このインタビューで元妃は数々の爆弾発言を行って世界中から...

メーガン処女作「父子の絆を描く絵本」にあの著名司会者が「偽善だ!」

<実父を容赦無く絶縁したメーガンに「父子の絆」を描く資格なしと批判> 夫のヘンリー王子と息子アーチーをモデルに、父子の絆を描いた作品で絵本作家デビューをすることになったメーガン妃に、イギリスの情報番組の元人気司会者が早速かみついた。 父親と縁を切ったメーガンが、父子のつながりを描くのは「偽善」もいいところだ、というのだ。 出版社ランダムハウス・チルドレンズブックスは5月4日、メーガン妃の処女作『ベンチ』の刊行を発表した。メーガンは声明で、子供向けのこの絵本は「温かく、喜びに満ちた、心安らぐ」父親と息...