「ロシア」の記事一覧

毒殺未遂ナワリヌイが今度は刑務所で体調悪化 反政府デモ再拡大の可能性も

<ロシアに帰国後、すぐに拘束されて収監されたナワリヌイだが、刑務所内でひどい体調悪化を訴えているという> モスクワの刑務所で服役しているロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイの体調悪化が懸念されている。 プーチン大統領の不正を告発してきたナワリヌイは、昨年8月の毒殺未遂の後、ドイツでの療養を経て今年1月に帰国。過去の有罪判決の執行猶予手続きに違反したとして懲役2年6カ月の有罪判決を受け、収監された。 陣営幹部によれば、ナワリヌイは背中のひどい痛みと右足の麻痺を訴えているが、鎮痛剤を与えられただ...

「中露朝韓」急接近!──ラブロフ外相訪中「モスクワ便り」

ロシアのラブロフ外相が中国・韓国を訪問し、中朝首脳が親書を交換した。そして北のミサイル発射。何が起きようとしているのか。プーチン側近とも接触のある「モスクワの友人」からの便りを交えながら考察する。 ラブロフ外相訪中、桂林漓江の川面から発信 アラスカから中国に戻ってきた王毅外相は、3月22日、中国の南方にある広西チワン族自治区桂林で、モスクワからやってきたロシアのラブロフ外相を迎えた。 中国外交部のウェブサイトから始まって、中国共産党および中国政府系の多くの報道機関で大々的に報道されたが、今回興味を惹...

北半球最大のニュートリノ望遠鏡がバイカル湖で完成

<3月13日、北半球最大のニュートリノ望遠鏡「Baikal-GVD」の第一期がロシア南東部バイカル湖に完成した...... > 世界最深かつ世界最大の貯水量を誇るロシア南東部バイカル湖で、2021年3月13日、北半球最大のニュートリノ望遠鏡「Baikal-GVD(バイカルニュートリノ望遠鏡)」の第一期が完成した。 透明度が高い深い淡水湖で、ニュートリノの検出に適している ニュートリノは、電荷を持たない微粒子であり、この性質の研究によって宇宙の起源や進化の解明につながると考えられている。 しかし、質量...

「欧州最後の独裁者」ベラルーシ大統領の豪邸告発動画で国民の怒りが爆発

<今週ネット上で公開された反体制派のドキュメンタリー動画を、わずか数日間で400万人以上が視聴した> ベラルーシで長期政権を続けるアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の浪費生活を告発するドキュメンタリーが今週8日にネット上で公開され、数日間で420万回以上視聴された。国民の間には、大統領の不正蓄財への怒りが巻き起こっている。 『Lukashenko. Goldmine(ルカシェンコ、金鉱)』というタイトルのこの調査報道ドキュメンタリーは、ポーランドに拠点を置くベラルーシ反体制派のニュースメディアNEX...

米ギャラップ調査、中国とロシアに対する好感度が歴史的低水準に

<米政府と同様、有権者もアメリカの覇権に挑む中国とロシアを警戒> アメリカで実施された最新の世論調査によれば、ロシアと中国に対する米有権者の好感度は、歴史的な低水準に落ち込んでいる。ジョー・バイデン米大統領は、いずれも核保有国である両国に、勢力争いを挑む構えを見せている。 ギャラップ社が実施した世論調査では、中国に対して好意的な見方をする米国民の割合は20%に、ロシアに対して好意的な見方をする米国民の割合は22%に減少。どちらの国の好感度スコアも、同社が調査を始めて以来の最低を記録した。 調査は2月...

バイデン政権のシリア爆撃が、ロシア、シリア政府、トルコ、イランが「暴力の国際協調」を招いた

<バイデン政権による初の軍事攻撃は、2020年3月以降、小康状態が続いていたシリアに、ロシア、トルコ、「イランの民兵」、シリア政府、クルド民族主義勢力が攻撃の手を強める結果を招いた......> バイデン政権発足後初となる軍事攻撃 米国のジョン・カービー国防総省報道官は2月25日(日本時間26日)に声明を発表し、シリア領内でイランが支援する武装グループに対して爆撃を実施したと発表した。 声明の内容は以下の通り: バイデン大統領の指示により、米軍は今晩早く、シリア東部でイランが支援する武装グループが利...

ロシアの工場跡をうろつく青く変色した犬の群れ

<自然にはあり得ないようなコバルトブルーの犬たちが見つかり、健康状態が懸念されている> 毛皮が鮮やかな青色に染まった犬たちが、ロシアの街をうろついていてSNSで話題になっている。青色は毒物もしくは有害化学物質にさらされた結果であり、皮膚炎や内出血が生じている可能性があると、世界最大の動物愛護団体「ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI )」は本誌にそう語った。 世界に1200万人の会員がいるHSIは、ロシアの複数都市に対して、こうした野良犬の状態を改善させるために、不妊手術やワクチン接種プログラムを実施することを求めた。 モスクワの東370キロほどに位置する都市ジェルジンスクで撮影された犬たちの写真は、2月にネット上に登場し、急速に拡散している。犬たちの毛皮は、自然のものとは思えないコバルトブルーだ。近くにある閉鎖された化学工場で硫酸銅に接触したために生じたと考えられている。 珍しい毛色は目を引くかもしれないが、HSIのコンパニオンアニマル担当バイスプレジデントを務めるケリー・オメーラは、こうした異常な毛色は「動物福祉に関連した無数の懸念」を示している可能性があると警告する。「毛皮がこのように変色するのは、この犬たちの環境に、きわめて深刻な問題があるに違いない」 治療しなければ死に至るかも 「毛皮についた色は、毒物や有害物質に直接触れたことを示しており、もしかすると体内に取り込んだかもしれない。だとすれば、痛みを伴う皮膚の灼熱感やかゆみ、内出血、病気につながり、獣医の治療を受けなければ死に至るおそれがある」 ジェルジンスクで奇妙な毛色の動物が目撃されたのは、今回が初めてというわけではない。犬の毛皮を青く染めた化学物質の漏出に責任があると見られる化学工場の破産管財人、アンドレイ・ミスリヴェツは、ロシア国営通信社スプートニクに対し、次のように話している。「数年前、野良犬の毛皮が不自然な色に『染まった』ことがあった」 ミスリヴェツは、今回の事例の犬たちが工業用化学物質に触れた疑いがあることを認めている。「おそらく、残されていたなんらかの古い化学物質を見つけ、そのなかに寝転がったのだろう。それが硫酸銅だった可能性はある」とミスリヴェツは話し、次のように続けた。「何かを見つけたにちがいない。野良犬たちの行動は誰にも制御できない」 ロシア政府の広報担当者は、次のように述べたと報じられている。「犬たちを捕獲する可能性について、問題の会社の幹部たちと協議している。犬たちを検査し、健康状態を調べ、毛皮が染まった理由を解明しなければならない」 ロシア以外でも、動物の毛皮が不自然に変色した事例はある。2017年にはインドのムンバイで、青い色の野良犬の群れの写真が撮影され、インターネット上に出まわった。調査の結果、地元の工場が塩化物を川に違法に排出し、その川で泳いだ犬たちが塩化物に接触したことが明らかになった。問題の工場は閉鎖された。 (翻訳:ガリレオ) ===== They found some striking blue dogs in Russia, in the city of Dzerzhinsk an event occurred that puzzled more than one, they found a herd of dogs that aroused their astonishment, since they all had blue fur. pic.twitter.com/wu1GaAqUV9— Moises Lopez (@chapoisat) February 16, 2021 Blue dogs were spotted near an abandoned chemical plant at Dzerzhinsk in Russia's Nizhny Novgorod region.strange colouring may caused by chemical waste such as copper sulphate.vibrant blue coats not a happy one.much concerned issue. it may cause health issues to them#saveanimals pic.twitter.com/USBGSkKupB— priya balu (@priyabalu_2000) February 14, 2021 Помните синих собак из Дзержинска? На прошлой неделе местные жители забили тревогу, увидев бездомных животных неестественного цвета. Сейчас они находятся у зоозащитников, их уже осмотрели ветеринары -- анализы у всех семерых в норме. Двум псам уже нашли новых хозяев pic.twitter.com/GP0a0opUrd— РИА Новости (@rianru) February

【世論調査】ロシア反政府デモ、肯定派は半年で半減?

ロシア政府による抗議デモへの弾圧は、人々の意志をくじくのに成功している。 反体制派の指導者アレクセイ・ナワリヌイの釈放を求め、1月23日~2月2日に3度行われたデモでは1万1000人以上が逮捕され、デモ隊に暴力を振るう警察の動画も拡散された。 そんななか世論調査会社レバダセンターが1月29日~2月2日に行った調査では、今後の抗議行動に参加すると答えた人は15%と、昨年11月の19%から4ポイント減少。政治的抗議を肯定的にみている人も、昨年8月の47%から22%に激減している。 反政府デモの機運がしぼ...

ロシアの政権転覆が成功しない理由──ナワリヌイとエリツィンは違うから

<毒殺されかけ、ロシア帰国後に逮捕された反政府活動家ナワリヌイの釈放を求めて、何万もの市民が抗議デモを行っている。しかし、それがプーチン独裁の終焉につながる可能性は極めて低い> 厳寒のロシアで、何万もの市民が街頭に繰り出した。去る1月23日のこと、反政府派の著名活動家アレクセイ・ナワリヌイの即時釈放を求める抗議デモだった。 ナワリヌイは5カ月前、化学兵器に使われる神経剤ノビチョクで毒殺されかけ、ドイツで治療を受けていたが、1月17日に帰国した途端に逮捕された。今は首都モスクワ市内に収監されており、こ...

バイデン政権、反政府デモ弾圧のプーチンを厳しく非難

<ロシア外務省は「あからさまな国内問題への干渉」と反発> ロシアで反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイの拘束に抗議する集会やデモが各地で起き、1日で約5000人が逮捕された問題で、アメリカ政府は1月31日、「平和的な抗議運動の参加者」への支持を表明するとともに、逮捕者の即時釈放を求めた。 アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官はロシア政府に対し、各地で起きたナワリヌイ支持者のデモに対する厳しい締めつけや取り締まりをやめるよう求めた。 「アメリカはロシア当局が平和的な抗議運動の参加者やジャーナリストに...