「ロックダウン」の記事一覧

ノーベル賞受賞者が都市封鎖に異を唱える

<ノーベル化学賞を受賞した生物物理学者マイケル・レヴィッド教授は、「実際の疫学を誤ってモデル化している」と英国での都市封鎖に異を唱えている......> 英国では、国民や企業の活動を強制的に制限する「都市封鎖(ロックダウン)」を2020年3月18日から実施しているが、新型コロナウイルスの感染はいまだに広がっており、5月25日時点の感染者数は約26万人、死亡者数は約3万7000人にのぼっている。 「都市封鎖は、むしろ多くの死亡者を出す結果を招いている」 英国政府に都市封鎖の実施を進言したのは、英インペ...

ロックダウンで、養蜂家が移動できず各地の農作物の受粉がままならない事態に

<世界各国で実施された移動制限は、養蜂家に飼育されているハチに大きな影響をもたらし、ひいては、農作物の栽培にも影響が及ぶおそれが指摘されてい...> 世界全体で2万種類以上のハチが生息し、植物の花粉を媒介している。私たちの食料の約75%はハチなどの花粉媒介者に依存しており、農作物の生産において不可欠な存在だ。 2020年3月以降、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するべく世界各国で実施された都市封鎖(ロックダウン)は、養蜂家やそのもとで飼育されているハチに大きな影響をもたらし、ひいては、農作物の栽培に...

ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑制と相関がない」と研究結果

<欧州30カ国を対象に、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策が新型コロナウイルス感染症の感染者数や死亡者数の減少にもたらす効果について分析した......> 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑制するための公衆衛生戦略として「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離戦略)」が世界各国で採用され、欧米諸国の多くは、2020年3月以降、国民や市民、企業の活動を強制的に制限する「ロックダウン(都市封鎖)」の措置を講じてきた。 それでは実際、ロックダウンなど、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策は...

コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当局の科学者「恐ろしい」

<厳しい封鎖措置を取らずに集団免疫獲得を目指す政府の方針は正しかったのか> 新型コロナウイルス対策で厳しいロックダウン(都市封鎖)を行わないという独自路線を貫くスウェーデン(人口1千9万人)では、5月7日の時点で同ウイルスの感染者が少なくとも2万4623人、死者の数は3040人に達している。 この状況についてスウェーデン公衆衛生局の疫学者アンデシュ・テグネルは6日の記者会見で、「死者数3000人だ。これは恐ろしい数字だ」と語った。 テグネルは同国の新型コロナウイルス対策の責任者で、これまではロックダ...

「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

<より多くの人をウイルスにさらすことで集団免疫を獲得する、というスウェーデンだけの「人体実験」には国内から反対も出始めている> ロックダウンに頼らない独特の新型コロナウイルス対策で知られるスウェーデンで、感染者が増え続けている。しかも米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によれば、死亡率は4月30日時点で12%超。これは、感染者が1000人を超える国の中で6番目に高い割合で、現在の感染拡大の中心地で死者数も最多のアメリカ(約5.8%)、ウイルスの発生源とされる武漢市がある中国(約5.5%)と比べても2倍以...