「ロックダウン」の記事一覧

ロサンゼルスがマスク再義務化、「ワクチンは効いている」が問題は…

<ワクチンは感染拡大防止に極めて有効という意見は変わらないが、それでも感染者数が増加して対策が必要になった理由> ロサンゼルス郡当局は7月15日、ワクチン接種の有無にかかわらず7月17日から屋内でのマスク着用を義務付けると発表した。同郡の新型コロナウイルス感染者数は3月以来最悪。その多くがデルタ株の感染者だ(郡当局によると、6月27日~7月3日に確認された感染者の71%に上る)。 問題はワクチン接種の進捗状況だ。郡公衆衛生局の発表にはこうある。「ワクチンを2回接種した人は、デルタ株感染による重症化か...

罰金は5万ドル、飲食店の「衛生パス」導入で美食の国フランスが終わる?

<フランス政府の厳しいコロナ規制に振り回される飲食店。今度は「衛生パス」の提示が義務付けられる可能性> 飲食店を利用する場合、客はワクチン接種証明、陰性証明、治癒証明のいずれかを提示する義務があり、違反した飲食店は5万3250ドル相当の罰金が科される可能性がある──。フランス政府は、こうした内容の法律の可決を目指しているという。AP通信が報じた。 実際にこの法律が施行されれば、パンデミック中の経済的な損失で苦境に立たされてきた小規模ビジネスは、決定的な打撃を被ることになるだろう。 カフェ「ママ・キン...

パンデミックを好機に変えた、コロナ時代の「オンライン」シェフたち

<パンデミックの影響で高まる料理熱。ネットで人気の「オンラインシェフ」たちの成功の秘訣は> 2020年の多くの計画と同じく、警察官になるはずだったハリー・ヒール(26)の予定は白紙になった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で求人への応募者が集中し、ヒールは順番を待つことに。だがおかげで立ち止まって考える余裕ができた。 「本当は警官より創造的なことがしたかったが、自信もノウハウもなかった」 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイの自宅で退屈していたときに始めたのが、TikTok(ティックト...

コロナのロックダウン下でテロは減ったのか──ユーロポール報告書

<新型コロナウイルスの感染防止のため多くの国でロックダウンが実施され、町から人影が消えた欧州だが......> 欧州警察機関(ユーロポール)が発表した最新版の『EUテロ状況報告書』で、興味深い事実が明らかになった。 2020年はコロナ禍により多くの国でロックダウン(都市封鎖)が実施された結果、ヨーロッパ(イギリスを含む)では、テロ活動による逮捕者数が前年より4割近く減ったものの、テロ事件そのものは119件と変わらなかったのだ。「コロナ禍のなか、インターネットで過激思想とりわけ極右テロにはまる人が増え...

ワクチン接種で街は「緩和」へ イギリス警官が喜びの舞

成人の6割が新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種を済ませたイギリスでは、感染者数が激減している。 そのため全人口の8割を占めるイングランドで、4月12日にロックダウン(都市封鎖)を緩和した。 4月17日のロンドンには、街に繰り出した市民に囲まれて踊る警官の姿も。 イングランドでは全市民が週2回、感染の有無を確認するための簡易検査を無償で受けられる。 ワクチン接種が遅れ感染が拡大しつつある国と、「日常」を取り戻しつつある国。その差は開く一方なようだ。 ===== 緩和はされたが感染は広がっており油...

ロックダウン情報リークで新型コロナ感染拡大が加速? 英調査

<イングランドでの2度目のロックダウンを前に外出し、新型コロナウイルスの感染第2波の拡大を促してしまった可能性がある......> 情報リーク後に感染者増加 ロックダウンでしばらく会えなくなるから家族や友達と会っておこう――イングランドでの2度目のロックダウンを前にこう考えた人が多かったことが、新型コロナウイルスの感染第2波の拡大を促してしまった可能性があるという。英ニュース専門局スカイニュースが、研究者らの話として11月13日に報じた。 新型コロナウイルス感染症の第2波に見舞われているとされるイン...

再ロックダウンのバルセロナで不満爆発 コロナ規制に住民は悲鳴

新型コロナウイルスの感染者数が再び急増し、2度目の緊急事態が宣言されたスペイン。 夜間の外出制限やレストランやバーの営業禁止が課されたバルセロナでは悲鳴と反発の声が上がっている。 10月30日にはデモ隊の一部が暴徒化して警察と衝突。 政府は緊急事態宣言を来年5月まで延長したが、感染爆発が懸念される冬の到来は間近だ。 <2020年11月17日号掲載> ===== 暴徒化したデモ隊と警察が激しく衝突(10月30日、バルセロナ) Global News-YouTube...

イギリス版Go To Eat、コロナ流行拡大の原因だった──英調査結果

<日本のGo To Eatに似た外食産業への支援策「Eat Out Help Out」(外食をして支援しよう)キャンペーンがイギリスで行われていたが、新たに発生した新型コロナのクラスターのうち、8~17%は同キャンペーンに起因するものだった...... > 利用者が多い地域ほど感染者増加 英国で夏の間に行われていた、日本のGo To Eatに似た外食産業への支援策「Eat Out Help Out」(外食をして支援しよう)キャンペーンは、英国における新型コロナウイルス感染症の第2波の一因となっていた...

新型コロナ、スウェーデンは高齢者を犠牲にしたのか

<ロックダウンをせずに独自の感染対策を貫くスウェーデンでは、死者の9割を占める高齢者に対する行動制限も緩和しようとしている> スウェーデンは新型コロナウイルス対策としてロックダウン(都市封鎖)を実施せず、独自の方針を貫いてきた。若者を含む人口の大半には「密を避ける」程度の感染防止策ですませる一方、死亡リスクの高い70歳以上の高齢者に対しては他人との接触を避けることを求めてきた。今度は、高齢者に対しても感染防止のための制限を緩和する考えだ。 世界的に論争の的になっているスウェーデンの反ロックダウン戦略...

欧州各国で感染が急増するなか、「集団免疫戦略」のスウェーデンは収束へ

<高齢者に多くの死亡者が出た集団免疫戦略だが、ロックダウンなしでも感染抑制には成功したのか?> 欧州各国で新型コロナウイルスの感染が急増し、第2波への警戒が高まるなか、ロックダウン(都市封鎖)を行わない「集団免疫戦略」を取ってきたスウェーデンでは、6月後半以降、新規の感染者数が大きく減少している。 WHO(世界保健機構)が今週29日に発表した最新の報告によると、29日までの14日間に確認されたスウェーデンの人口10万人あたりの新規感染者数は、それ以前の14日間と比べて54%減と大幅に減少した。 一方...