「ワールド」の記事一覧

【9.11】20年目の「新事実」テロ実行犯の2人は愛し合っていた

<本誌の取材で明らかになった衝撃の事実。あの日、ホワイトハウスはなぜ助かったのか。実は、標的のツインタワーは1棟だけだった。両棟に激突した2機を操縦するテロリスト2人は「一緒に死にたかったのだ」――> アメリカ本土で同時多発テロが起きた2001年9月11日から20年。あの日の出来事については緻密な捜査が積み上げられてきたが、まだ分からないことが多い。 そもそも旅客機4機をハイジャックした男たちの素顔が見えない。彼らが分担した役割は分かっている。だが、テロリストである前にどんな人間だったのかは知られて...

アメフト会場を一つにした「宙ぶらりん猫」救出劇 星条旗がクッションに

<パニック状態から一転、大歓声でスタジアムが一つに> アメリカンフットボールの試合で、ファンは躍動する選手たちのスーパープレイを期待している。しかし、今回スタジアム中の視線と歓声を集めたのは選手ではなく客席の観客たちによる見事な連携、そして1匹の猫だ。 11日にハードロック・スタジアムで行われたマイアミ大学ハリケーンズのホーム開幕戦、対アパラチアン州立大学マウンテニアーズとの試合の第1クォーターに事件は起きた。 観客が撮影した動画には、今にも落下しそうな白黒の猫がスタジアム上階で必死にもがいている様...

温暖化に伴って突出部の大きさが変化している恒温動物がいる

<地球温暖化に伴って、手足や耳、尾、嘴といった突出部の大きさが変化している恒温動物が広く存在することが明らかに> 大きな耳をうちわのように動かして体の熱を逃がし、体温を調節するアフリカゾウや、嘴に温かい血液を集中させ、ここから熱を放出して体温を調節する鳥など、体温調節のために突出部を用いる恒温動物は少なくない。 米国の動物学者ジョゼフ・アレン博士は、1870年代に「寒冷地に生息する恒温動物の突出部は温暖地の個体よりも小さい」とする「アレンの法則」を提唱した。 この法則は、鳥類や齧歯類に関する研究でも...

アメリカの「台湾代表処」設置に中国は「衝突も辞さず」

<アメリカで外交窓口の「台北経済文化代表処」の名称変更の動きが伝えられ、中国メディアは「実力行使」を求める社説> 台湾がアメリカに置いている外交窓口機関「台北経済文化代表処」を「台湾代表処」に名称変更することをアメリカ政府が認めれば、経済的にも軍事的にも「深刻な」結果を招く――中国の政府系報道機関がそう警告した。外交機関の正式名称に「台湾」が入ることは中国にとって容認できることではない。 名称変更については、英紙フィナンシャル・タイムズが10日、バイデン政権が認めるかどうか検討中だと報じた。中国共産...

マスク不注意で搭乗拒否、激昂する客と石になる客室乗務員

<公共交通機関でのマスク着用が義務付けられているアメリカでは、航空機内のトラブルが頻発。激昂して罵詈雑言を撒き散らす客に対し、訓練された乗務員の態度はさすが> 昨今のアメリカではよくある話だ。9月9日に新しい新型コロナ対策を発表したジョー・バイデン大統領は、航空機のマスク着用義務をめぐって頻発する暴力沙汰に触れ「少しは敬意を払え。テレビで、自分の務めを果たす客室乗務員たちに怒りをぶつける様子をよく目にするが、間違っている。醜い」 この演説の前後、あるカップルがまた事件を起こした。フロリダ州フォートロ...

北朝鮮の「控えめ」パレードを読み解く3つのポイント

<金正恩のダイエット成功──以外のポイントは? 外交、軍事の専門家はパレードをどう見たのか> 9月9日午前0時、北朝鮮の建国73周年を祝う軍事パレードが首都平壌の金日成広場で行われた。北の核ミサイルがアメリカとその同盟国を脅かすなか、外交や軍事の専門家はパレードの映像から北の内情を読み解こうとしている。 最大の注目点は、長距離弾道ミサイルなどの大型兵器が登場せず、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の演説もなかったこと。これを国際社会に向けた和解のサインとみる向きがある一方、それは希望的観測にすぎず、戦...

「腐敗と格差を助長する」ビットコインの法定通貨化に動揺する人々

中米エルサルバドルは9月7日、暗号資産(仮想通貨)のビットコインを世界で初めて法定通貨として導入。 この政策が腐敗と格差拡大の温床になると抗議する人々が首都サンサルバドルで声を上げた。 政府はスマートフォンアプリを通じて全国民がビットコインを手軽に使えるようにすると言うが、定着まで混乱が続きそうだ。 ===== 人口3000人、サーファーに人気のエル・ゾンテ村がビットコインで地域経済を回すプロジェクトの「実験場」に Bitcoin Beach El Salvador-YouTube...

これがタリバン暫定内閣に入閣した「FBI指名手配犯」の写真

<9月7日に発表された暫定内閣の陣容。国際社会がとりわけ不安視するのが、内相代行のシラジュディン・ハッカニだ。アメリカが1000万ドルの懸賞金を賭けている> 首都カブール制圧から3週間。抵抗勢力の最後の拠点だったパンジシール渓谷を掌握してアフガニスタン全土を支配下に置いたイスラム武装勢力タリバンが9月7日、暫定内閣の陣容を発表した。 閣僚は全員が男性で、大半がパシュトゥン人。 タリバンの指導層が数多く入閣しており、旧タリバン政権より穏健で民主的な顔触れになるとの期待は失望に変わった。 首相代行の座に...

所得格差と経済成長の関係──再配分政策が及ぼす経済的影響

<コロナで露呈し、拡大した貧富の格差を各国はどう是正するのか> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2021年8月27日付)からの転載です。 1――はじめに コロナ禍による格差拡大への懸念は、世界共通の課題として意識されつつある。世界に先駆けて景気回復が進んだ米国では、富裕層に対するキャピタルゲイン課税率を引き上げ、その徴収分を子育てや教育支援などに充てようという構想が議論されている。日本では、コロナ感染の抑止という緊急課題への対応を未だ余儀なくされているが、その課題に目途が立つ頃には、生活困...

河野太郎に好意的な中国──なぜなら「河野談話」否定せず

河野太郎氏は女系天皇や原発で「豹変」したと日本では報道されているが、中国では「河野談話」を否定しなかったことに注目し、非常に好意的だ。その実態と、日本に及ぼす影響に関して考察する。 日本の報道:脱原発と女系天皇容認を封印 自民党の河野太郎氏(行政・規制改革大臣)が9月10日、自民党総裁選への立候補を正式に表明した。 9年前から自身のブログで訴えてきた「脱原発」エネルギー政策については、持論を封印して、原発再稼働を当面容認する考えを示し、「安全が確認された原発を当面は再稼働していくことが現実的だ」と述...