「中南米」の記事一覧

ビットコインを法定通貨に採用した国…仮想通貨が国家経済と財政を救う?

<米ドルを正式通貨とする中米エルサルバドルが、ビットコインを法定通貨に加えたい本当の理由> 中米エルサルバドルの大統領ナジブ・ブケレは若くて(この7月24日で40歳)大胆、そして予測不能だ。去る6月5日にはマイアミ(米フロリダ州)で開かれたビットコインの会議にビデオ出演し、重大な政策変更を発表した。暗号資産(仮想通貨)ビットコインを法定通貨に採用し、米ドルと共存させると発言したのだ(経済の混乱で旧通貨の信頼が失われたため、この国では2001年以降、米ドルが正式な通貨として用いられている)。 とんでも...

きっかけは増税案…政府のお粗末さに国民の怒りが爆発したコロンビア

コロンビアの首都ボゴタで反政府デモの参加者が押している車には、著名コメディアンで政治活動家の故ハイメ・ガルソンの顔が描かれている。 政府が4月末に増税策を発表すると各地で反対デモが起こり、治安部隊との衝突で死亡者も出た。増税策の撤回後も貧困や新型コロナ対策への人々の不満が噴出。デモ収束の兆しは見えていない。...

きっかけは増税案…政府のお粗末さに国民の怒りが爆発したコロンビア

コロンビアの首都ボゴタで反政府デモの参加者が押している車には、著名コメディアンで政治活動家の故ハイメ・ガルソンの顔が描かれている。 政府が4月末に増税策を発表すると各地で反対デモが起こり、治安部隊との衝突で死亡者も出た。増税策の撤回後も貧困や新型コロナ対策への人々の不満が噴出。デモ収束の兆しは見えていない。...

アメリカで再浮上する移民危機、トランプの攻撃材料に

<コロナ対策で実績を上げたバイデン政権だが、移民対策に手こずれば中間選挙でトランプ派の巻き返しも> 米バイデン政権は就任以来、ワクチン接種拡大によるコロナ抑え込みで支持率を稼いでいるが、一方では、アメリカへの移住を目指す中南米出身者がメキシコとの国境になだれ込む「移民危機」が大問題になってきた。米民主党も危機感を募らせている。ジョー・バイデン米大統領がこの状況を速やかに打開できなければ、フロリダ州の別荘で不遇をかこつドナルド・トランプ前大統領が自分の移民政策は「正しかった」と主張し、4年後の政権復帰...

アメリカで再浮上する移民危機、トランプの攻撃材料に

<コロナ対策で実績を上げたバイデン政権だが、移民対策に手こずれば中間選挙でトランプ派の巻き返しも> 米バイデン政権は就任以来、ワクチン接種拡大によるコロナ抑え込みで支持率を稼いでいるが、一方では、アメリカへの移住を目指す中南米出身者がメキシコとの国境になだれ込む「移民危機」が大問題になってきた。米民主党も危機感を募らせている。ジョー・バイデン米大統領がこの状況を速やかに打開できなければ、フロリダ州の別荘で不遇をかこつドナルド・トランプ前大統領が自分の移民政策は「正しかった」と主張し、4年後の政権復帰...

コロナ感染を家族に隠していた女性、一家5人全員が死亡

<PCR検査で陽性が出たことを女性は家族に半月間程、隠していたが、それによって家族全員の命を奪うことに> 新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出た後も、その事実を家族に隠して生活していた女性の、一家5人全員が死亡するという痛ましい事態が、南米ベネズエラで起きた。 ベネズエラ西部タチラ州在住のベロニカ・ガルシア・フエンテス(36歳)は、昨年12月中旬に体調を崩し、発熱があった。PCR検査で陽性が出たため、自宅で隔離措置を取った。しかし夫と3人の子供たちには、悪性のインフルエンザにかかったと告げて...

「メキシコのキム・カーダシアン」と呼ばれるモデル、豊尻手術失敗で亡くなっていた

<2人の医師からこれ以上の手術はできないと断られた、という噂も> モデルとしてインスタグラムで多くのフォロワーを集め、水着デザイナーとしても活躍していたジョセリン・カノが昨年末、死亡した。死因はコロンビアでヒップアップ手術に失敗したことだという。 「メキシコのキム・カーダシアン」とも呼ばれ人気者だったカノだが、家族も彼女の水着ブランドもその死について何の発表も行っていない。だが12月7日以降、インスタグラムのカノのアカウントに新たな投稿は行われていない。 カノが亡くなった証拠とされるのが、カリフォル...

巨大ハリケーンに取り残されたホンジュラスの犬

11月初めにカリブ海沿岸の中米諸国を直撃した「カテゴリー4」の強力なハリケーン「エタ」は、グアテマラで150人以上の死者を出すなど各国に甚大な被害をもたらしている。 ホンジュラスでは各地で洪水や土砂崩れが発生し、多くの橋が倒壊。 早めの避難が呼び掛けられるなか、北部の港町テラでは自宅に取り残された犬の不安げな姿が。 <2020年11月17日号掲載> ===== 中米を直撃したハリケーン「エタ」の猛威 Reuters-YouTube...

ボリビアに反米左派政権復活、「モラレスなきモラレス路線」で経済回復へ

<モラレスの後継、アルセ元経済相に期待されるのはコロナ禍で大打撃を受けた経済の立て直し> ボリビアのモラレス前大統領が4期目を目指した大統領選で不正を行ったとして、抗議デモの末に国を追い出されてから1年。10月18日に大統領選が行われ、反米左派政権を率いたモラレスの後継候補、アルセ元経済相が勝利を宣言した。対抗馬で中道派のメサ元大統領は敗北を認めた。 アルセ新政権に求められるのは、何よりもコロナ禍で大打撃を受けたボリビア経済の立て直しだ。同国の新型コロナによる人口当たりの死者数は世界で6番目に多い。...

トランプの「大罪」移民親子引き離し 545人の子どもが今も親と再会できず

<トランプが大統領選で再選されようとされまいと、米政府の手でいい加減に引き離された親子に対する非道は贖わなければならない> トランプ政権の厳しい移民政策の下、2018年に米南部のメキシコ国境地帯で親から引き離された移民の子どものうち、545人が今も親と再会できていないことが判明した。ホワイトハウスの報道官は、トランプ政権は親子を再会させようとしたが、家族が子どもたちの引き取りを拒否したと説明した。 トランプ政権は2018年、不法入国者を厳しく取り締まる「ゼロ・トレランス(寛容ゼロ)」政策を導入。メキ...