「中台関係」の記事一覧

「世界記録並み」のペースで強襲揚陸艦の建造を進める中国

<今年8月に試験航海に出た1番艦に続き、今週は2番艦が東シナ海に向けて出航。8隻を発注し、「餃子をつくるような」速さで建造中と地元紙> 現地メディアの報道によれば、中国は「世界記録並みの」急ピッチで強襲揚陸艦の建造を進めており、12月22日には人民解放軍の揚陸艦の2隻目が試験航海を開始した。 22日、4月に進水したばかりの中国海軍の075型強襲揚陸艦が上海の滬東造船所から東シナ海に向けて出航した様子が撮影された。 中国メディアは、排水量約4万トンの同揚陸艦について、「台湾海峡や南シナ海での軍事衝突で...

台湾最新のステルス哨戒艦、中国は「ヘリ1機で沈没させられる」と一蹴

<「空母キラー」と呼ばれる台湾の新しいコルベット艦は、「中国海軍の艦船の相手ではない」と中国国営メディア> 中国国営メディアは、台湾が新たに公開した「空母キラー」の異名を取るコルベット艦について、中国の戦闘ヘリ一機で沈没させられる程度のものだと一蹴した。 中国共産党機関紙人民日報系のタブロイド紙「環球時報」は12月16日付の社説の中で、中国空母に対抗するために台湾が新たに公開したステルス哨戒艦「塔江」について、中国人民解放軍のZ9型攻撃ヘリコプターの標的になり得るだろうと述べた。 台湾は15日に北東...

台湾外相が豪に支援要請、中国の侵攻回避で

<フェイク画像をめぐり中国とますます険悪になったオーストラリアに、台湾外相が台湾防衛への協力を要請> オーストラリア軍の兵士がアフガニスタンの子供を殺そうとしている偽画像を中国政府の報道官がツイッターに投稿した事件で豪中関係が一段と悪化するなか、台湾外相はオーストラリア政府に中国の台湾侵攻を抑止するための支援を呼びかけた。 台湾の呉釗燮(ウー・シエチャオ)外交部長は、オーストラリアのテレビ局ABCのニュース番組「ザ・ワールド」に出演、台湾海峡での軍事衝突が起こるリスクは「以前よりもはるかに高まってい...

習近平、人民解放軍に戦勝を指示「死も恐れるな」

<米バイデン政権発足を前に、南シナ海、台湾海峡、中印国境などあらゆる前線での優越を印象づける> 中国の習近平国家主席は11月25日、自らが主席を務める中央軍事委員会の訓練会議で兵士たちの訓練強化を指示。戦争に勝利するために、死も恐れてはならないと述べた。国営メディアの新華社通信によれば、習は軍の幹部と兵士らに対して、「実戦と同じ条件で」戦争に備えるよう命じた。 北京にある京西賓館で行った演説の中で習は、人民解放軍は「新たな時代」に突入すると述べ、訓練を強化して作戦能力を向上させるよう指示。さまざまな...

暗黒の香港から台湾への脱出者が急増中 日本など近隣諸国にも

<移住希望者は過去最大に達し、産業界や大学で働く専門職のほか、会計士や弁護士、ジャーナリスト、公務員なども> 中国が今年6月30日に香港国家安全維持法を施行して以降、締め付けが強まる香港から台湾への移住を希望する人の数が過去最大に達している。 アメリカ最多の発行部数を持つ中国語新聞・世界日報によると、台湾への移住希望者には産業界や大学で働く専門職のほか、会計士や弁護士、ジャーナリスト、香港政府の公務員なども含まれている。 香港にある台湾の在外代表部、台北経済文化代表処や現地の入国管理局の情報を見ると...

台湾で米軍と合同訓練、40年ぶりに実施を認める

<台湾における米軍の存在が明らかにされたのは、1979年の国交断絶以来> 米海兵隊が台湾で公式に訓練活動を開始した。台湾海軍が11月9日に明らかにした。台湾軍の戦闘即応性強化を支援する目的の訓練だ。 台湾を訪れている米海兵隊特殊作戦コマンド(マリーン・レイダース)の一団が主導する水陸両用作戦の訓練について、台湾の海軍司令部は「定期的なもの」と表現した。台湾における米軍の活動が公式に明かされたのは、台湾とアメリカの外交関係が公式に断絶した1979年以来初めてのことだ。 台湾日刊紙「聯合報」の報道によれ...

「中国は米大統領選後の混乱に乗じて台湾に手を出すかもしれない」台湾外交部長

<米大統領選でアメリカの政情が不安定化することを、最も恐れているのは人口2300万人の民主主義・台湾かもしれない> 台湾の呉釗釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長(外相に相当)は11月2日、アメリカ大統領選挙後の混乱に乗じて、中国が軍を用いて台湾に対する作戦を活発化させる恐れがあると警戒感を示した。 さらに翌3日には、台湾は「必要なすべての準備」を整えたと国防部長(国防相に相当)が発言した。政権の主要幹部が出席する国家安全会議を蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が招集し、軍に「厳戒態勢」を取るよう指示したの...

中国が極超音速ミサイルを配備、「能力の無駄遣い」と環球時報

<人民解放軍が台湾に近い中国南東部の沿岸に極超音速ミサイル「東風17」を配備。その標的とは?> 台湾海峡を挟んで中国と台湾がにらみ合うなか、香港のサウスチャイナ・モーニングポスト紙は10月18日、中国の人民解放軍が台湾に近い中国南東部の沿岸に極超音速ミサイル「東風17」を配備したと報じた。 中国で最も高性能の極超音速ミサイルで、最長で約2500キロの射程距離を持つという。 この報道に対し、中国共産党系の環球時報は、このミサイルを台湾に向けて用いることはその射程距離を考えると「能力の無駄遣い」だと伝え...

香港、台湾が実効支配する東沙諸島へ台湾民間機の飛行を認めず

台湾当局によると、香港の航空管制官が15日、台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島(プラタス諸島)に向かう台湾の民間機の飛行を認めず、同機が出発地に引き返す事案が起きた。 この民間機は、台湾の高雄を発ったユニー航空のチャーター便。 台湾民用航空局によると、同機が香港の飛行情報区域に近づいた際、香港の管制官が機長に高度2万6000フィートより下で「危険な活動」が行われており、同機は進入できないと伝えてきたため、機長は引き返すことを決めた。 香港当局は、飛行に影響する恐れのある活動について事前に警告してい...

トランプが台湾に売った対中兵器の中身

<中国の台湾侵攻を防ぐための武器売却だが、中国はそれが台湾をますます危険な立場に追い込むと警告する> 台湾の独立をめぐって中国からの圧力が高まるなか、ドナルド・トランプ大統領は、台湾への大量武器販売を進めている。 トランプ政権は10月12日、以前から準備を進めていた7種類の武器の台湾向け売却計画のうち、3種類の武器売却について議会に通知した。このところますます強硬姿勢を強めている中国共産党に対して、台湾政府を支持するアメリカの姿勢を強調する動きだ。 3種の武器売却計画を議会に通知したことを最初に報じ...