「中国共産党」の記事一覧

米当局、中国6メディアを政府の宣伝組織と認定 中国も対抗措置を予告

中国外務省の趙立堅報道官は22日、米国が中国の報道機関を新たに政府の宣伝組織に指定したことについて、必要な対応を取ると述べた。具体的な措置は明らかにしなかった。 ポンペオ米国務長官は21日、国務省が中国の報道機関6社を追加的に外国政府の宣伝組織に認定すると発表し、中国共産党の宣伝活動に対抗するのが狙いと説明した。 趙氏は定例記者会見で、米政府の決定は冷戦思考に基づいた「政治的抑圧」と批判。「中国は正当かつ必要な対応を取る」と述べて米国に再考を促した。[ロイター]Copyright (C) 2020ト...

中国当局、オーストラリア「反中」研究者2人の入国禁止

中国共産党系の環球時報は24日、匿名筋の話として、中国当局がオーストラリアの「反中」研究者2人の入国を禁止したと報じた。 オーストラリア政府が9月上旬に中国人研究者2人のビザ(査証)を取り消したことを受けた動きという。 同紙によると、入国が禁止されたのはチャールズスタート大学のクライブ・ハミルトン教授(公共倫理学)とオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)のアナリスト、アレックス・ジョスク氏。 中国外務省報道官は、報道を確認することは控えたが、外国人を入国禁止する権利を有しているとし、両国の関係悪化...

内モンゴルの小中学校から母語教育を奪う中国共産党の非道

<ウイグルやチベットに対する中国の人権侵害は国際社会に広く知られているが、内モンゴル自治区の実情はなかなか表に出てこない> 「モンゴル語はモンゴル人の一部。言語を失えば、民族のアイデンティティーを失う」。横断幕にはそう書かれていた。 中国北部の内モンゴル自治区政府は、この9月に始まる新年度から小中学校でのモンゴル語による授業を大幅に減らすと発表。これによって、語文(国語)、政治(道徳)、歴史の3教科が、標準中国語で教えられることになった。 この措置にモンゴル人の保護者が反発。新学期以降、子供を学校に...

中国による科学者スカウト、豪報告書が暴いた知的財産入手のからくり

<技術分野の覇権を目指す中国が世界に張り巡らす人材採用拠点は、少なくとも600カ所。札束をはたいて「透明性に欠け、不正行為や知的財産盗用、スパイ行為と広く結び付く」取り組みを推進している> 国外に置く「人材採用」機関を利用して、中国が不透明な手段でテクノロジーへのアクセスを獲得している──。 シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が8月20日、「フェニックス狩り」と題する報告書を発表した。技術分野の覇権を目指す中国は「使える」人材を特定・スカウトするため、世界各地に少なくとも600の...

大雨が食糧不安を引き起こした中国で「食べ物を大切に」キャンペーンが始まった

<イネが育ちつつあった水田が大打撃を受けて穀物価格は大幅に上昇> 大雨による洪水は中国に食糧危機の不安を引き起こす。 中国南部で続く大雨と洪水によって、約370万の住民が避難を余儀なくされている。特に深刻な被害を受けているのが農民だ。イネが育ちつつあった水田は大打撃を受け、穀物価格は20~30%上昇。さらなる降雨が予想されるなか、習近平(シー・チンピン)国家主席は食糧危機を避けるため、「食べ物を大切に」キャンペーンを始めた。 ただし当面は心配ないかもしれない。庶民は新型コロナウイルスの再流行によるロ...

「習主席はマフィアのボス、共産党は政治的ゾンビ」 習近平批判の著名人、相次いで処分

中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。 蔡氏は中国共産党中央党校で民主政治の教授を務めていた。ここ数カ月で共産党やトップを批判した後、処分を受けた3人目の著名人となった。 高級幹部を養成する中央党校は、蔡氏の発言は「重大な政治的問題があり、中国の名誉を傷つけた」として、蔡氏の党員資格と退職給付を取り消したと発表した。ウェブサイトの発表では発言を特定しなかった。 中国政治の専門家2人は、蔡...

武漢パンクはコロナで死なず──ロックダウンがミュージシャンにもたらした苦悩と決意

<新型コロナ発生源の武漢は反体制パンクの知られざる聖地──北京や上海でなく、武漢が中国で「最もタフな町」と言われるのには訳がある> ソーシャルディスタンス(社会的距離)だの、自主隔離だのが世界中の人の日常語になる以前、李珂(リー・コー)の仕事は武漢の若いパンクファンを熱狂させることだった。何しろ武漢は、中国のパンクロックの都。しかも業界筋によれば、彼の仕掛けるステージは中国全土で屈指の人気だった。 しかし今、李が経営するライブハウス「Vox」は閑古鳥。1月に武漢が新型コロナウイルス感染の中心地になり...

香港デモ強硬派、ある若者の告白「僕たちは自由を守るために悪魔になった」

<暴力と憎悪がエスカレートする香港を舞台に、デジタル世代の若者はいかに戦ったか――。本誌「香港の挽歌」特集より> 母親がキッチンで肉を切っている音が、ケンを耐え難い場所に引き戻す。人間の頭蓋骨。暗い通路。悲鳴。血。香港警察が滅びるか、自分が滅びるかだ。 湯気の立つ海鮮料理の皿がアパートの狭い部屋の折り畳みテーブルに置かれ、その音にケンは顔をしかめる。「さあ、熱いうちに食べて!」母親は一人息子の顔を見つめ、しわが刻まれた顔を緩ませる。 ケンは吐き気をこらえて料理を飲み込み、しゃべり、笑う。せめて食べ終...

トランプ政権、全ての中国共産党員の米国渡航禁止を検討 実現すれば中国の強硬な報復は必至

トランプ米政権が全ての中国共産党員とその家族による米国への渡航禁止を検討していることが16日、関係筋の話で分かった。米中間の緊張が一段と高まる恐れがある。 関係筋によると、この問題を検討している政府高官は大統領令の草案を準備し始めた。ただ、検討はまだ初期の段階にあり、トランプ大統領にはまだ諮られていないとしている。 検討には複数の連邦機関が関与。中国共産党員の子どもが米国の大学などに在籍することを拒否するかどうかも検討されている。 この件は米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が先に報じた。 こうした...

ウイグル人根絶やし計画を進める中国と我ら共犯者

<男性を収容し、女性に不妊手術を施し、子供を親から引き離すおぞましい民族抹殺計画。ウイグル人の強制労働で作られたブランド製品やその消費者にとっても他人事ではない> 最近伝えられた2つのおぞましいニュースで、中国政府が新疆ウイグル自治区で行なっているウイグル人弾圧の残虐極まりない実態と恐るべきスケールに世界はようやく気づいた。 1つは、米シンクタンクの調査で、ウイグル人女性に組織的に不妊手術が行われている実態が明らかになったこと。そしてもう1つは、米税関と国境警備局が新疆ウイグル自治区から発送されたか...