「中国経済」の記事一覧

中国の対米輸出がV字回復、制裁下でも増えた需要は?

<9月のアメリカへの輸出は前年同月比で20.5%増> 米トランプ政権の制裁関税にもかかわらず、中国が対米輸出を好調に伸ばしている。 9月の対米輸出は前年比20.5%増の440億ドル。中国経済が新型コロナウイルス感染拡大から急速に立ち直ったことが背景にあり、2020年第2四半期でコロナ禍以前の成長率を回復した最初の主要経済国になった。 9月の全輸出額も前年比9.9%増の2398億ドルに達し、前月比でも9.5%増加。マスクや医療品の需要も大きいが、トランプの中国テクノロジーたたきにもかかわらず、電気製品...

父・習仲勲の執念 深セン経済特区40周年記念に習近平出席

10月14日、習近平は自分の父・習仲勲が提案し建設した深セン経済特区設立40周年記念式典に出席した。総書記就任後、最初に視察したのも深センで、グレーターベイエリア構想とデジタル人民元に力を入れている。 深セン経済特区構想は習仲勲が提案し中央に決議させた 今では「中国のシリコンバレー」と呼ばれるほどハイテク企業が集中している深センを、「経済特区」として認めさせたのは習近平の父・習仲勲だ。 1962年に小説『劉志丹』を書かせて反党活動を行ったという冤罪で国務院副総理の座からいきなり罪人にされ、1978年...

米政府、「アリペイ」と「ウィーチャットペイ」の規制検討

米政府は、中国の金融会社アント・グループとインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)のデジタル決済プラットフォームが国家安全保障を脅かすとの懸念から、両社の決済プラットフォームに対する規制を検討している。ブルームバーグが7日、関係筋の話として報じた。 中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下のアントの決済プラットフォーム「アリペイ(支付宝)」とテンセントの「ウィーチャットペイ(微信支付)」は主に人民元の口座を持つ中国人が利用している。米国との取引は、米国の業者が中国人旅行者...

依然回復鈍い中国の消費 低所得層「コロナ節約志向」顕著に

中国では新型コロナウイルスの感染がほぼ抑制されてから何カ月も経過し、消費者はゆっくりと財布のひもを緩め始めている。だが、ロックダウンのつらい日々を過ごした多くの低所得世帯は、なお精神的なショックが残り、節約志向をやめようとしていない。 中国の今年第1・四半期は、1992年の四半期ベースによる統計開始以来、初のマイナス成長を記録した。その後の中国経済の回復ぶりは、他の多くの国よりもかなり先行しているとはいえ、まだ全面的に上向いているわけではない。特に消費の弱さは、習近平国家主席が推進する内需主導型の「...

中国EVスタートアップ、コロナショックから活気取り戻す 好調なテスラが刺激

中国で電気自動車(EV)を手掛けるスタートアップ企業が、活気を取り戻している。原動力は米EV・大手テスラの好調ぶりだ。 中国では、テスラ車の滑らかなデザインと最先端技術への人気が高まっている。これに触発される形で、中国版テスラを夢見るスタートアップ企業の「第2陣」が今、資金調達や生産拡大、販売促進の動きを活発化させている。 中国におけるEVスタートアップの上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(Xpeng)、理想汽車(Li Auto)、威馬(WMモーター)の4社は今年、合計80億ドル以上の資金を調達した。...

北京自動車ショー開幕 中国市場はコロナショックから堅調に需要回復

北京国際自動車ショーが26日に開幕した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、対面方式でのショー開催を実現したが、例年と比べると参加者や新型モデルの発表は少なく、業界の先行きも不透明だ。 ただ、中国の自動車市場は4月以降、急速に回復しており、中型から大型の高級車に堅調な需要が見られるほか、電気自動車(EV)への関心も高まっている。 トヨタ自動車やホンダと合弁事業を展開する広州汽車集団(GAC)のゼネラルマネージャーは、今年の年間販売は増加するとの見通しを示した。 独BMWの中国事...

北京自動車ショー開幕 中国市場はコロナショックから堅調に需要回復

北京国際自動車ショーが26日に開幕した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、対面方式でのショー開催を実現したが、例年と比べると参加者や新型モデルの発表は少なく、業界の先行きも不透明だ。 ただ、中国の自動車市場は4月以降、急速に回復しており、中型から大型の高級車に堅調な需要が見られるほか、電気自動車(EV)への関心も高まっている。 トヨタ自動車やホンダと合弁事業を展開する広州汽車集団(GAC)のゼネラルマネージャーは、今年の年間販売は増加するとの見通しを示した。 独BMWの中国事...

TikTokがトランプ政権提訴 取引禁じる大統領令差し止め求める

中国の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と運営会社の北京字節跳動科技(バイトダンス)は18日夜、TikTokに関する取引を禁じる米大統領令の差し止めを求め、米ワシントンの連邦地裁に訴えを起こした。米ブルームバーグニュースが19日報じた。 米商務省は18日、国家安全保障上の懸念を理由に、TikTokと対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の米国内での新規ダウンロードを20日から禁止すると発表した。 ブルームバーグによると、TikTokとバイトダンスは訴状で、トランプ大統領が同アプリを禁...

伊プラダ、コロナ終息後の中国売上高が力強く回復 現時点で前年を大幅に上回る

イタリアの高級ブランド、プラダのパトリッツィオ・ベルテッリ最高経営責任者(CEO)は11日、中国での売上高は新型コロナウイルス収束後に店舗を再開して以降力強く回復しており、現時点で前年の水準を大幅に上回っていると述べた。 中国での高級品需要は、新型コロナ禍の影響があるにもかかわらず、依然として非常に堅調と指摘。電子メールで、「これまでのところ、プラダグループの中国での売上高はすでに2019年の水準を大きく上回っており、年初から2桁の伸びを記録している」とした。 また、中国での回復は3月末から加速して...

トランプの制裁措置、中国ハイテク株人気呼ぶ サーバーからOSまで国内調達の動き

米国が中国ハイテク企業への締め付けを強める中、中国の政府機関や国有企業はコンピューター・ネットワークで利用する米国製品を自国製品に切り替える努力を進めている。このため投資家の間では中国ハイテク企業株が有望視され、株価が上昇している。 ここ数カ月、中国地方政府と中国電信(チャイナ・テレコム)などの国有企業は国内産業の育成を狙い、製品の調達先をマイクロソフト、オラクル、IBMなどの米国企業から国内企業に変更する計画を打ち出している。 中国IT株の指数は年初から30%近く値上がりし、上昇率は優良株指数の2...