「事件」の記事一覧

NY州知事クオモ「抗議デモ参加者はコロナ検査を」 感染拡大を懸念

ニューヨーク州のクオモ知事は4日、米中西部ミネソタ州で発生した白人警官の暴行による黒人男性死亡事件を受けた抗議デモが新型コロナウイルスの感染を拡大させる可能性があるとし、デモ参加者に検査を受けるよう呼び掛けた。 定例会見で、同事件について「私も激しい憤りを覚える」とし、デモ参加者に共感を示す一方、ニューヨーク州では推計3万人がデモに参加しており、「多くの人がマスクを着用しているものの、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)は取られておらず、警察官と直接対峙している。デモに参加するのなら検査を受け...

米ミネアポリスで死亡した黒人男性の追悼式 遺族ら数百人参加

米ミネソタ州ミネアポリスで4日、白人警官から暴行され死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさんの追悼式が開催され、数百人が参加した。この事件をきっかけに全米各地に広がった人種差別や格差への抗議デモは今も続いている。 追悼式会場は、ミネアポリスのノース・セントラル大学内の教会。フロイドさんの兄弟のフィロニーズさんは、家族が貧しくジョージさんとともに靴下や洋服を台所のシンクで洗濯し、乾燥機もないのでオーブンで乾かしたという思い出を披露した上で「この全員が私の兄弟に会うためにやってきた。彼がこれほど多くの人の...

北朝鮮、トランプのデモ鎮圧姿勢を批判「中国を非難できない」

北朝鮮は4日、米国内の人種差別への抗議活動で米政府は「犬を放つ」と脅しをかけて鎮圧を図っているとし、香港情勢や人権問題で中国を批判する立場にはないと批判した。 北朝鮮の主要紙の1つが、ポンペオ米国務長官を批判した朝鮮労働党国際部の報道官の発言として報じた。 ポンペオ氏は先月31日に米FOXニュースに対し、中国共産党による最近の行動は「西側の考え方や民主主義、価値観を破壊する決意」を示唆し、「米国人をリスクにさらしている」と発言。 同報道官は、ポンペオ氏の香港、台湾、人権、貿易摩擦に関する発言は「ナン...

米黒人暴行死、元警官をより重い容疑で訴追 他の3警官も含めて立件

米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件を巡り、地元検察当局は3日、第3級殺人で逮捕・訴追していたデレク・ショビン容疑者(44)をより重い第2級殺人の容疑で訴追することを決めた。裁判所文書から明らかになった。 有罪判決が下れば、最長40年の禁固刑となり、第3級殺人の最高刑より15年長くなる。 さらに、現場にいた他の警官3人についても、殺人ほう助と教唆の容疑で逮捕・訴追し、事件に関わった警官4人全員が立件された。4人はいずれも免職となっている。 事件は先月、警...

マティス前米国防長官、2年間の沈黙破りトランプ批判「国の分断図る」

トランプ米政権発足当初に国防長官を務めたジム・マティス氏は3日、2018年の退任以降の長い沈黙を破り、トランプ大統領は米国の分断を図っていると非難し、市民の暴動への対応に軍を動員すべきではないと訴えた。 米国では先月25日に黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を押さえられて死亡したことをきっかけに、各地で抗議行動が続いており、一部で暴動化している。 マティス氏は米誌アトランティック(電子版)に掲載された声明で「ドナルド・トランプは私の人生において、米国民の結束に尽力しない初めての大統領だ。...

トランプ政権、首都ワシントンの警察を支配下に置く構想を提示

トランプ米政権が黒人男性暴行死に端を発する抗議活動が全国的に広がる中で首都ワシントンの警察を支配下に置く構想を打ち出していたことが、2日のメディア報道で分かった。 トランプ大統領は1日、首都ワシントンでの暴力を食い止めるため数千人の兵や法執行機関職員を動員するとし、市長や知事が街頭の統制を取り戻せなければその他都市でも同様の措置を取ると表明した。 ワシントンのミュリエル・バウザー市長は2日、記者団に対し「大統領がワシントンで武力の誇示を望んでいるとする昨日の演説を聞いたと思う。われわれは彼ら(トラン...

トランプ、州兵動員拒否の州知事を非難「NY市はずたずたに」

米中西部ミネソタ州で発生した白人警官の暴行による黒人男性死亡事件を受けた抗議活動が全国に拡大する中、トランプ米大統領は2日、州兵(ナショナルガード)を動員して事態の収拾を図るという自身の提案に従わなかったとして各州の州知事を非難し、ニューヨーク市に混乱収拾のため州兵を動員するよう要求した。全米各地では2日夜もデモが続くとみられ、数十の都市で夜間外出禁止令が敷かれている。州兵トップによると、1万8000人の州兵が29州で地元警察などの支援にあたっている。抗議デモが各地で激化する中、1日夜にはデモ隊に対...

米・黒人暴行死への抗議、世界に拡大 欧州・アフリカで

米中西部ミネソタ州で発生した白人警官の暴行による黒人男性死亡事件を受けた抗議活動が全米に広がる中、欧州やアフリカなど世界各地でも「黒人の命は大切だ(Black Lives Matter)」のスローガンを掲げ、人種差別に抗議する集会が開かれた。こうした平和的な集会では、社会、経済的な格差のほか、過去の欧州列強による植民地化時代からまとわりつく人種主義などがクローズアップされ、オランダの首都アムステルダムで開かれた集会ではブラック・ヘリテージ・アムステルダム・ツアーズの創業者、ジェニファー・トッシュさん...

NY市、夜間外出禁止令7日まで継続 抗議デモに乗じ略奪相次ぐ

米ニューヨーク市のデブラジオ市長は2日、白人警官による黒人男性暴行死を受けた抗議デモの激化を踏まえ、前日発令した夜間外出禁止令を7日まで継続すると明らかにした。午後8時から午前5時までの外出が禁止される。デブラジオ市長とニューヨーク州のクオモ知事は前日、ニューヨーク市で1943年以来初めてとなる夜間外出禁止令を出し、午後11時以降の外出を禁止した。しかし、市内ではデモ参加者の一部が暴徒化し、略奪などが相次ぎ、百貨店メーシーズの旗艦店などが被害を受けた。ニューヨーク市警によると、1日夜から2日朝にかけ...

米、警官に暴行された黒人男性の死因は「窒息」 独立検視官、殺人と断定

米ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に暴行され死亡した事件を巡り、独立検視官らは1日、遺族の要請を受けて行った検視の結果、死因は「窒息」で、殺人により死亡したと断定した。また死亡原因となるような持病も見られなかったとした。 郡検視官によると、外傷性の窒息の形跡はなく、冠状動脈疾患や高血圧が死亡につながった公算が大きいとされていた。 今回検視に当たったアレシア・ウィルソン医師は「形跡から死因は機械的窒息で、殺人による死亡と判断される」と表明。検視に立ち会ったマイケル・ベーデン医師も...