「人民解放軍」の記事一覧

習近平、人民解放軍に戦勝を指示「死も恐れるな」

<米バイデン政権発足を前に、南シナ海、台湾海峡、中印国境などあらゆる前線での優越を印象づける> 中国の習近平国家主席は11月25日、自らが主席を務める中央軍事委員会の訓練会議で兵士たちの訓練強化を指示。戦争に勝利するために、死も恐れてはならないと述べた。国営メディアの新華社通信によれば、習は軍の幹部と兵士らに対して、「実戦と同じ条件で」戦争に備えるよう命じた。 北京にある京西賓館で行った演説の中で習は、人民解放軍は「新たな時代」に突入すると述べ、訓練を強化して作戦能力を向上させるよう指示。さまざまな...

米爆撃機2機が中国の防空識別圏に異例の進入

<米大統領選後の混乱に乗じて台湾空軍を消耗させる中国軍に警告> 11月17日、米軍の超音速爆撃機2機が中国の防空識別圏(ADIZ)に進入した。米大統領選後の混乱を受けて同地域の情勢が不安定化するなか、中国をけん制する狙いがあるとみられる。 航空機追跡サイト「Aircraft Spots」がツイッターに投稿した情報によれば、米空軍のB1B爆撃機、MAZER01とMAZER02はグアムにあるアンダーセン空軍基地から出撃。台湾北東にある東シナ海上空のADIZに進入した。KC135ストラトタンカー空中給油機...

習近平、中国海兵隊に号令「戦争に備えよ」

<水陸両面作戦の精鋭部隊として2017年に再編された海軍陸戦隊を視察し、国家の主権や海洋権益を守る重責を改めて強調> 中国の習近平国家主席は10月13日、広東省で人民解放軍の精鋭部隊である海軍陸戦隊(海兵隊)を視察し、「戦争の備え」に全力を注ぐよう指示した。 海軍陸戦隊は、習が指示した国防および軍隊改革の一環として2017年に再編が行われ、本誌が中国中央電視台(中国の国営テレビ局)の映像を翻訳したところによれば、習は視察の際に行った演説の中で、同陸戦隊を「水陸両面作戦の精鋭部隊」と強調した。 習が広...

台湾有事を想定した動画を中国軍が公開

<台湾海峡を挟んだ米中の対立が激しさを増すなか、中国軍は「今日、戦争が始まったら中国はどう対応するか」の動画を投稿した> 米中の緊張が高まる台湾海峡でもし戦争が勃発したら、中国はどう戦うのか。中国軍の地域司令部は、緊急事態を想定した宣伝動画を公開した。 ソーシャルメディアサイトの新浪微博(ウエイボー)で動画を公開したのは、人民解放軍(PLA)の東部戦域司令部。冒頭に「もし今日、開戦したら...これがわれわれの答えだ」というタイトルが現れ、背景に流れる軍歌の歌詞が戦闘への準備が完全に整っていることを強...

中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

中国空軍は19日、核攻撃能力を備えたH─6爆撃機が、米領グアムのアンダーセン空軍基地を標的にしているとみられる攻撃のシミュレーションを行う動画を公開した。 動画は人民解放軍空軍の微博(ウェイボ)アカウント上で公開された。中国は米国務省高官の台湾訪問に反発し、19日に台湾海峡付近で前日に続き軍事演習を行った。 グアムにはアンダーセン空軍基地など米軍の主要な施設があり、アジア太平洋地域の有事への対応で重要な役割を果たす。 2分15秒の動画は「戦争の神『H─6K』、攻撃を開始」という名称で、映画の予告編の...

台湾、防空識別圏に侵入した中国の対潜哨戒機に警告 米高官の訪台控え

台湾国防部(国防省)は17日、中国の対潜哨戒機2機が16日に台湾の防空識別圏に入り、台湾空軍が識別圏から出るよう警告したと明らかにした。17日には米国のクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が台湾入りする予定だ。 中国軍は台湾周辺の空海域で活動を活発化させており、台湾は繰り返し非難している。 中国は台湾の南西沖で先週2日間にわたって実施した軍事演習について、中国の主権を守るために「必要な行動」だったと説明している。 台湾国防部によると、中国の対潜哨戒機2機は先週の軍事演習と同様に台湾南西...

米、中国の南シナ海軍事化に関与の個人・企業24社に制裁 中国は撤回要求

米政府は26日、中国による南シナ海における軍事演習実施と人工島の建設に関与したとして、24社の中国企業に輸出禁止措置を取ると同時に、複数の個人に対する制裁措置を発動させた。 南シナ海での活動を巡り、米国が中国に制裁を科すのは初めて。 米商務省は24社を禁輸措置の対象である「エンティティーリスト」に追加すると発表。追加されたのは広州海格通信集団や中国交通建設と関係があると見られる数社、中国電子科技集団など。各社からのコメントは得られていない。 商務省は声明で、24社は「中国軍による南シナ海の人工島の建...

中国、実弾演習区域への米軍機侵入を非難 「不測事態の恐れも」

中国は25日、同国が実弾演習を行う飛行禁止区域に米軍のU2偵察機が侵入したとして、米国に強く抗議した。 中国がこれまでも米国の監視活動を非難する一方、米国は中国航空機による「危険な」妨害活動を指摘してきた。監視活動は定期的に行われるが、中国が公言することは珍しい。 中国国防省は、実弾演習を行っていた人民解放軍北部戦区の飛行禁止区域でU2偵察機が許可なく飛行し、「正常な演習訓練活動を著しく妨害した」と指摘。誤解や判断ミス、海空での「不測の事態」を引き起こしかねないと非難した。米国が海空の行動に関する米...

米海軍、南シナ海で空母2艦が軍事演習 同時に演習中の中国への「対抗」は否定

米海軍は、空母2艦が南シナ海で4日に軍事演習を行ったと発表した。同海域では領有権を主張する中国も現在、軍事演習を行っており、米国防総省や近隣諸国は非難する声明を発表している。 海軍の声明によると、演習を実施したのは空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」。「自由で開かれたインド太平洋地域を支援するため」という。具体的な実施場所は明らかにしなかった。 空母の演習について先行報道した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロナルド・レーガン空母打撃群の司令官を務めるジョージ・M・ウィコフ...

中国カンシノ、新型コロナワクチンを人民解放軍と共同開発 軍限定で使用承認

中國のカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)は29日、人民解放軍の軍事科學院と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンを同軍に限定して使用する承認を得たと発表した。治験で安全性と一定の効果が確認されたという。 このワクチンは、中國の企業や研究機関が開発中でヒトへの治験が承認されている8種類の候補の1つ。 カンシノが當局に提出した文書によると、中國の中央軍事委員會は25日、人民解放軍による同ワクチン使用を1年間認めることを決定した。 カンシノによると、このワクチンは第1相、第2相の治験で新型コロナ...