「人民解放軍」の記事一覧

台湾有事を想定した動画を中国軍が公開

<台湾海峡を挟んだ米中の対立が激しさを増すなか、中国軍は「今日、戦争が始まったら中国はどう対応するか」の動画を投稿した> 米中の緊張が高まる台湾海峡でもし戦争が勃発したら、中国はどう戦うのか。中国軍の地域司令部は、緊急事態を想定した宣伝動画を公開した。 ソーシャルメディアサイトの新浪微博(ウエイボー)で動画を公開したのは、人民解放軍(PLA)の東部戦域司令部。冒頭に「もし今日、開戦したら...これがわれわれの答えだ」というタイトルが現れ、背景に流れる軍歌の歌詞が戦闘への準備が完全に整っていることを強...

中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

中国空軍は19日、核攻撃能力を備えたH─6爆撃機が、米領グアムのアンダーセン空軍基地を標的にしているとみられる攻撃のシミュレーションを行う動画を公開した。 動画は人民解放軍空軍の微博(ウェイボ)アカウント上で公開された。中国は米国務省高官の台湾訪問に反発し、19日に台湾海峡付近で前日に続き軍事演習を行った。 グアムにはアンダーセン空軍基地など米軍の主要な施設があり、アジア太平洋地域の有事への対応で重要な役割を果たす。 2分15秒の動画は「戦争の神『H─6K』、攻撃を開始」という名称で、映画の予告編の...

台湾、防空識別圏に侵入した中国の対潜哨戒機に警告 米高官の訪台控え

台湾国防部(国防省)は17日、中国の対潜哨戒機2機が16日に台湾の防空識別圏に入り、台湾空軍が識別圏から出るよう警告したと明らかにした。17日には米国のクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が台湾入りする予定だ。 中国軍は台湾周辺の空海域で活動を活発化させており、台湾は繰り返し非難している。 中国は台湾の南西沖で先週2日間にわたって実施した軍事演習について、中国の主権を守るために「必要な行動」だったと説明している。 台湾国防部によると、中国の対潜哨戒機2機は先週の軍事演習と同様に台湾南西...

米、中国の南シナ海軍事化に関与の個人・企業24社に制裁 中国は撤回要求

米政府は26日、中国による南シナ海における軍事演習実施と人工島の建設に関与したとして、24社の中国企業に輸出禁止措置を取ると同時に、複数の個人に対する制裁措置を発動させた。 南シナ海での活動を巡り、米国が中国に制裁を科すのは初めて。 米商務省は24社を禁輸措置の対象である「エンティティーリスト」に追加すると発表。追加されたのは広州海格通信集団や中国交通建設と関係があると見られる数社、中国電子科技集団など。各社からのコメントは得られていない。 商務省は声明で、24社は「中国軍による南シナ海の人工島の建...

中国、実弾演習区域への米軍機侵入を非難 「不測事態の恐れも」

中国は25日、同国が実弾演習を行う飛行禁止区域に米軍のU2偵察機が侵入したとして、米国に強く抗議した。 中国がこれまでも米国の監視活動を非難する一方、米国は中国航空機による「危険な」妨害活動を指摘してきた。監視活動は定期的に行われるが、中国が公言することは珍しい。 中国国防省は、実弾演習を行っていた人民解放軍北部戦区の飛行禁止区域でU2偵察機が許可なく飛行し、「正常な演習訓練活動を著しく妨害した」と指摘。誤解や判断ミス、海空での「不測の事態」を引き起こしかねないと非難した。米国が海空の行動に関する米...

米海軍、南シナ海で空母2艦が軍事演習 同時に演習中の中国への「対抗」は否定

米海軍は、空母2艦が南シナ海で4日に軍事演習を行ったと発表した。同海域では領有権を主張する中国も現在、軍事演習を行っており、米国防総省や近隣諸国は非難する声明を発表している。 海軍の声明によると、演習を実施したのは空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」。「自由で開かれたインド太平洋地域を支援するため」という。具体的な実施場所は明らかにしなかった。 空母の演習について先行報道した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロナルド・レーガン空母打撃群の司令官を務めるジョージ・M・ウィコフ...

中国カンシノ、新型コロナワクチンを人民解放軍と共同開発 軍限定で使用承認

中國のカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)は29日、人民解放軍の軍事科學院と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンを同軍に限定して使用する承認を得たと発表した。治験で安全性と一定の効果が確認されたという。 このワクチンは、中國の企業や研究機関が開発中でヒトへの治験が承認されている8種類の候補の1つ。 カンシノが當局に提出した文書によると、中國の中央軍事委員會は25日、人民解放軍による同ワクチン使用を1年間認めることを決定した。 カンシノによると、このワクチンは第1相、第2相の治験で新型コロナ...

中国、インドとの武力衝突現場付近に新たな構造物 衛星写真が示唆

中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、ヒマラヤ山脈西部の衝突現場近くで中国が新たな構造物を建設したとみられることが衛星写真で判明した。衝突再燃の懸念が強まりそうだ。 インド兵20人が死亡したガルワン渓谷での15日の衝突を受け、インドと中国の軍司令官は22日、係争地に沿った複数の場所から対峙する軍を撤退させることで合意した。 衛星写真は衝突後の1週間に新たな建設活動が行われたことを示しており、合意の崩壊リスクが懸念される。 この写真は米宇宙技術企業マクサー・テクノロジーズが22日に撮影。ガル...

中印国境の武力衝突は中国側が仕掛けたもの? 衝突前の衛星写真が人民解放軍の活動撮影

中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、中国軍が衝突までの数日間に機械類を持ち込んだり、ヒマラヤ山脈の山腹に道を切り開いたりしていたほか、川をせき止めた可能性もあることが、衛星写真によって示唆されている。 衛星写真は地球の画像を手掛ける企業Planet Labsが衝突翌日の16日に撮影。ロイターが入手した写真によると、1週間前と比べ衝突の起きたガルワン渓谷で活動が活発化した様子が見て取れる。樹木のない山沿いとガルワン川の中に機械類設置されているのが見られる。 米カリフォルニアのミドルベリー国...

中国=インド国境で軍事衝突 インド側兵士20人が死亡

インド軍は16日、越境を巡り数週間前から中国軍とにらみ合いが続いていた国境付近で衝突が起き、兵士20人が死亡したと発表した。 インド軍によると、衝突が起きたのは15日夜、両国の係争地域であるラダック地方のガルワン渓谷。中国外務省もインド側と衝突があったことを認めたが、中国軍側の被害は明らかにしていない。一方、インド外務省は双方に犠牲者が出たとしている。両国の軍幹部が事態収拾のため協議しているという。 インド政府筋は、交戦では鉄の棒や石が使われ、銃は使用されなかったと明かした。 中国外務省は、インドに...