「健康」の記事一覧

動画サイトの視聴で広がる集団疾患、世界の若年層で報告相次ぐ

<ネット上の動画を再生した一部の若者たちが、昨年から身体の不規則な動きや意図しない奇声などに悩まされるようになった> 一部の動画を視聴した若者たちのあいだで、意思に反して突発的に顔を歪めたり汚言を吐いたりするなどの行動が見られるようになっている。昨年ごろから症例が急増し、世界各国で症例の報告が相次ぐ。トゥレット症と呼ばれる既存の症状によく似ているが、伝播のパターンと発現のメカニズムが異なることから、一部研究者たちは新たな症状だと位置付けている。 一例としてイギリスでは、ある日から14歳少女の身体が散...

十分な運動をすることで、睡眠不足による不健康な影響を補うことができる、との研究結果

<欧米4カ国4万4370名を対象とする調査で、「運動習慣は、睡眠不足がもたらす健康への悪影響を低減させる可能性」との研究結果が示された> 運動不足と睡眠不足はそれぞれ独立して、死亡リスクや心血管疾患、がんのリスクの上昇と関連する。たとえば、2020年11月に発表された欧米4カ国4万4370名を対象とする研究結果では「運動不足で座位時間が長いと死亡率が高く、座位時間がもたらす死亡リスクは、1日30〜40分の中高強度身体活動(MVPA)によって減衰される」ことが示されている。 健康な生活は、十分な運動と...

「ストレスが緩和されると白髪が元の色に戻ることがある」初めて科学的に検証された

<白髪が増える他の要因として心理的ストレスも長年指摘されてきたが、米コロンビア大学の研究チームが初めて定量的に示した> 加齢に伴って、毛を産生する「毛包」内の色素細胞が死滅し、これによって髪は自然と色素を失う。白髪が増える他の要因として心理的ストレスも長年指摘されてきたが、これを裏付ける科学的な証拠は示されていなかった。 「心理的ストレスと白髪には相関がある」初めて定量的に示した 米コロンビア大学の研究チームは、2021年6月22日、オープンアクセスジャーナル「イーライフ」で、「心理的ストレスと白髪...

やっぱり危ない化粧品──米研究で半分以上に発がん性物質

<皮膚や涙管、目や口から体内に入り、永遠に蓄積されていく「フォーエバー・ケミカル」が野放しになっている> 米ノートルダム大学は、学術誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー・レターズ」に新たな研究報告を発表。アメリカとカナダで販売および使用されている化粧品の半数以上に、発がん性物質が含まれていると指摘した。 報告によれば、研究チームは数多くの化粧品から高濃度の有機フッ素化合物(PFAS、ピーファス)を検出した。「フォーエバー・ケミカル(永遠に残る化学物質)」として知られるPFASは、...

4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男…何を目指し、どうなったのか

<男はなぜ最大1日7000回も腕立て伏せをするのか。その生活を1年続けたことで得られた哲学とは> 米ウィスコンシン州に住むネイト・キャロルが、前人未到の大記録に挑戦している。「ウィスコンシン・ステート・ジャーナル」によれば、彼は6月6日の時点で、過去12カ月間に150万231回の腕立て伏せを行ったという。 この、ほとんど不可能に思われる極端なチャレンジを彼が行っている目的は、それによって子供たちを奮い立たせ、同時に重要な目的のために資金を調達することだ。 1日の平均で、腕立て伏せの回数は4100回。...

アルツハイマー新薬の、バラ色とは言えない評判とコスト

<病気の原因に作用する初めての薬として期待が寄せられているが、今後まだ追加試験が必要だという条件つきの承認に> 米食品医薬品局(FDA)は6月7日、アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」を承認したと発表した。アルツハイマー病の新薬承認は約20年ぶり。FDAは新薬について、アルツハイマー病の進行を遅らせるだけでなく、根本的な原因に作用する初めての薬だとしているが、有識者の間からは、はっきりした治療効果が認められていないと警告する声もあがっている。 新薬は米製薬会社のバイオジェンと日本のエーザイが共同...

生で内臓を食べる女性TikToker「多幸感と高揚感を得られる」

<牛の腎臓や心臓を生で食べ、レバーはスムージーに...> 南カリフォルニアに住むエリカ・ドーベックの衝撃的な食生活が、TikTokユーザーの関心を集めている。かつてはビーガンだったというドーベックだが、今は肉食。それも生の内臓を食べる。 若い女性が、牛の腎臓や心臓を生で食べたり、レバーをミキサーにかけて飲む光景はただごとではない。生で内臓を食べると、「多幸感」と「高揚感」を得られると彼女は言う。 @ericaeatsorgans Not for me! #liversmoothie #beefliv...

脳が騙される! 白黒の映像が、目の錯覚でフルカラーに見える不思議な体験

<心理学者が公開した「脳がトリップ」するような体験が味わえるTikTok動画...「びっくり」「信じたくない」> 心理学者がTikTokに投稿した動画が、ユーザーたちを困惑させている。ジュリー・スミス博士の動画は、見る人の目の錯覚を利用して、本当は白黒の映像を鮮やかなフルカラー映像に見せるというものだ。 スミス博士は動画の中で、「ネガティブな残像を経験してもらいます」と、視聴者に語りかける。「本当は色のない映像に色があるように感じるよう、あなたの脳を騙します」 動画の前半部分では、スミス博士も周囲の...

今こそ見直すべき「子供の予防接種」 防げる病気で子供を苦しませた親の後悔

<誤解や偏見、無関心で子供のワクチン接種率が低下すると、防げたはずの病気でわが子や地域が苦しむことに> イギリス人の3歳の女の子、ローラメイが友達の誕生日パーティーに出掛けたのは1年前のこと。数日後、母親のレイチェルはその友達が麻疹(はしか)と診断されたことを知った。 「心底ぞっとした」と、レイチェルは振り返る。娘にはしかの予防接種を受けさせていなかったからだ。「深く考えていなかった。はしかなんて、めったにかかるものじゃないから」 その結果は悲惨だった。風邪のような症状の後、高熱と咳、激しい耳の痛み...

コロナ禍で7割が体重増 平均18キロ重く……米調査

<自粛生活中の体重コントロールはよくある悩みだが、予想を上回る深刻な実態が米調査により明らかになった> コロナ禍で少しふっくらしたという話はよく聞くものだが、アメリカでの状況は一段と深刻になってきている。米心理学会の調査により、25歳から42歳までのミレニアル世代において、約7割の人々の体重が増加していたことが明らかになった。 調査はアメリカに住む18歳以上の3013名を対象に、オンラインの質問形式で実施された。体重変化が最も深刻だったミレニアル世代では、パンデミック以前と比べて意図せず体重が増加し...