「免疫」の記事一覧

世界でワクチン接種が進むなか、「免疫パスポート」は有効?の議論が再燃

<史上最大規模の世界的なワクチン接種がすすめられるなか、新型コロナウイルスへの免疫を持つ人に「お墨付き」を与え、行動制限を解除する「免疫獲得証明書(免疫パスポート)」の是非が再び議論の的となっている...... > 世界初の新型コロナウイルスワクチンの集団接種が2020年12月8日に英国で開始されて以来、米国、ドイツ、フランス、シンガポールなど、世界60カ国で8640万回以上の接種が完了している(2021年1月28日時点)。 史上最大規模の世界的なワクチン接種がすすめられるなか、新型コロナウイルスへ...

「新型コロナウイルスの免疫は8ヶ月持続する」との研究結果

<「新型コロナウイルス感染症から回復した人は最大8ヶ月にわたって獲得免疫を保持している」ことを示す研究結果が明らかとなった......> 「獲得免疫」とは、感染した病原体を特異的に判別して記憶し、再び曝露したときに効果的にこれを排除する働きである。「新型コロナウイルスに感染した後、獲得免疫がどのくらいの期間、持続するのか」については、まだ完全に解明されていないが、このほど、「新型コロナウイルス感染症から回復した人は最大8ヶ月にわたって獲得免疫を保持している」ことを示す研究結果が明らかとなった。 新型...

抗体なくてもT細胞が新型コロナウイルス退治? 免疫システムで新研究

新型コロナウイルスから人間を守る役目を持つ機能として、一部の科学者がT細胞と呼ばれる免疫システムを研究している。現在の新型コロナの多くの研究は抗体の有無が免疫性を確実にするかどうかを巡るものだが、これとは別の着眼点だ。 最近の複数の研究で、新型コロナから回復したものの抗体検査で陰性となった一部患者が、新型コロナ感染症への体の反応としてT細胞が発生・成長していたことが示された。こうした研究は小規模で、外部専門家の評価もまだ受けていない。ただ、症状が軽かったり無症状だったりする人で、T細胞の反応を通じて...

新型コロナ回復患者の抗体水準、2─3カ月で急低下 集団免疫の獲得は無意味か?

18日付の米医学誌「ネイチャーメディシン」によると、中国で行われた研究で、新型コロナウイルス感染症から回復した人の抗体レベルは有症状と無症状両方の患者で2─3カ月後に急激に下がることが確認された。 この研究は、新型コロナに感染したことがある人の将来の感染に対する免疫の持続時間に疑問を投げ掛け、ソーシャルディスタンス(社会的距離の維持)や高リスク集団を隔離する公衆衛生面での長期にわたる対応を支持する結果となった。 研究では、新型コロナ感染症から回復後の抗体検査で陽性反応を示した有症状患者37人と無症状...

新型コロナ感染のサル、獲得免疫で再感染予防も ワクチン開発に朗報

新型コロナウイルスに感染したサルが回復後、獲得した免疫により再感染を免れ得ることが米研究チームの実験で分かった。ワクチン開発に朗報とみられる。 ハーバード大学医学部附属病院(ボストン)のダン・バロウチ医師らの研究チームによると、サル9匹をウイルスに感染させた後、回復を待ってから再びウイルスに接触させたところ、発病はせず、自然免疫の働きが認められた。 さらにサル25匹に試験用ワクチンを投与し、その後対照群とともにウイルスに接触させたところ、対照群では高度の感染が見られたものの、ワクチン投与群では相当な...