「全人代」の記事一覧

「香港独立」の旗掲げた男を香港警察が逮捕 国家安全法違反で初

香港警察は1日、香港独立を唱える旗を掲げたとして男性を国家安全維持法違反の疑いで逮捕した。前日可決したばかりの同法の適用は初めて。 警察がツイッターに投稿した写真には、「香港に自由を(Free Hong Kong)」と書かれた黒いTシャツを着た男性と歩道に置かれた旗が映っている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・国家安全維持法施行された香港、返還23周年迎える 当局は治安対策 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレ...

中国が発表した「香港国家安全維持法」 その内容は?

中国は全国人民代表大会(全人代)常務委員会が30日に可決した「香港国家安全維持法」の内容を公表した。反政府的行動の取り締まりに向け、国家分裂、政権転覆、テロ活動、外国勢力との結託の4種類の活動を犯罪行為と定め、最大で終身刑を科す。同法は30日1500GMT(日本時間7月1日午前0時)に施行。1997年の中国への香港返還23周年記念を前に施行された。世界的な金融ハブである香港の自由が抑圧されるとの懸念から、米英を含む西側諸国との緊張が一段と高まる恐れがある。法律の詳細は以下の通り。*国家分裂、政権転...

中国、香港国家安全維持法案を可決 欧米との対立激化も

中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員会は30日、「香港国家安全維持法案」を可決した。1997年に英国から中国に返還されて以降、高度な自治が保障されてきた香港にとって歴史的な転換点になりそうだ。 欧米諸国は、「一国二制度」下で保障される香港の高度な自治が損なわれると警戒感を強めており、中国と欧米諸国の対立が一段と強まる恐れがある。 新法の下で市民の権利と自由が制限されるとの懸念や最も重い処罰は終身刑との報道がある中、香港の著名民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は30日、政治団...

香港で国家安全維持法案への反対デモ、少なくとも53人逮捕

香港の九龍地区で28日、中国で審議中の香港国家安全維持法案に反対する「沈黙のデモ」が行われ、数百人がジョーダン(佐敦)からモンコック(旺角)まで行進した。 デモはおおむね平和的に行われたが、一部ではデモ隊と警官隊との間で小競り合いが起き、警察が催涙スプレーでデモの排除に動く場面もあった。警察当局は、少なくとも53人を逮捕したと発表した。 中国が成立を目指す香港国家安全維持法案を巡っては、1997年の香港返還時に約束された高度な自治が損なわれるとして、香港の民主活動家や一部の外国政府が警戒感を強めてい...

中国・全人代、初の民法典を可決 同性カップルの居住権に「救いの手」

「不意打ちだった」──。ヒー・メイリさん(51)は、亡くなった同性の女性パートナーの義父母に警察署で面会したとき、パートナーと12年間一緒に暮らしたアパートの立ち退きを求められたと述懐する。 「自分は法に守られていないのだと痛感したのは、警察署でのあの瞬間だった」と、ロイターに語った。 死について口にすると死期が早まると信じていたパートナーのリー・シンさんは生前、遺書を書いておらず、不動産の所有権をはっきりと話題にすることもなかった。 2016年にリーさんが難病の全身性エリテマトーデスで亡くなると、...

トランプ、香港の優遇措置撤廃を指示 中国の国家安全法制定めぐり

トランプ米大統領は29日、香港に対する優遇措置を撤廃するよう政権に指示したと明らかにした。香港の統制強化に向けた中国政府の「国家安全法」制定計画に対抗する。 トランプ大統領はホワイトハウスで行った記者会見で、中国が香港の高度な自治に関する約束を破ったとし、香港国家安全法制定は香港や中国、世界にとって悲劇だと批判。「香港に対する優遇策を撤廃する措置を取る」とし、香港の自治の阻害に関与していると見なす人物に対し制裁措置を導入すると表明した。 米政府の対応は犯罪人引き渡しから輸出規制にわたる「香港を巡る広...

中国公安部、香港警察を「全力で指導・支援」すると表明

中国全国人民代表大会(全人代)が28日に「香港国家安全法」の導入を決定したことを受け、中国公安部は同日、香港警察を「指導・支援」すると表明した。 公安部は声明で「暴力阻止と秩序維持に向け、香港警察を全力で指導・支援する」と表明した。 香港警察は中国政府から独立した組織で、公安部は香港における法執行力を持たない。 香港国家安全法は、香港での分離独立や政権転覆、テロリズム、外国からの介入を阻止することを目的とする。同法の詳細は数週間内に策定され、9月までに成立する見込み。 同法では、中国政府が香港に情報...

中国の香港国家安全法は「自由や自治抑圧」 英米など4カ国が共同声明

中国全国人民代表大会(全人代)が「香港国家安全法」の導入を決定したことを受け、英、米、オーストラリア、カナダの4カ国は28日、国家安全法制が香港の自由を脅かすほか、1984年の香港返還協定に違反するとして、中国の対応を非難する共同声明を発表した。 声明では、中国が「これまで自由のとりでとして繁栄してきた」香港に国家安全法制を導入する決定を下したことを「深く憂慮」すると表明。新法制は「香港市民の自由を抑圧し、香港の繁栄を築いた自治や制度を著しく損なう」ほか、香港の高度の自治を明記した、法的拘束力を伴う...

中国、全人代で香港国家安全法の制定方針を採択

中国全国人民代表大会(全人代)は28日、「香港国家安全法」の制定方針を圧倒的賛成多数で採択した。 香港国家安全法は、香港での分離や政権転覆、テロリズム、外国からの介入を阻止することを目的とする。全人代常務委員会にによる法案策定を賛成2878、反対1、棄権6で採択した。 香港国家安全法の詳細は数週間内に策定され、9月までに成立する見通し。 李克強首相は、国家安全法は香港の長期的安定と繁栄に資すると述べた。 香港特別行政区政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、全人代での採択を歓迎する声明を発表、「...

米、香港への優遇措置もはや継続できず 中国による国家安全法受け=ポンペオ国務長官

ポンペオ米国務長官は27日、中国政府が香港への統制を強化する「国家安全法」を制定する方針であることを受け、香港に対し米国内法に基づく優遇措置を認められないと議会に報告したことを明らかにした。 声明で、香港に国家安全法を導入する中国の試みは「香港の自治や自由を根本的に弱める一連の行動」の新たな動きで、「香港が中国から高度の自治を維持しているとは言えない」と指摘。 その上で、状況を慎重に検討した結果、1997年(の香港返還)以前に適用された米国内法と同じ形での優遇を引き続き香港に認めることはできないとし...