「医療」の記事一覧

ロシア、新型コロナ治療でアビガンのジェネリック薬投与開始 11日から

ロシアで来週11日から、新型コロナウイルス感染症治療薬として抗インフルエンザ治療薬「アビガン」のジェネリック(後発薬)「アビファビル」の投与が始まると、ロシア直接投資基金(RDIF)幹部がロイターに明らかにした。 アビガンは富士フイルム富山化学が1990年代終盤に開発。RDIF幹部によると、アビファビルはロシアの科学者によって改良が加えられた。ロシア政府は2週間以内に改良に関する詳細を発表する用意を整えているという。 アビファビルの生産に携わる企業の生産能力は月間約6万人分という。 日本では、新型コ...

米ギリアド、新型コロナ後期治験でレムデシビルの効果まちまち

米製薬ギリアド・サイエンシズは1日、新型コロナウイルス感染症患者を対象とした同社の抗ウイルス薬「レムデシビル」の後期治験で、結果がまちまちだったと明らかにした。 株価は午前の取引で4%安。 ギリアドは、新型ウイルス感染症の中程度の症状を示している患者に対し、通常の治療のみのグループと、通常の治療に加えレムデシビルを投与するグループに分けて同薬の安全性と効果を評価。期間5日間と10日間で経過を評価した。 それによると、5日間のレムデシビルを投与を受けた患者グループの中で、治療開始から11日目の時点で経...

韓国製薬大手セルトリオン、新型コロナ治療薬の動物実験でウイルス大幅減

韓国製薬大手セルトリオンは1日、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症の抗体治療薬の動物実験で、ウイルス量を減らす効果が100倍に高まるとの肯定的な結果を得たと明らかにした。 実験では、投与初日で鼻水や咳、体の痛みといった症状に改善が見られ、肺の炎症は6日間で収まったという。 セルトリオンはコロナウイルスが原因となる中東呼吸器症候群(MERS)などの感染症に対する治療薬を開発した実績がある。 同社の研究開発部門の責任者は、新型コロナ感染症の治療薬は7月に人体で試す臨床試験を開始したいと明らかにし、「...

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(1日現在)

■「人々は経済より重要」 ローマ教皇が新型コロナ危機で見解 ローマ教皇フランシスコは31日、人々は経済よりも重要だとの見解を示した。 ■〔情報BOX〕新型コロナウイルス、世界の感染者607万人超 死者36.8万人 ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で607万人を超え、死者は36万8539人となった。 ■イタリア著名医師「新型コロナは威力失った」 政府は同意せず イタリア・ミラノにあるサンラファエーレ病院の病院長は31日、現地のテレビ番組で、新型コロナウイルスは威力を失い、致...

イタリア著名医師ら「新型コロナは威力失った」 政府は同意せず「国民は最大の警戒を維持を」

イタリア・ミラノにあるサンラファエーレ病院の病院長は31日、現地のテレビ番組で、新型コロナウイルスは威力を失い、致死力が大幅に低下しているとの見解を示した。 アルベルト・ザングリロ氏は国営イタリア放送協会(RAI)の番組で「臨床的な観点では、新型コロナウイルスはイタリアでもはや存在しない」と強調。「過去10日間に綿棒で採取された検体はウイルスの量が1─2カ月前に比べて極めて少ないことが示された」と述べた。 イタリアの新型コロナウイルス感染症による死者数は3万3415人と、世界で3番目に多い。感染者数...

トランプ政権、ブラジルにFDAが警告した抗マラリア薬200万回分供給

米国とブラジル両政府は共同声明で、米政府がブラジルに新型コロナウイルス感染症の予防・治療薬として抗マラリア薬のヒドロキシクロロキン200万回分を送ったと発表した。 ヒドロキシクロロキンは、トランプ米大統領とブラジルのボルソナロ大統領が新型コロナ感染症の予防・治療薬として有望だと主張している。トランプ氏は5月半ば、自身が予防薬として服用していることを明らかにした。 ただ、医学的なリスクが指摘されており、米食品医薬品局(FDA)は使用について警告を発している。 世界保健機関(WHO)も安全性に関する懸念...

SNSで「医療関係者は国の英雄」盛り上がるインドネシア 背景に犠牲者55人という苛酷な現実

<新型コロナウイルスへの認識させた医療従事者の死> インドネシアでは新型コロナウイルスの感染拡大が未だに増加しており、ジョコ・ウィドド大統領はじめ政府、地方自治体が一丸となって国民に感染拡大防止を呼びかけているが、罰則を強化したり制限を拡大したりしても規制にこだわらない国民性のゆえにかあまり実効性を伴わず、ルール無視や規制かいくぐりが毎日のニュースを賑わせている。 そんななか、「You Tube」などのネット上では医師や看護師、保健所勤務者、病院の警備員など新型コロナ対策に携わる医療関係を中心とした...

韓国、新型コロナ感染再燃でレムデシビル輸入へ 欧州も加速

韓国保健当局は29日、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている米製薬ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」の輸入を要請する方針を明らかにした。 国内で新たな感染者数が再び増加していることに対応した。 韓国疾病予防管理局(KCDC)によると、輸入には食品医薬品安全処の認可が必要となるが、政府の諮問委員会はレムデシビルには効果が認められると結論付けたという。 韓国では新型ウイルス感染の第1波は抑え込んだものの、社会的距離維持政策が緩和されて以降、比較的小規模だが根強く残る感染例が報...

トランプ服用した抗マラリア薬、全米で使用急減 リスク意識高まる

トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染症予防のために服用していると発言した抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、米医療機関での使用が急減していることが、薬剤業者の調べで分かった。 全米の病院約半数と取引があるビジエント社によると、先週注文を受けたヒドロキシクロロキンは約12万5000錠で、3月下旬のピーク時から10分の1に減少した。 ニューヨーク最大の医療システム、ノースウェル・ヘルスで副医長を務めるトーマス・マッギン医師は、傘下の23病院で4月中旬以降、ヒドロキシクロロキンの処方を停止し...

新型コロナ治療薬レムデシビル、投与期間5日も10日も効果に大差なし

米製薬ギリアド・サイエンシズは27日、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている同社の抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験において、新型コロナ重症患者への5日間と10日間の投与で効果に大きな差は出なかったとする結果を公表した。 ギリアドは4月29日に暫定結果を公表済み。 今回、臨床試験の全結果が医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で公表された。 ギリアドは、レムデシビルの投与期間を短縮できれば、供給量が限定されている同薬をより多くの患者に投与できるとしていた。 試験は、...