「厚生労働省」の記事一覧

いまだに新型コロナ検査が脆弱な日本 「抑え込み成功」は運が良かっただけ?

4月初めに発熱で寝込んだ三段目力士の勝武士さんは、新型コロナウイルスのPCR検査をなかなか受けることができなかった。師匠は保健所に電話をかけ続けたものの、ずっと話し中でつながらなかった。 そのころ東京都内の病院は、急増する新型コロナ患者で一杯だった。受け入れ先は4日間見つからず、日本相撲協会によると、ようやく入院できたのは血痰混じりの咳が出るようになっていた4月8日だった。そして5月13日、勝武士さんは28歳の若さで亡くなった。 感染拡大を封じ込めるには広範な検査が欠かせない──多くの専門家がそう警...

厚労省、レムデシビルを新型コロナウイルス治療薬として特例承認

厚生労働省は7日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として、抗ウイルス薬「レムデシビル」を特例承認した。重症者を対象に医療現場で使用を始める。米ギリアド・サイエンシズの申請からわずか3日と異例の速さでの承認となった。厚労省幹部は会見で「これまでのところ新型コロナウイルスの治療薬はなく、レムデシビルの承認は大きな一歩」と述べた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染23人確認 39日ぶり...

新型コロナウイルス患者急増で病床削減計画見直しか 日本の医療政策の矛盾露わに

新型コロナウィルス感染者の病床不足が問題となっている中で、厚生労働省がこれまで5年にわたって進めてきた全国の病床削減計画を見直す可能性を視野に入れていることがわかった。政府は昨年秋に、13万床の病床削減を目安として掲げ、病院名のリストも作成。その対象となっていた公立病院はコロナ患者の受け入れを求められており、政策の矛盾を指摘する声が出ている。 13万床削減要請の衝撃 昨年10月の政府の経済財政諮問会議。「来年9月までに、まず公的・公立病院の見直しを出していただく」ーー加藤勝信厚生労働相は全国の自治体...