「原発」の記事一覧

福島第1原発の処理水、海洋放出へ 月内にも正式決定

読売新聞など国内メディアは16日、政府が東京電力福島第1原子力発電所にたまる処理水を海に放出する方針を固めたと報じた。月内にも正式決定するという。日本経済新聞は、設備の建設や規制手続きを経て、放出は早くても2022年度になる見通しと伝えている。 日経などによると、トリチウム以外の放射性物質を十分取り除いた処理水を、水で500―600倍に薄めて海に流すといい、放出時のトリチウム濃度は基準値の40分の1程度にとどまる見込み。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)...

日立、 イギリス原発計画から撤退 コロナ禍の投資環境悪化で続行不可能と判断

日立製作所は16日、英国での原発建設プロジェクトの事業運営から撤退すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大などで投資環境が悪化し、続行は不可能と判断した。2020年度の業績への影響は軽微としている。 日立は、英中西部アングルシー島で計画していた原子力発電所建設の事業運営から撤退する。今後は、英国政府や関係機関とともに、建設予定地の扱いなどについて調整していく。 日立は昨年、同計画の凍結を発表。事業規模が3兆円に膨らみ、出資者集めが難航。採算も見込めず、早期の事業化は難しいと判断した。これに伴い、...

福島第一原発事故は、まだ終わっていない

<2011年3月の東日本大震災直後からイチエフの取材を続けてきた東京新聞記者。その「9年間の記録」には、郷土愛があふれている> 『ふくしま原発作業員日誌――イチエフの真実、9年間の記録』(片山夏子・著、朝日新聞出版)の著者は、中日新聞東京本社(「東京新聞」)の記者。2011年3月11日に東日本大震災が起きたときには、名古屋社会部に所属していたのだという。 2011年3月11日午後2時46分。東北の三陸沖で、日本の観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震が発生、その30分~1時間後に太平洋沿岸を...

年収2000万円超から除染作業員へ、この下級国民の話は「すべて真実」

<貧困をテーマにし、2018年に「住所不定、62歳」でデビューした小説家の赤松利市さんが、初の随筆を発表。「以前だったら関係者にバレたらと怖くてムリ」と語る彼は、なぜ今回、自分のことを書いたのか> 2018年に『藻屑蟹』(徳間書店)で第1回大藪春彦新人賞を受賞後、『ボダ子』(新潮社)、『らんちう』(双葉社)、『犬』(徳間書店)などハイペースで作品を書き続けてきた赤松利市さんが、初めての随筆『下級国民A』(CCCメディアハウス)を発表した。 「住所不定、非正規労働者の62歳」で小説家としてデビューした...