「台湾」の記事一覧

中国、台湾への武器売却めぐりボーイングなど米企業に制裁を科す方針

中国外務省の趙立堅報道官は26日、米国による台湾への武器供与を巡り、関連する米企業に制裁を科す方針を示した。米軍事用航空機メーカー大手のロッキード・マーチン、 米防衛機器メーカーのレイセオン・テクノロジーズ、米航空機大手ボーイングの防衛部門ボーイング・ディフェンスが対象になるという。米国防総省は21日、国務省が台湾へのミサイルなど3種類の兵器システムの売却承認を発表。総額18億ドルに上る可能性があるとしていた。趙立堅報道官は、中国はこれに断固として反対すると表明。「国益を守るため、必要な措置を講じる...

中国が極超音速ミサイルを配備、「能力の無駄遣い」と環球時報

<人民解放軍が台湾に近い中国南東部の沿岸に極超音速ミサイル「東風17」を配備。その標的とは?> 台湾海峡を挟んで中国と台湾がにらみ合うなか、香港のサウスチャイナ・モーニングポスト紙は10月18日、中国の人民解放軍が台湾に近い中国南東部の沿岸に極超音速ミサイル「東風17」を配備したと報じた。 中国で最も高性能の極超音速ミサイルで、最長で約2500キロの射程距離を持つという。 この報道に対し、中国共産党系の環球時報は、このミサイルを台湾に向けて用いることはその射程距離を考えると「能力の無駄遣い」だと伝え...

台湾当局「中国の『フーリガン』外交官恐れず建国記念行事を実施」

台湾外交部(外務省)は20日、中国の「フーリガン」外交官を恐れることなく、世界各地で双十節(建国記念日)を祝い続けていくと表明した。今月、フィジーで台湾代表部が実施した双十節の祝賀行事に複数の中国大使館員が入ろうとして暴力沙汰になった。 フィジーでの件について、台湾側は、ホテルで開かれた祝賀行事に誰が出席しているか確認するため中国大使館員が写真を撮ろうとしていたと指摘。口論となり台湾、中国双方の要員に負傷者が出たという。 台湾外交部の報道官は台北で、台湾は「平和を愛する国」であり、10日の双十節のた...

台湾世論「トランプの方がバイデンよりマシ」な理由とは?

<バイデンは中国に弱腰の印象だからいや、しかし米国からの武器購入も支持できない複雑な情勢> 台湾市民は米大統領選についてどのような考えを持っているのか。9月に実施された世論調査では、回答者の60%近くがドナルド・トランプ現大統領を「信用できない」と回答。だが一方で、民主党のジョー・バイデン候補が勝利するよりもトランプが再選された方が、台湾にとっては利益になると考えていることが分かった。 どちらの候補が勝利するかの予想でも、台湾市民が軍配を上げたのはトランプの方だった。トランプ勝利を予想した人は全体の...

香港、台湾が実効支配する東沙諸島へ台湾民間機の飛行を認めず

台湾当局によると、香港の航空管制官が15日、台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島(プラタス諸島)に向かう台湾の民間機の飛行を認めず、同機が出発地に引き返す事案が起きた。 この民間機は、台湾の高雄を発ったユニー航空のチャーター便。 台湾民用航空局によると、同機が香港の飛行情報区域に近づいた際、香港の管制官が機長に高度2万6000フィートより下で「危険な活動」が行われており、同機は進入できないと伝えてきたため、機長は引き返すことを決めた。 香港当局は、飛行に影響する恐れのある活動について事前に警告してい...

習近平、中国海兵隊に号令「戦争に備えよ」

<水陸両面作戦の精鋭部隊として2017年に再編された海軍陸戦隊を視察し、国家の主権や海洋権益を守る重責を改めて強調> 中国の習近平国家主席は10月13日、広東省で人民解放軍の精鋭部隊である海軍陸戦隊(海兵隊)を視察し、「戦争の備え」に全力を注ぐよう指示した。 海軍陸戦隊は、習が指示した国防および軍隊改革の一環として2017年に再編が行われ、本誌が中国中央電視台(中国の国営テレビ局)の映像を翻訳したところによれば、習は視察の際に行った演説の中で、同陸戦隊を「水陸両面作戦の精鋭部隊」と強調した。 習が広...

トランプが台湾に売った対中兵器の中身

<中国の台湾侵攻を防ぐための武器売却だが、中国はそれが台湾をますます危険な立場に追い込むと警告する> 台湾の独立をめぐって中国からの圧力が高まるなか、ドナルド・トランプ大統領は、台湾への大量武器販売を進めている。 トランプ政権は10月12日、以前から準備を進めていた7種類の武器の台湾向け売却計画のうち、3種類の武器売却について議会に通知した。このところますます強硬姿勢を強めている中国共産党に対して、台湾政府を支持するアメリカの姿勢を強調する動きだ。 3種の武器売却計画を議会に通知したことを最初に報じ...

「中台戦争の危険が急激に高まっている」環球時報

<対中強硬姿勢を強めるアメリカと台湾の接近に苛立ち、軍事的挑発をエスカレートさせる中国共産党からの警告> 台湾の蔡英文総統は10月10日、台湾の民主主義は中国による侵略の可能性に対する防備を強化していると述べる一方で、台湾を自国領土と主張する中国政府に「意義深い対話」を呼びかけた。 台湾独立を掲げる民主進歩党の主席で、1月の総統選挙で2期目に再選された蔡は、中華民国の建国記念日にあたる「双十節」の祝賀式典で、穏やかになだめるような口調で演説した。つい1カ月前には、台湾海峡で中国が軍事演習をおこなった...

台湾議会、トランプ感染に「中国の暴挙へ抵抗し続けられるよう、早い回復を願う」

台湾の立法院(議会)の游錫コン院長は5日、新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領について、中国の暴挙への抵抗において自由世界を主導できるよう、早く回復することを願うと述べた。 游院長は、トランプ氏の感染の知らせにショックを受けたとした上で、立法院を代表して「トランプ氏が中国共産党の暴挙への抵抗において自由社会を引き続き主導できるように、早期の回復を願う」と述べた。 中国は、自国領土と主張する台湾の近くでしばしば軍事演習を実施し、台湾に軍事的圧力を掛けている。 米中はこのところ、香港、台湾や新型...

某ティッシュ会社の実態も暴いた、企業の環境汚染履歴が丸わかりのアプリ

消費活動が元に戻ってきた台湾で、ちょっとびっくりするようなアプリがリリースされた。その名も「掃了再買(スキャンしてから買おうという意味)」。スーパーやコンビニに並ぶ商品のバーコードをスキャンするだけで、そのメーカーの環境汚染加担度、違反履歴、罰金の支払いの有無、その累計金額がわかってしまう。食品や日用品を中心に、登録されている商品データは既に5000を超える。 特に話題になったのが、100%再生紙由来でエコを売りにしているティッシュの製造元が、実は他のメーカーと比較してもダントツで環境汚染をしている...