「宗教」の記事一覧

米経済再開でレストランは解禁でも教会はまだダメ

<カリフォルニア州の一部では経済再開が進み、飲食業も含む多くの業態が再開する見込みだが、トランプが再開を命じた教会での礼拝はまだ禁止のまま> 南カリフォルニアのオレンジ郡では、州の公衆衛生当局の承認をうけて5月23日にレストランでの着席型の食事提供の再開が認められた。 カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は州内の学校と経済活動再開に向けて4段階のガイドラインを制定している。オレンジ郡は5月23日に第2段階に移行し、それとともにいくつかの業種の営業制限が緩和された。 第2段階では、小売業、製造業...

新型コロナ対策の規制緩和した韓国 感染症と暮らす「新しい生活様式」とは

<感染拡大からの抑え込み、規制緩和とクラスター発生。先行する韓国に日本が見習うところは?> これまでユニークなアイデアと、徹底的な感染ルートの情報公開で新型コロナウイルスの抑え込みを成功させ、世界から注目を浴びていた韓国。しかし、今月6日に「緩和した社会的距離の確保」から「生活の中の距離確保」に切り替え、規制を緩めたとたんに梨泰院のクラブからのクラスター発生が明るみになってしまった。これまで減少していた感染者数も残念ながらまた増え始め、感染第2波も囁かれる始末だ。 一方、日本でも今月末まで延期された...

聖地メッカもがらんどう コロナで不気味なラマダン

イスラム教の宗教行事であるラマダン(断食月)期間中、各地のモスクは大勢の信者でにぎわう。 だが新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、イスラム諸国は4月下旬に始まる今年のラマダン期間中のモスクでの礼拝を禁止。 例年、多数の巡礼者が押し寄せるサウジアラビア西部の聖地メッカのカーバ神殿も不気味な静寂に包まれている。 <2020年5月19日号掲載> 【参考記事】リモート礼拝で異例のラマダンを迎えるインドネシア 【参考記事】ソーシャルディスタンスを守らない市民に警官が暴力を振るう国 ※画像をクリックす...

新型コロナウイルスの猛威に「聖域」はない

<コロンビアの首都近郊にあるキリスト教会も、新型コロナの感染防止のために消毒された> コロンビアの首都ボゴタ近郊にある塩鉱山の洞窟内に造られたキリスト教会「塩の教会」が消毒された。 政府は3月25日~4月13日としていた全国の強制自宅待機措置を5月11日まで延長。違反者には禁錮刑や罰金も科せられる。 ボゴタでは食料品や日用品の買い物などの外出について、偶数日は女性のみ、奇数日は男性のみと制限されている。 <本誌2020年5月5日/12日号掲載> 【参考記事】韓国で集団感染を起こした新興宗教団体は、今...

リモート礼拝で異例のラマダンを迎えるインドネシア

インドネシアの首都ジャカルタのモスク(イスラム礼拝所)が、がらんどうだ。 イスラム圏では4月23日頃からラマダン(断食月)がスタート。 例年なら集団礼拝や日没後の大宴会で人の移動が活発になるが、今年は新型コロナウイルス対策のため、世界最大のイスラム教国であるこの国でも政府がモスクでの礼拝の自粛を要求。 風景が一変した。 <2020年5月5日/12日号掲載> 【参考記事】イスラム圏で広がるコロナ陰謀論──反米イデオロギーを優先させる宗教指導者 【参考記事】イスラム教の聖なる断食月ラマダンとは? 世界一...

新型コロナ感染とともに広がるインドのイスラム嫌悪

<イスラム教団体の大規模集会が感染症のクラスターに、与党政治家からは「コロナ・テロだ」という発言も> 総人口の約80%がヒンドゥー教徒、約14%がイスラム教徒というインドで、イスラム嫌悪が広がっている。首都ニューデリーで開かれたイスラム教の大規模集会が、新型コロナウイルスのクラスターになったとみられているからだ。 イスラム教団体タブリーグ・ジャマートは3月8日から3日間、ニューデリーで大規模集会を開催。ここでの感染がインド全域に広がったとみられており、与党政治家の中には集会を「コロナ・テロだ」と公言...