「建築」の記事一覧

歴史に置き去られた世界の廃墟たち…不気味で美しき9つの場所

<予期せぬ事態や時代の変化のために忘れ去られた場所──廃墟の魅力を象徴する9カ所を世界各地から紹介> 不気味な雰囲気をたたえつつ、歴史や冒険、さらには超自然を愛する人々の好奇心をかき立てる廃墟。古い採掘トンネルから砂漠の中の映画セットまで、とびきり魅力的な世界各地の「忘れ去られた場所」を紹介しよう。 ===== 01. イースタン州立刑務所 フィラデルフィア(アメリカ) DAVID EVISON/ISTOCK 1829~1971年に使われていた刑務所で、建設当時はアメリカ最大の建物だった。受刑者の拷...

大火災の悲劇から2年、ノートルダム大聖堂の今

850年の歴史を持つパリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生してから、4月15日で2年。崩壊の危機にあった建物は保全作業が大詰めを迎えており、今後は焼け落ちた尖塔や屋根の復元工事が始まる見込みだ。 マクロン大統領は現地を視察し、パリ五輪が開催される2024年に合わせて一般公開できるよう工事を急ぐ考えを表明した。...

風変りでノスタルジック……世界で見つけたウェス・アンダーソン的風景10選

<独特の映像世界そのまま──世界中に実在するアンダーソン的風景を集めたインスタ発のフォトブックが登場> 『グランド・ブダペスト・ホテル』『ダージリン急行』『ムーンライズ・キングダム』。ウェス・アンダーソン監督の映画は、すぐにそれと分かる。風変わりでノスタルジックなパステルカラーのレンズを通して人生を見ているようなイメージだ。 そんな独自の映像世界に魅せられたファンが、アンダーソン作品を彷彿させる実在の風景の写真を投稿するインスタグラムのコミュニティー「accidentallywesanderson」...

オーストラリア経済の活況支えた住宅ブーム終焉 対中関係の悪化も影

オーストラリア経済の最近の活況を支えてきた国内の住宅建設ブームに終わりが見え始めている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国境閉鎖で移民や留学生の流入が激減し、都市部の高層住宅を中心に需要が落ち込んでいることが背景にある。 オーストラリアの人口は移民や留学生の増加がけん引し、2000年以降約600万人増えた。これはドイツの人口増加率の6倍以上。移民の増加を背景に、高い都市部で1戸当たり面積が小さい高層の集合住宅の需要が高まった。 ただ、新型コロナ対策のための国境封鎖は当面続く見通しで、雇用と経済全...

感染症はライフスタイルと共に都市と建築のデザインも変える

<コレラや結核、インフルエンザが近代建築を生んだように、新型コロナも新たな都市空間をつくり出すはずだ> 今、世界各国のスーパーマーケット前の歩道には2メートルおきに線が引かれ、マスクをした買い物客が並んでいる。屋内の施設は大半が閉鎖され、人々は公園や海岸といった屋外に行き場を求めている。 新型コロナウイルスの感染拡大で、都市空間との関わり方がいきなり変えられ、移動範囲も一時的とは言え狭められてしまった。住み慣れた都市が見知らぬ街へと変わってしまったかのようだ。 だが感染症はこれまでも、建築やデザイン...