「感染症対策」の記事一覧

韓国またも宗教団体がクラスター発生源に コロナ陰謀論唱えるキリスト教団体など各地で感染拡げる

<「コロナはゲイツなどエリートによる陰謀」と信者に話す教団でクラスターが......> これまで新型コロナウイルスの感染拡大を、独特のアイデアと行動力で乗り越えてきた韓国。ドライブスルー検査やスマホの位置情報をもとにした感染者追跡などは世界中から注目されてきた。 昨年末には感染第3波が到来したが、すぐに具体的な防疫対策強化がとられて、感染者数も徐々に落ち着きを見せはじめた今、またしても宗教団体からのクラスターが発生し、韓国民の怒りをあつめている。 宗教団体からの深刻なクラスター発生は、韓国ではなんと...

ファウチ所長、トランプが去って「解放された」

<新政権になって「科学」に基づく政策ができるようになり「解放感を覚える」と会見で明かした> 米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、新型コロナウイルス対策をめぐってドナルド・トランプ前大統領と幾度となく衝突した。ジョー・バイデン新政権が発足して、ファウチはこれで気兼ねなく「科学」に基づく政策ができるようになった、と語った。 ロナルド・レーガン以降の全ての大統領に、感染症関連の助言を行ってきたファウチは、アメリカの公衆衛生対策における主要人物として高い評価を受けている。しかしトラン...

インドネシア、偽のコロナ陰性証明書発行のシンジケートが暗躍 空港・検疫関係者ら15人逮捕

<コロナ感染が100万人に迫る国は、PCR検査を受けなくても陰性証明が手に入る!?> インドネシアの首都ジャカルタの玄関口であるスカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン)の空港警察は1月15日に、PCR検査などの検査結果に基づくコロナウイルスの「陰性証明書」を偽造して必要とする旅客に販売していたとして15人を逮捕したことを明らかにした。 逮捕者の中には同空港の空港関係者や検疫所関係者なども含まれており、大掛かりな組織的犯行とみて余罪やさらなる容疑者の捜査を続けている。これまでに判明しただけでも2...

培養肉は次のパンデミックを防ぐのだろうか

<パンデミックを引き起こす感染症の多くは動物由来のものだ。これから成長が見込まれる培養肉が、パンデミックを防ぐことできるだろうか...... > シンガポール食品庁(SFA)は、2020年12月1日、可食部の細胞を人工的に組織培養した「培養肉」の販売を世界で初めて承認。 12月21日には、シンガポールの会員制レストラン「1880」で米スタートアップ企業イート・ジャストが製造する培養鶏肉を使ったチキンナゲットが一般の消費者に初めて提供された。 培養肉は、環境負荷を大幅に軽減できるのが利点。さらに......

韓国、コロナ規制違反の通報に褒賞金 相互監視への批判やフェイク通報も

<ここは北朝鮮!? 自粛警察や耳野郎もビックリなコロナ通報者「コパラッチ」とは?> 日本各地で新型コロナウイルスの感染者が急増し、2回目の緊急事態宣言が発令されている。こうしたなか、日本政府は「新型コロナウイルス特別措置法」改正案を通常国会に提出するという。店舗の休業や時短要請に応じないと罰則が課せられ、その代わりに協力する事業者には財政支援を行うという。 日本同様に感染第3波到来した韓国でも、同じく店舗の休業など国をあげての防疫対策が始まっている。その一環として韓国では、規制に違反した事例を証拠写...

韓国、深刻なコロナ第3波へ超強硬対策 まさかの裁判所閉鎖や検察の逮捕停止まで

<ドライブスルー方式の検査などで一時は抑え込んだ国が今や危機的状況に> 世界的に新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化するなか、韓国では感染数が累計では5万5902人(26日午前0時時点)に達し、連日1000人前後で感染者が増えている深刻な状態だ。防疫対策本部は、年末にかけて、引き続き1日あたり1000人規模で感染者が発生するだろうとしている。 特に、医療機関や療養施設などでも新たなクラスターが発生したことが問題となっている。 こういった施設ではコホート隔離と呼ばれる集団隔離処置をとっているところも多...

韓国、ハイテクからデコ盛りまでコロナ禍で生まれた個性派マスクたち

<マスクをする人など皆無だった韓国も、コロナ禍の今年はマスクが日常的なものになり、さまざまなバリエーションが誕生した> 新型コロナウィルスの世界的感染拡大により、マスクの着用が当たり前の生活となった。日本のように日常的にマスクを着ける人が多い国以外の諸外国も、今ではマスクを手放せない生活を送っている。 人々は着用に慣れてくると、より快適な素材で、より効果があるマスクを開発し始め、さらには別の機能まで搭載させたハイテクマスクまで開発し始めている。 今回は、コロナ対策で数々のアイディアを生み出し、海外...

コロナ独自路線のスウェーデンが失敗、欠けていたのはロックダウンではなく……

<国民への「望ましい行動」の勧告がコロナ対策として不十分だった──という批判は的外れではないが> 独自の新型コロナウイルス対策で世界的な注目を集めてきたスウェーデンが、ついに方針を転換した。これまでスウェーデン政府はロックダウン(都市封鎖)を避けて、強制措置ではなく、「望ましい行動」を国民に勧告することでコロナ禍を乗り切ろうとしてきた。 ところが11月に入ると、感染の再拡大を受けて商業活動の禁止措置を発表。レストランやバーの営業時間を午後10時30分までに制限した。 この結果、国民への勧告だけでは感...

コロナワクチン接種、EUに先駆けスイスでも開始へ 一方で国民の多くは懐疑的

<世界で初の通常承認でのワクチン接種を開始するスイスだが、なぜか国民は否定的な反応> 新型コロナウイルスのワクチン接種が、世界で少しずつ始まった。EUでも12月27日ごろから開始されるというが、非EU国のスイスでは一足早く12月23日から始まる。 スイスでは、他国のような緊急使用ではなく通常承認で、これは世界で初めてのことだとスイスの治療薬の認可監督機関であるスイスメディックは発表している。 使用されるワクチンは、他国でも使われている米ファイザー(および独ビオンテックの共同開発)製だ。スイスメディッ...

英米で接種開始のコロナワクチンがアジアに届くまでのハードルは?

マレーシアの首都クアラルンプール近郊の街シャーアラムの病院の外で、新型コロナウイルスの検査を受ける男性。 12月8日、ついにイギリスで新型コロナのワクチン接種が開始されたが、ワクチンがアジア各地の病院にまで行き渡るのはまだ先の話になりそうだ。 接種が始まった米製薬大手ファイザーのワクチンはマイナス70度前後の低温管理が必要で、飛行機での運搬には手間とコストがかかる。 道のりは長い。 <2020年12月22日号掲載> ===== 新型コロナウイルスのワクチン接種第1号となった90歳のイギリス人女性マギ...