「感染症対策」の記事一覧

コロナ禍の今こそ知りたい世界の病院トップ200

<コロナ禍で多くの人が痛感した、身近にある優れた医療のありがたさ。どの病院を選ぶかは時として、あなたや家族の生死を左右する> 定評のある世界的なデータ調査会社スタティスタと提携して、本誌米国版が世界中の病院ランキングを発表し始めてから3年目。皮肉なもので、今回は最も注目を集めそうだ。 新型コロナウイルスの世界的な感染爆発で、私たちは今さらながら思い知らされた。私たちの、そして私たちの愛する人の命は「どこで、どんな医療を受けられるか」に大きく左右されることを。 このランキングは、膨大なデータと専門家の...

ワクチン・パスポート、英国では導入に前向き、米国では分断促す懸念も

<ワクチン接種を証明する、いわゆる「ワクチン・パスポート」だ。英国政府は前向きに検討中だが、米国政府は導入しないとの意向をこのほど明言し、対応が分かれている......> ワクチン接種証明が経済再開の鍵に すでに多くの人が新型コロナウイルスのワクチンを接種している英国や米国で、経済再開に向けた鍵になるとされているのが、ワクチン接種を証明する、いわゆる「ワクチン・パスポート」だ。英国政府は前向きに検討中だが、米国政府は導入しないとの意向をこのほど明言し、対応が分かれている。 欧米諸国の中で最初にワクチ...

【コロナルポ】若者が感染を広げているのか? 夜の街叩きに火を着けた専門家の「反省」

<感染症対策の名のもとで特定の産業や人々が差別され、排除すら望まれる──歌舞伎町と若者たちにはそんな視線が向けられていた。ノンフィクションライター石戸諭氏が、世代間分断を生んだ専門家に迫る> (本誌2020年8月4日号「ルポ新宿歌舞伎町『夜の街』のリアル」特集から全文を2回に分けて転載。本記事はその後編です) ※ルポ前編はこちら:【コロナルポ】歌舞伎町ホストたちの真っ当すぎる対策──「夜の街」のリアル 取材に応じた「キーマン」 ファクトとエビデンスは、時に差別にお墨付きを与える。「夜の街」「若者」で...

【コロナルポ】歌舞伎町ホストたちの真っ当すぎる対策──「夜の街」のリアル

<クラスター発生報道でやり玉に挙がった新宿歌舞伎町のホスト。彼らは本当に「けしからん」存在なのか──ノンフィクションライターの石戸諭氏が、名指しされた人々の声を集めた> (本誌2020年8月4日号「ルポ新宿歌舞伎町『夜の街』のリアル」特集から全文を2回に分けて転載。本記事はその前編です) 新宿区長の吉住健一が、すがるような思いでフェイスブックのメッセンジャーを起動させたのは2020年6月1日のことだった。5月25日の緊急事態宣言解除後に、彼は2014年の区長初当選以降、最大の危機を迎えていた。 吉住...

クラスター感染で止められたクルーズ船を再開させろとフロリダ州知事、「さもなくば連邦政府を訴える」

<確かな根拠も出口もない運航停止令で一つの産業を丸ごと、1年以上も止める権利が政府にあるわけがない、と訴え> フロリダ州のロン・デサンティス知事(共和党)は3月26日、米疾病対策センター(CDC)に対し、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった約1年前に出したクルーズ船の運航停止令を解除するよう要請。さもなくばCDCを訴えると警告した。 デサンティスは、ポートカナベラルで開かれたイベントに出席し、フロリダ州のアシュリー・ムーディ司法長官、クルーズ大手のカーニバル、ロイヤル・カリビアン、ディズニーと...

カギは「災害医療」 今、日本がコロナ医療体制を変える最後のチャンス

<このコロナ患者数で救急搬送困難はおかしい――硬直した日本の医療制度を工夫で乗り越える医療従事者たちを石戸諭氏が訪ねて見えた「新しい医療体制」とは> (本誌2021年3月2日号「ルポ新型コロナ 医療非崩壊」特集から全文を2回に分けて転載。本記事はその後編です) ※ルポ前編はこちら:医療崩壊を食い止めた人々がいた──現場が教えるコロナ「第4波」の備え方 ■Case3:街場のコロナ医療 2人の街の医師は期せずして同じ言葉を口にした。「未知の感染症だった新型コロナは、専門家の解明によって既知の感染症になっ...

医療崩壊を食い止めた人々がいた──現場が教えるコロナ「第4波」の備え方

<大病院から介護施設、開業医や救急医療まで、新型コロナウイルスの専門家でなくとも患者を救い続けた人々の知恵とは。石戸諭氏が現場を訪ね歩いた> (本誌2021年3月2日号「ルポ新型コロナ 医療非崩壊」特集から全文を2回に分けて転載。本記事はその前編です) 一体なんのための緊急事態宣言だったのか。新型コロナウイルスの感染拡大で「医療体制」が逼迫しており、現場の負担を軽減させるためだったはずだ。メディア上では、現場を知る人々が「医療崩壊だ」「原点に立ち返り感染者数を下げろ」と「警告」を発している。 片や、...

ワクチン接種後はマスクなしでOK?──米CDCが指針を発表

<接種すれば感染しにくくなるか、感染しても重症化しないと研究で分かっているが...> 新型コロナウイルスのワクチンが普及しつつあるアメリカでは、国民の約9%が接種を完全に終えている。3月8日には、米疾病対策センター(CDC)が接種完了者について初の指針を発表。少人数の接種完了者同士で屋内なら、マスクなしで集まっても感染リスクは低いとした。 ただし接種後も、公共の場での対人距離の確保やマスク着用は必要だ。ワクチンを接種すればコロナに感染しにくくなるか、感染しても重症化しないと研究が示している。だが、感...

馬の感染症が急速に世界に広がり警戒強まる 欧州イベントすべてキャンセルに

<馬ヘルペスウイルス1型(EHV-1)の感染が競走馬の世界で広がり、過去何十年の中で、ヨーロッパでは最も深刻になりそうとも言われ、各国は警戒を強めている......> 今年に入って、馬ヘルペスウイルス1型(EHV-1)の感染が競走馬の世界で広がっている。国際馬術連盟(FEI)は3月1日EHV-1の流行を宣言し、すでに開催中の競技以外、3月28日までに予定されている欧州でのイベントをすべてキャンセルし、厳しい検疫制度を定めた。しかし、その後も感染の報告が続いており、各国は警戒を強めている。 馬ヘルペス...

コロナワクチン副反応の4割が深刻な影響、女性は男性の2倍 スイス当局の最新レポート

<いよいよ日本でも開始が近づいたコロナワクチン接種。気になる副反応の実態は?> スイスでは、昨年末から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、現在までに人口の4.8%にあたる約41万3千人が接種した。スイスの治療薬の認可監督機関スイスメディックは、1月22日にワクチン副反応に関する初の報告書を発表し、2月5日、その情報を更新した。現時点での副反応は63件で、そのうち26件が深刻だと判断された。 20件が呼吸困難や血管性浮腫、6件が死亡 副反応63件のうち37件(59%)は頭痛、発熱、悪寒など軽いも...