「投資特集」の記事一覧

地銀再編、セールスフォース、ニトリ……その買収は、強者のM&Aか弱者のM&Aか

<コロナ禍で今後M&Aのニーズが高まりそうだが、その目的が「さらに強くなる」ためかどうかの見極めが投資家には求められる> (※1月5日発売の本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より。編集部注:一部の情報は2020年12月末時点のものです) リーマン・ショック以降、活況を呈してきた「市場」の1つがM&A(合併・買収)の分野だ。日本でも2019年には、年間のM&A件数が4000を超え過去最高に。ここ10年ほど、国内外を問わずM&A件数は増えている。 さすがにコロナ禍の影響が大きかった2020年は、...

電気自動車(EV)で注目の日本企業は「ソニー」である理由

<自動車は今後「動くコンピューター」となっていく。アナリストに聞いた、EV関連の注目銘柄。米テスラの株価は高止まりだが、日本ではトヨタではなく......> (※1月5日発売の本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より。編集部注:一部の情報は2020年12月末時点のものです) ちょうど1年前、ソニーが家電IT見本市のCESでお披露目したある製品が来場者の度肝を抜いた。得意のゲーム機でもスマホでもない。極秘で進められた「新規参入」の正体は電気自動車(EV)だった。 「これからの『移動』を考える」と...

ESG、SDGsも関連して盛り上がる「脱炭素」 アナリストに聞いた注目銘柄

<「バイデン銘柄」の株価は上昇。日本でも注目度が高まっている> (※1月5日発売の本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より。編集部注:一部の情報は2020年12月末時点のものです) 欧州を皮切りに、多くの国で「国策」となった感のある脱炭素の動き。日本でも菅義偉首相が2050年の温室効果ガス排出実質ゼロを明言するなど、もはや世界の常識とも言えるだろう。 そして、その象徴的な流れを示しているのがアメリカだ。ジョー・バイデン米大統領は温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定への復帰を含め、前任者の方針を...

なぜ、機関投資家が買った株は上がるのか

<機関投資家、特に海外の著名ファンドが大量保有した株式は、その後の株価が上がりやすい。そしてその情報は、個人投資家にとってもメリットがある> 機関投資家の大量保有で株価が上がる理由 日々動く株価は、どんなことが起こると大きく上下するのだろうか。企業が好決算を発表した時や、他社と資本業務提携を結んだ時など、大きな局面は数多く、「機関投資家が株式を取得した時」もそのひとつだ。 ・大量保有の「5%ルール」 機関投資家による株式の大量保有は株価に影響を及ぼしやすいため、証券市場の透明性・公平性を高めるための...

新興国株式は買いか? アナリストが2021年の世界経済を楽観する理由

<予測では先進国より力強い成長。新興国株の上昇を牽引する要因は、貿易の回復、低金利と低インフレ、そして......> (※本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より) 2020年は、コロナ禍が世界経済に大打撃を与えた。新興国も例外ではない。特にヨーロッパやアメリカ、そしてアジアへの輸出に依存する国々が受けたダメージは大きかった。新興国26カ国の株価をカバーするMSCI新興市場指数は、2020年1~3月期に約35%も下落した。 だが2021年は違うと、アナリストらはみる。新型コロナウイルスのワクチ...

株式投資にも「保険」という概念が存在する

<投資をするときは「リスクヘッジ」を必ずやるべき。基本となる3つのリスクヘッジ手法とは?> 株のための保険を知っていますか? 保険といえば、様々な種類がありますね。身近なものでは自動車保険や生命保険でしょうか。その他、火災保険、学資保険、介護保険、医療保険など、数えればきりがありません。実は、株式投資にも「保険」という概念が存在します。それが「リスクヘッジ」です。 自動車の運転では「万が一」の事故を想定した保険に入りますし、一家の大黒柱に「万が一」のことがあった場合に備えて生命保険や医療保険に入るの...

1300万人がハマる投資アプリ「ロビンフッド」の魅力と落とし穴

<米証券業界に「革命を起こした」と評判のロビンフッド。売買手数料は無料、数百ドルしか手元になくても気軽に株式投資ができる。利益相反なども指摘されるが、快進撃はどこまで続くのか> (※本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より) 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に揺れた金融市場の最も意外な勝者の1つは、ミレニアル世代(2000年代に成人または社会人になった世代)がターゲットのスマートフォンアプリ「ロビンフッド」だ。 ユーザー数は1300万人。「金融市場を一般の人々がアクセス可能なも...

そしてアメリカ経済の「回復」が始まる

<どんな経済支援策よりもワクチン、貿易摩擦削減と脱炭素への取り組み。議事堂襲撃事件の衝撃が走るアメリカだが、「トランプ」と「新型コロナウイルス」という、2つの現象の先に見える経済と株式市場の展開を読む> (※1月5日発売の本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より。編集部注:一部の情報は2020年12月末時点のものです) 2021年のアメリカ経済と株式市場では、2つのドラマが複雑に絡み合って展開される。トランプ以後と、新型コロナウイルス以後の物語だ。 言うまでもないが、トランプ時代は1月20日に...

ひふみ投信・藤野英人「それでも日本の未来を信じ、日本株を買い続ける理由」

<日本株はダメだと思われがちだが、大企業が低迷しているだけ――と、投資のカリスマ、藤野英人氏は言う。株式投資の本質から、明るい展望を抱く理由、2021年の相場まで話を聞いた> (※本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より) 私がファンドマネジャーを務め、わが社で運用する「ひふみ投信」は、2008年の運用開始以来、主に日本の成長企業への投資を続け、今では日本最大規模の日本株のアクティブ投資信託に成長した。 規模だけでなく成績も好調で、この1年で言えば、東証株価指数(TOPIX)を約18%上回って...

株を始めるなら知っておきたい、「投資」と「トレード」の違い

<運用スタイルを分かっていないまま株式投資をすると「全然儲からない」という羽目にも陥りかねない。資金を貯める目的は何か、株取引に割く時間はどれだけあるか、どのような分析をするか......。自分はどちらが向いているかを見極めることが大切だ> 働き方改革の影響で、会社員の間で副業が広まっている。だが転売やウェブライターなど、時間を切り売りして稼ぐ仕事は大変そうだとか、自分に向いていないといった理由で、株式投資に参入する人も多い。 会社員が収入アップを目的として株式投資をする場合、大前提として理解しなけ...