「投資」の記事一覧

金相場、1オンス2000ドル突破 長期上昇トレンド継続へ

金価格が4日時点で、1オンス=2000ドル(約21万円)の大台を目前に足踏みしている(注)。その一因は強力な抵抗線にぶつかったことだが、最終的にはこれを突破し、さらに高値更新を続ける公算が大きい、というのがチャート分析の専門家の見方だ。 (編集注:5日のアジア時間で一時、2030ドルまで上昇し最高値を更新した) 今年に入って金は約30%も高騰している。各資産クラスを見渡しても、値動きはトップクラスに入る。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に悪影響を及ぼす中で、他の資産よりも堅調を維持するのが金だ...

超富裕層、ロックダウン後の株価回復で巨額利益 今は資金シフトを検討中

スイス金融最大手UBSグループによると、同行が抱える10億ドル以上の資産を持つような超富裕層の顧客は、3月下旬の世界的な株価急落局面でかなりの資金を株式市場に投じたが、株価が急回復する中、他の市場への資金シフトを検討している。 UBSの超富裕層顧客部門のトップ、ジョセフ・スタッドラー氏はロイターの取材に対して、3月中旬から4月中旬にかけて、富裕層向けにかなりの額の融資を行ったとし、その資金が株式市場に向かったと指摘。「例えば、顧客は米国株を購入したが、その額は5000万ドルという規模ではなく、10億...

コロナ対策で財政ひっ迫する各国が資金獲得競争 100年債や環境債など工夫こらす

新型コロナウイルス対策などの影響で世界的に政府の借り入れ需要が膨らみ続け、各国とも投資家の資金をいかに取り込むか知恵を絞らなければならなくなった。そこで100年債、環境債(グリーンボンド)、経済成長と返済額を連動させた個人投資家向け国債などが発行されたり、米国で数十年ぶりに20年債が復活したりするなど、工夫をこらした調達手段が次々に登場している。 ナットウエスト・マーケッツの試算では、米国とユーロ圏、英国における今年の国債の純発行額は約4兆2000億ドルに達する見込み。これは過去4年間の合計発行額に...

コロナで高値更新の意外な3銘柄 買うべきか、買わざるべきか?

<株式市場を襲ったコロナショックもひとまずは落ち着いた。まだ余談を許さないが、この状況下で高値を更新した銘柄もある> 梅雨空の下、高値更新する銘柄が続々 株式市場を襲ったコロナショックもひとまずは落ち着きを見せ、日経平均株価は22,000円台を回復しました。まだまだ余談を許さない状況ではありますが、世界的な経済活動再開への期待と、国内でも緊急事態宣言が解除されたことを受けて日本株への買いが続き、さまざまな銘柄が高値を更新しました。 ■そもそも「高値更新」とは? まずは「高値更新」についておさらいして...

新型コロナのワクチン開発、中小バイオ企業から遠のく投資家の期待

米株式市場では、新型コロナウイルスワクチンの開発競争を巡って、投資家は大量製造が可能な大手製薬会社に期待をかける傾向が強まりつつある。つまり、小規模なバイオテクノロジー企業と投資家の「蜜月関係」が終わりを迎えるかもしれない。 いち早くその兆しが見えたのが1日で、新型コロナワクチンの臨床試験で有望な結果が出たと表明したファイザーの株価が3%強も急伸。一方、同社と共同で試験を実施しているドイツのバイオ医薬品ベンチャー、ビオンテッの株価は横ばいにとどまった。 またこのニュースを受け、以前から臨床試験で前向...

香港の投資家、国家安全法を歓迎 「本土資金」に期待

香港国家安全維持法(国安法)が6月30日夜に施行され、香港の街角では翌1日、抗議活動が広がった。しかし同じ香港のトレーディングルームでは、中国による香港包囲に投資家らが拍手を送っている。 香港国安法の施行によって香港の自由が損なわれると懸念する人々もいる。しかし香港市場に上場する中国企業は増え、中国本土からの資金流入は拡大し、世界第2位の経済大国である中国本土と香港の金融的なつながりも一層強化されると、市場関係者は期待している。 「中国企業が香港で上場を続ける限り、パーティーは続く」と言うのは、ゲオ...

「老後2000万円」騒動から1年──コロナ襲来で「つみたて投資」はやめるべきか、続けるべきか

<積み立てた資産が目減りしていく現状から、「今のうちに投資をやめようか」と思う人も少なくないだろう。コロナ禍の今こそ留意しておきたい、一般投資家の心構え> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2020年6月22日付)からの転載です。 去年6月の「老後2,000万円」騒動をきっかけに、つみたて投資を始めた人は多い。一念発起して投資家の仲間入りしたものの、1年も経たずにコロナ禍に見舞われ株価が急落。幸い、株価は急回復したが、今後もつみたて投資を続けるべきか。 「老後2,000万円必要」で、つみたて...

日経平均は強もちあい アナリストはこうみる

日経平均は強もちあい。2万3000円が意識される水準まで上昇した後は、足踏み状態となっている。市場関係者の見方は以下の通り。 東海東京調査センター シニアストラテジスト 中村貴司氏 マーケット関係者の中では、ショートポジションが積み上がった状況から、6月限メジャーSQ(特別清算指数)算出まで高く、日経平均で2万3000円台の相場にというのがコンセンサスになっているが、そうした想定を上回るアップサイド・リスクがあるとみている。 現在は買い戻しが中心で、騰落レシオ、RSIなど過熱感を示すテクニカル指標の...

アフターコロナの景気はどうなる? 景気判断の経済指標をイチから解説

<投資をするなら知っておきたい、景気の現状を理解するための基礎知識。新型コロナウイルスのインパクトはリーマンショック以上とも言われるが、実際のところ、どうなのか。いつまで続くのか> コロナ後の景気を見通す 株の世界だけでなく日常生活でもよく話題に上る「景気」ですが、具体的には、経済活動全般の動向のことを意味します。では、それを具体的にどうやって判断するか、ちゃんと理解しているでしょうか? 個人の主観や印象では判断がバラバラになり、経済や相場の先行きを見通す参考になりません。 景気の良し悪しは「経済指...

「損切りの科学」:グーグルが活用する学知でコロナ危機を乗り越える

<コロナ不況時の資産売却で損しないためには、オークションや料金設定に応用されている「メカニズムデザイン」を生かす手もある。本誌「コロナ不況に勝つ 最新ミクロ経済学」特集より> いかにしてコロナ騒動を生き抜くか。楽しい問いではない。何かを得るというよりは、いかに損失を減らすかという問いだからだ。失業や倒産のニュースは連日相次いでいる。疫病にはかからずとも経済的には死に得るというのが、新型コロナウイルスの恐ろしいところである。 お金に困窮することの弊害は2つある。1つ目は単純に、お金がないとモノやサービ...