「新型コロナウイルス」の記事一覧

東京五輪、視聴率苦戦の根本理由

<パンデミックの影響で異例の1年延期、ほぼ無観客、さらに開催都市への関心も今ひとつ?> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のなか開幕した東京五輪は、近代五輪史上で他に類を見ない異例の大会となっている。だが、偉大なアスリートたちが競い合う雄姿を、テレビで視聴する人がどれだけいるのだろうか。多くのプロスポーツリーグが視聴者数の減少に頭を悩ませるなか、東京五輪もまた、TV視聴率が振るわない結果となる可能性がある。 アメリカ国内でオリンピック・パラリンピックの独占放映権を持つNBCには、視聴者...

さすがの米保守派もワクチン否定から推奨に転換、その理由は?

<ワクチンの安全性に対する疑惑やバイデン政権への反発などからワクチン接種を拒み続けてきた共和党支持者も、これで態度を変えるか?> このところ、米共和党議員や保守派メディアの司会者がワクチン否定派から転向し、ワクチン接種を呼びかけるケースが目立っている。ジョー・バイデン大統領の首席医療顧問として新型コロナウイルス感染症対策にあたるアンソニー・ファウチ博士はこの傾向を歓迎する。 7月25日にCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演したファウチは、共和党の政治家の一部がワクチン接種の呼びかけるよ...

mRNAワクチンが世界を変える、と言える理由

<新型コロナのゲームチェンジャーとなった、モデルナとファイザーのmRNAワクチン。どこが画期的だったのか。その弱点をカバーした新技術とは何か> 先進国を中心に新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいる。病院に入り切らないほど多くの患者、家族との悲しい別れ、ロックダウン(都市封鎖)、失業、延々と続く自粛生活など、世界がはまり込んだコロナ禍という長く暗いトンネルに、ようやく明るい光が見えてきた。 その意味で、ワクチンはこれまでの流れを一変するゲームチェンジャーと言っていい。 なかでも注目されるのは、メ...

ショーン・ペン、撮影現場でコロナワクチン義務化を要求「そうでないなら出演拒否」

<ショーン・ペンが撮影関係者全員にワクチン接種を要求。そうでない限りテレビシリーズ「Gaslit」の撮影現場に戻らないと言い出した> 新型コロナウイルスのワクチン接種は強制できるのか、できないのか。曖昧な態度のまま先に進まないハリウッドに、ショーン・ペンが撮影関係者全員にワクチン接種を要求。全員がワクチンを打っている状況でないかぎり、「Gaslit」の撮影現場に戻らないと言い出したのである。NBCユニバーサルが制作する「Gaslit」は、ジュリア・ロバーツやダン・スティーブンスらが出演するテレビシリ...

介護・医療「ワクチン義務化」ギリシャで、反ワクチンデモ激化

ギリシャの首都アテネの国会前で7月21日、新型コロナウイルスのワクチン接種に反対するデモが発生。市民のデモ隊に警察が催涙ガスで応じた。 同国では介護従事者や医療関係者の接種を義務付ける政府法案への反発が拡大している。 世界でも「感染予防か自由か」をめぐる争いとともにワクチン忌避の動きが広がるなか、果たしてギリシャの選択は。 ===== ノーマスクのデモ隊とガスマスクの警官隊が激しく衝突した Global News-YouTube...

東京五輪は選手生命さえ脅かすスーパースプレッダーイベントになるかもしれない

<東京五輪関係者や選手村での感染例が相次いで報告されるなか、専門家は大会中の大規模クラスター発生を懸念し始めた> 東京五輪の開幕が目前に迫るなか、この大会は新型コロナウイルスの「スーパースプレッダー(強力な感染源)」イベントになる可能性があり、大会に参加したアスリートが万一感染して後遺症が長引いた場合、選手生命が危うくなるリスクがある、と専門家たちは警告している。 リスクが顕著になり出したのは、開会式の数日前だ。大会期間中、選手と関係者あわせて1万1000人が滞在する東京・晴海の選手村では、このとこ...

インドネシア政府、コロナ規制強化策を5日間延長へ 抜本的対策なく国民に不信感

<日本同様に大規模なロックダウンに及び腰でダラダラと規制を続ける政府に国民はうんざり......> 新型コロナウイルスの感染が拡大し続けている東南アジアの大国インドネシアで、7月3日から20日まで首都ジャカルタのあるジャワ島と世界的観光地バリ島を抱えるバリ州に出されていた感染拡大防止策「緊急大衆活動制限(PPKM Darurat)」が同月25日まで延長されることになった。 20日にジョコ・ウィドド大統領が明らかにしたもので、「緊急大衆活動制限」というそれ以前の規制に比べるとより一段と厳しい感染拡大防...

やりすぎてしまった? 残酷すぎるコロナCM動画に賛否 豪

<息も絶えだえの重症患者を描いた政府CMが、「無神経」「軍国主義的」との批判を呼んでいる> 薄暗い病床にコロナ重症患者と見られる若い女性が横たわり、少しでも酸素を取り込もうと、悲痛な声を上げながら必死で呼吸を繰り返す。このような生々しいCMをオーストラリア政府が製作し、物議を醸している。 CMはオーストラリアでの感染拡大を受けて放送されているもので、ステイホームとワクチンの接種を呼びかける内容だ。動画終盤では「誰もがコロナにかかり得ます」と告げ、「ステイホームを。検査を。ワクチンの予約を」と促す。出...

ロサンゼルスがマスク再義務化、「ワクチンは効いている」が問題は…

<ワクチンは感染拡大防止に極めて有効という意見は変わらないが、それでも感染者数が増加して対策が必要になった理由> ロサンゼルス郡当局は7月15日、ワクチン接種の有無にかかわらず7月17日から屋内でのマスク着用を義務付けると発表した。同郡の新型コロナウイルス感染者数は3月以来最悪。その多くがデルタ株の感染者だ(郡当局によると、6月27日~7月3日に確認された感染者の71%に上る)。 問題はワクチン接種の進捗状況だ。郡公衆衛生局の発表にはこうある。「ワクチンを2回接種した人は、デルタ株感染による重症化か...

知らぬ間に進むペットのコロナ感染 感染者と同居の猫6割、犬4割が陽性

<感染者の家庭にいる猫の6割、犬の4割で感染歴が確認されている。カナダ東部・オンタリオ州のゲルフ大学の研究チームが明らかにした> 愛猫や愛犬はかけがえのないパートナーだが、飼い主側が新型コロナウイルスに感染すると、かなりの確率でペットにもうつってしまうようだ。感染者の家庭にいる猫の6割、犬の4割で感染歴が確認されている。カナダ東部・オンタリオ州のゲルフ大学の研究チームが明らかにした。 研究チームは新型コロナウイルスへの感染歴がある人々の協力を得て、各家庭で飼っている猫と犬に対して抗体検査を実施した。...