「日本」の記事一覧

福岡市長が、「福岡市から日本を変える」ことにこだわる合理的な理由

<福岡市の高島宗一郎市長は、なぜ福岡市での改革が「日本を変える」近道になると考えているのか。挑戦の核心と展望を聞く> ※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。 史上最年少36歳で福岡市長に就任し、福岡市という現場で10年もの間、改革をリードしてきた高島宗一郎市長。福岡市の改革の実績をベースに日本を最速で変える方法を提示し、チャレンジャーたちの背中を押すのが新著『日本を最速で変える方法』(日経BP)です。 福岡市は、国に先駆けてハンコレスを実現するなど「データ連携」を...

最先端!がんセンター東病院トップが明かす「若者」「バカ者」「よそ者」な医師たち

<癌治療の世界では、患者の年齢やライフスタイルを考慮しない「標準化」の流れが進んでいる。そんななか、なぜ国立がん研究センター東病院は診療科横断的な雰囲気を保ち、患者中心の治療を続けられているのか。実際に当院で放射線治療を受けた筆者が、病院長に聞いた> 元日経ビジネス記者でジャーナリスト歴30年の金田信一郎は昨年3月、突然ステージ3の食道癌に襲われた。 紹介されて入院したのは、日本最高学府の東京大学医学部附属病院(東大病院)。癌手術の第一人者で病院長が主治医になったが、他の選択肢があったにもかかわらず...

マクドナルド化する医療「それが、あなたに最適な治療なのか?」

<患者の年齢やライフスタイルを考慮せず、「標準化」が進む癌治療の流れに歯止めをかけるには──食道癌患者として入院した東大病院から「逃亡」、転院先で手術を回避し、生き延びたジャーナリストが元主治医たちへの取材を基に硬直化した現代医療の構造を解き明かす> 元日経ビジネス記者でジャーナリスト歴30年の金田信一郎は昨年3月、突然ステージ3の食道癌に襲われた。紹介された東京大学医学部附属病院(東大病院)に入院し、癌手術の第一人者で病院長が主治医になったが、曖昧な治療方針に違和感を拭えず、セカンドオピニオンを求...

「日本が台湾有事に武力介入すれば、中国は日本を核攻撃すべき」という動画がアメリカで拡散

中国の軍事愛好家がネット公開した「日本が台湾有事に武力介入すれば中国は必ず日本を核攻撃する」という動画が拡散し、中国当局が慌てて削除したのだが、アメリカでは背後に中国共産党や軍がいるとして再拡散している。 熱狂的軍事愛好家「六軍韜略」 中国のネットユーザーの中に「六軍韜略」というアカウント名を持つ軍事愛好家がいて、彼は「西瓜視頻(スイカ・ビデオ、Xigua Video)」というプラットフォームで動画を配信している。言うならばユーチューバーのようなネットインフルエンサーの一人だ。 かつて中国のテレビ界...

中国軍事評論家、日本を「核の先制不使用」の例外にせよと主張──いったん削除された動画が再浮上

<日本が台湾問題に首を突っ込むなら「核攻撃しろ」という衝撃動画を、地方の中国共産党委員会が再公開> 中国北西部の共産党委員会が日本を標的とする核攻撃動画をネット上で再公開した。 この動画は7月11日に中国の動画投稿サイト・西瓜視頻に個人のユーザーがアップし、広く拡散したもの。いったんは削除されたが、地方当局による再公開でまたもや多数の「いいね!」を集めている。 再公開に踏み切ったのは陝西省宝鶏市の共産党委員会だ。中国は核を持たない国には核攻撃を行わないと宣言しているが、日本が台湾問題に首を突っ込んだ...

バッハ会長の頭には「チャイニーズ・ピープル」しかない

バッハ会長が「日本人」を「中国人」と言い間違えたのは、ただ単なる「うっかりミス」だろうか?彼の頭には中国との利害関係しかなく、私たち日本人は東京2020を巡り「習近平+テドロス(WHO)+バッハ」の構図を直視しなければならない。 バッハ会長が「最も大切なのはチャイニーズ・ピープル」と 7月13日、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が、東京2020組織委員会の橋本聖子会長を表敬訪問した際、日本人の安全を訴える場面で「最も大切なチャイニーズ・ピープル」(中国の人々)と言い、あわてて「ジャパニー...

大谷が英語を喋らないと「差別」した米キャスター、実は大谷の「崇拝者」だった

<アジア人に対するあからさまな人種差別と、ファンからも同業者からも批判を浴びたが、真意は真逆だった?> 米スポーツ専門局ESPNの番組司会を務めるスティーブン・A・スミスが7月12日、ロサンゼルス・エンゼルスのスーパースターである大谷翔平を「通訳が必要な男」と呼び、米大リーグ(MLB)ファンは激怒した。 問題の発言が飛び出したのは、スミスとマックス・ケラーマンが共同司会を務めるESPNのトーク番組「ファースト・テイク」。スミスはケラーマンと、12日のホームランダービーについて話すなかで、次のように発言した。「野球が国際的なスポーツで、誰でも参加できるのは理解している。だがテレビや球場で観戦する観客のことを考えると、その一番の『顔』が通訳を必要とする男だというのはマズイんじゃないか。この国では、通訳がいなければ彼が何を言っているのかまったく分からないんだから!」 「ほかのスポーツは違う。たとえばバスケットボールではダーク・ノビツキーがドイツ出身だし、マヌ・ジノビリをはじめ複数の選手が外国出身だが、彼らは流暢な英語を話す」と、スミスは続けた。「インタビューで彼らが何と言ったかを理解できる。彼らには通訳が必要ないからだ。だが大リーグにはなぜか、通訳が必要な選手たちがいる」 「正真正銘の差別」と批判 一連の発言は、大谷がエンゼルスで打者、投手および野手として輝きを放ち、彼がMLBの「顔」になり得るという声が多いという話題の中で出たものだった。大谷は13日にデンバーで開幕するオールスターゲームで、大リーグ選手として史上初めて、投手と打者の両方で出場する。 発言の直後、ソーシャルメディア上には、抗議のコメントが殺到した。 ESPNの元番組司会者であるキース・オルバーマンは、「私はスミスがESPNで成功している時もそうでない時も、彼が正しい時も間違っている時も彼を支持してきた」とツイートし、こう続けた。「だが今回の大谷翔平に関する発言は、アジア人に対するヘイトクライムが問題となっているなかでの、正真正銘の人種差別だ」 I've supported @stephenasmith when he's been big at @espn and when he hasn't, and when he's been right and when he's been wrong.But this, about Shohei Ohtani, is straight up racism at a time of dangerous anti-Asian violence.This requires an apology, and a suspension. Now. pic.twitter.com/dgYRUxWdvI— Keith Olbermann (@KeithOlbermann) July 12, 2021 「この発言について彼は謝罪すべきだし、停職処分になるべきだ。今すぐに」とオルバーマンは書き込み、連続投稿で次のように主張した。「たとえば黒人のアスリートや女性のアスリート、さらにはメディアの取材に応じることがないアスリートについてでも、誰かが少しでも同じようなことを言ったとしよう。そのコメンテーターは、今ごろ解雇されているだろう」 ===== スポーツビジネスグループのエリック・フィッシャーは「これは本当に醜い外国人嫌悪の発言だ。ESPNはこんな男に1000万ドルの年俸を払っているのか?」とツイートした。 This is just ugly and xenophobic. This what ESPN is paying $10 million a year for? https://t.co/vdSH5jGQRz— Eric Fisher (@EricFisherSBG) July 12, 2021 オレゴン州のKEZIニュースのアンドリュー・G・ハーブナーは、次のようにツイートした。「われわれは、国際的な競技とはNFL(全米プロフットボールリーグ)のようなものだと洗脳されてきた。アメリカ人は、外国人選手がメジャーリーグの『顔』になった、という現実が受け入れられないのだ」 The NFL has really bent the collective brain of how we think about international athletics. People legit can't fathom an international star being the face of an American League. https://t.co/tuIWLLP2me— Andrew G. Haubner (@A_G_Haubner) July 12, 2021 批判の声を受けて、スミスはツイッターで釈明した。「今朝のファースト・テイクの中で私が大谷について語った部分が、誤解されている。私が問題視しているのは大リーグの現状ではない。世界最高の選手の一部は、外国人選手だ」と彼は述べた。 「私が言ったのは、スポーツの市場価値や宣伝の問題だ。MLBのようにアメリカの一般市民との融合を目指すスポーツの場合、競技の魅力を向上させるという意味では、英語が話せた方が役に立つ」 大谷の「露出が足りない」とMLBを批判していた 「それ以上の意味は一切ない。野球は素晴らしい競技だが、野球を観る人々はNBA(全米プロバスケットボールリーグ)やNFLの観客よりもずっと高齢だとか、そういうことを話しただけだ。それ以上の意味はない。野球は国際的な競技で、国際的な魅力があるのは素晴らしい。それはみんなが分かっていることだ。だがアメリカでは、スーパースターならば英語を話せた方が断然、その競技を宣伝しやすくなる」 今回の発言では人種差別の反発を招いたが、スミスは大谷が嫌いなわけではない。それどころか先週は、MLBが十分に大谷のマーケティングを行っていないと批判したばかりだった。自分の番組で彼は、「野球ファンが彼のことを全て知っているのは、知っている。しかし、野球ファンでなければ、大谷のことを知らないかもしれない。それは、MLBにとって大きな問題だ!」と3分間シャウトしながら力説したのだ(東京スポーツ)。 「大谷翔平は、ベーブ・ルース以来の最強の野球選手と言っていい」とスミスは指摘し、「野球界は現代のベーブ・ルースを手に入れているのに、何をしているのか」と批判。「大谷翔平のコマーシャルを何回見たことがある?アナハイムにあるエンゼル・スタジアムの外で、大谷のユニホームを着ている人がどれだけいる?」と嘆いた。 大谷という逸材を得て、せっかく野球ファンを増やせるチャンスなのにそれができていない悔しさから出た発言だったようだ。 ===== Stephen A. Smith on Shohei Ohtani: "I don't think it helps that the number one face is a

7人制ラグビーなどフィジー代表チームが冷凍食品の貨物輸送機で日本へ

<コロナ禍の東京五輪、太平洋諸島の選手たちは移動手段の確保に苦心。帰国便のめども立たず> 7月23日に開幕する東京五輪に出場するフィジー代表チームの複数のメンバーが、貨物便で東京に向かうことになるようだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のため、太平洋諸島を発着する民間の航空便が大幅に減っていることが原因だ。 AP通信の報道によれば、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した、7人制ラグビー男子のチームをはじめとする代表選手たちは、7月8日に日本に到着する予定。彼らが移動に使うのは、主に...

EUにも嫌われ始めた中国の戦狼自滅外交

<ウイグル族の人権侵害を理由に対中制裁を発動したEUに報復制裁を繰り出した中国。投資協定も頓挫し、欧州との融和的関係は危機に瀕している> 新疆ウイグル自治区における人権侵害が広く報道されるなかで、中国政府とEUは対立を深めている。ヨーロッパを味方につけたい中国だが、友人を作るより失うケースのほうが多くなっているようだ。 中国とEUが、まさにやられたらやり返す報復合戦に陥ったのは今年3月のことだった。EUが中国北西部に住むウイグル族に対する人権侵害の責任を負う中国当局者4人と1団体を対象とする制裁に踏...

東京五輪開催に反対する人は反日なのか?

安倍前首相が月刊誌で「反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と言っているが、そうだろうか? 反対しているのは主としてコロナ感染が広がり日本人の命が脅かされるのを心配しているからではないのか? 偶然、同月号に厳しく中国を非難する論考を書きながら、一方ではコロナ禍での東京五輪開催には反対している者として私見を述べたい。 安倍前首相の主張 安倍前首相が月刊誌『Hanada』における対談で、「東京五輪を政治利用する野党に向けた発言」という流れの中で、以下のように言っている。...