「日米関係」の記事一覧

菅=トランプ初会談 同盟強化やコロナ対策の連携で一致

菅義偉首相は20日夜、就任後初めてトランプ米大統領と電話会談し、日米同盟の強化や北朝鮮問題、新型コロナウイルスで緊密に連携していくことで一致した。 菅首相は会談後、記者団に対し、「トランプ大統領から日米同盟を一層発展していこうと要請をいただいた」と説明。「私からも、日米同盟は地域の平和と安定の基盤だと申し上げ、お互いに連携していこうということで一致した」と述べた。 さらに、「北朝鮮問題、新型コロナウイルス対策でも緊密に連携することで一致した。大統領からは24時間、いつでも何かあったら電話してほしいと...

安倍流「抱き付き」作戦の外交成果と、新首相が問われるトランプ操縦術

<「猛獣使い」安倍の巧みなトランプ対応が日米同盟の崩壊回避に役立ってきたが> 2016年11月にドナルド・トランプ米大統領の誕生で不意打ちを食らった中に、日本政府の外交政策組織もいた。大統領選から数日間、安倍晋三首相の非公式の代理人はニューヨークにいながら、トランプ・タワーにいる誰とも接触できずにいた。 それでも最後は交渉がまとまり、11月17日に安倍は外国の首脳として初めて、当選後のトランプと会談した。トランプ・タワーでの会談には、長女のイバンカ・トランプとジャレッド・クシュナーの夫妻も姿を見せた...

トランプが宇宙開発を重視する理由……米大使、NASAアジア代表インタビュー

<トランプの宇宙政策からデブリ問題、注目の日系宇宙ベンチャーから宇宙での軍拡競争まで、米代理大使とNASAアジア代表が最新の宇宙事情を明かす> 宇宙開発が世界で花盛りだ。特に今年の夏はアメリカ、中国、そして日本のH2Aロケットを利用したUAE(アラブ首長国連邦)が相次いで火星探査ロケットを打ち上げるなど、各国の宇宙に懸ける熱量が実感される季節となった。なかでもメディアの注目度が高かった宇宙関連ニュースといえば、5月に打ち上げられた米宇宙開発ベンチャーのスペースXの宇宙船「クルー・ドラゴン」が国際宇宙...

安倍晋三の真価とは……日本は「あまり愛されなかったリーダー」を懐かしく思い出すかもしれない

<米中との関係を改善しつつ同時にバランスを取る離れ業をやってのけた安倍に代役はいない。また首相が次々に入れ替わる「回転ドア」の時代に逆戻りするのか> 日本の安倍晋三首相は8月28日に辞任を表明し、歴代最長政権の幕を引いた。在任中の安倍は世界第3位の経済大国を一定の成長に導き、トランプ米大統領と特別な関係を築き、強大化する中国を意識して防衛力の増強に努めた。 突然の辞任表明は側近にとっても驚きだった。同盟国アメリカと最大の貿易相手国である中国との対立が激化するなか、日本の将来は不透明さを増すことになる...

安倍晋三は「顔の見えない日本」の地位を引き上げた

<中国にとっては嫌な指導者、アメリカにとっては安心できる指導者だった安倍晋三を惜しむ> たまたまだったのだろうが、日本の安倍晋三首相が辞意を表明したのは、連続在任日数が最長を記録したのと同じ週だった。 安倍は2007年にも首相の座を1度、下りているが、今回も辞任理由は前回と同じ持病の潰瘍性大腸炎だ。安倍は2012年に首相に返り咲いて以降、支持率の急落や低迷を続ける経済、森友学園への国有地売却を巡るスキャンダルなどにも関わらず、日本政界のトップに君臨するとともに、首相として10年近く、アメリカのゆるぎ...

トランプ「安倍首相は素晴らしい友人、辞任はとても残念」 電話会談予定

トランプ米大統領は28日、辞任を表明した安倍晋三首相を「素晴らしい友人」と呼び、「とても残念だ」と健康不安のため職を辞すという安倍氏の状況を気遣った。 トランプ氏は大統領専用機で記者団に対して「安倍首相に最高の敬意を表したい。私の素晴らしい友人だ」と述べた。 また、安倍首相は国を非常に愛していたと語り、首相との電話会談を予定していると話した。 安倍首相は28日、辞任を表明。持病の潰瘍性大腸炎が再発し、職務を続けるのは困難と判断した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジ...

「米国から新たな駐留経費を要求された事実ない」 ボルトン暴露本、菅官房長官が否定

菅義偉官房長官は22日午後の会見で、ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が23日出版の回顧録で、昨年7月に来日した際にトランプ米大統領が年間80億ドルの防衛費の分担金負担を求めていたと日本政府高官に伝えたと明らかにしたことに対し、回顧録の内容にはコメントしないと述べた。その上で、2021年3月末に終了する在日米軍の経費負担に関する特別協定以外の新たな取り決めに関する交渉で、米国から経費を要求された事実はないとの見解を示した。 菅官房長官は、ボルトン氏の回顧録に内容に関するコメントは「差し...