「映画」の記事一覧

米大手シネコンチェーンAMC、国内530カ所以上の映画館再開へ 月末までに

米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスは19日、ニューヨーク州の十数カ所の映画館を23日から再開すると発表した。国内の530カ所以上の映画館も月末までに再開する計画という。株価は一時27%高の3.87ドルとなった。米ニューヨーク州のクオモ知事は17日、ニューヨーク市以外の地域で映画館の営業再開を23日から認可する方針を示した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・ロシア開発のコロナワクチン...

映画やドラマ、バラエティーで炸裂する美魔女パワー ダイバーシティは人種やセクシャリティに留まらず

<米アカデミー作品賞に人種やセクシャリティでの多様性が必要とされる時代、メディアを彩るのは若者だけではない> 今月2日、アメリカの経済誌フォーブスが発表した「この1年間で、世界で一番稼いだ女優」ランキングの1位は、ソフィア・ベルガラだった。2019年6月から2020年6月までで、なんと4300万ドル(約45億4千万円)を稼いだのだという。 ソフィアは72年生まれの48歳だ。人気ドラマ『モダン・ファミリー』のラテン系セクシーママ役と言ったらピンと来る人もいるかもしれない。ちなみに、「世界で二番目に稼い...

日本学術会議問題に僕たち映画人が声を上げた理由(森達也)

<座して沈黙しているだけでは言論や表現の場は萎縮する一方だ。ハリウッドを狙った赤狩りの歴史を思えば、日本学術会議の任命拒否問題は人ごとではないと僕たちは知っている> 2001年10月、僕は山形市に滞在していた。この時期に開催されていた山形国際ドキュメンタリー映画祭のインターナショナル・コンペティション部門に、僕にとって2作目の映画となる『A2』が招待されたからだ。1回目の上映が終わった翌日の朝、コーヒーを飲むために立ち寄った映画祭事務局のメールボックスに、「アメリカのアフガニスタン侵攻に抗議の声を上...

米ディズニー、契約者1億人突破で動画配信に軸足 エンターテインメント事業を再編 

米娯楽大手ウォルト・ディズニーは12日、「ディズニープラス」などの消費者の間で人気が高まっている動画配信サービスの成長を加速させるため、メディア・エンターテインメント事業を再編すると発表した。 再編により、コンテンツ制作と配給を分離し、消費者のニーズに素早く対応できるようにする。 物言う株主として知られるダニエル・ローブ氏は7日、ディズニーに対して、配当を見送り、競争が激化している動画配信サービスのコンテンツ拡充に資金を回すべきだと要求していた。 ディズニーの株価は引け後の取引で一時約5%上昇し、1...

米ディズニー、契約者1億人突破で動画配信に軸足 エンターテインメント事業を再編 

米娯楽大手ウォルト・ディズニーは12日、「ディズニープラス」などの消費者の間で人気が高まっている動画配信サービスの成長を加速させるため、メディア・エンターテインメント事業を再編すると発表した。 再編により、コンテンツ制作と配給を分離し、消費者のニーズに素早く対応できるようにする。 物言う株主として知られるダニエル・ローブ氏は7日、ディズニーに対して、配当を見送り、競争が激化している動画配信サービスのコンテンツ拡充に資金を回すべきだと要求していた。 ディズニーの株価は引け後の取引で一時約5%上昇し、1...

実写版『ムーラン』の迷走に学ぶ中国ビジネスの難しさ

<大ヒット確実と言われたディズニー渾身の最新映画がまさかの大ひんしゅく──13億人の中国市場に甘い夢を見る多国籍企業が直視すべき教訓とは> ディズニーの最新映画『ムーラン』が迷走している。 もともと4月に公開予定だったが、コロナ禍による延期の末に劇場公開を見送り、ディズニーのストリーミングサービス「ディズニープラス」で有料配信することに。昨年8月には、主人公を演じる劉亦菲(リウ・イーフェイ)が、香港の民主化運動を弾圧する警察への支持を表明したため、ソーシャルメディアを中心にボイコットを呼び掛ける声が...

『82年生まれ、キム・ジヨン』は「女性のための映画」ではない

<韓国で強い共感と反発を引き起こし、日本でも話題を呼んだ小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画版がついに公開される> 「窮屈な世の中になったね」――何の気なしにやってきたことが今は認められないと知った人が、口にしがちなせりふ。昔はもっと大らかで寛容でよかった? それが誰かの我慢や苦労の上に成り立っていた寛容だとしても? 窮屈なのはこっちだよ! と叫びたい人が大勢いると分かっていても、そう言えるだろうか。 10月9日に日本公開される韓国映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(キム・ドヨン監督)にも、この...

世界的シネコンチェーンのシネワールド、米英の全劇場の一時閉鎖を検討

映画館運営世界2位の英シネワールドは、人気スパイ映画「007」シリーズ最新作といった大型作品の公開延期を製作会社が決めたことを受け、米国と英国の全ての劇場の一時閉鎖を検討していると発表した。 映画館「リーガル」を傘下に持つシネワールドは、米英と中欧の劇場787カ所で3万7482人を雇用。新型コロナウイルスに伴うロックダウン(都市封鎖)措置が緩和され始めたことを受け、7月に劇場を再開し始めていた。 2日に「ジェームズ・ボンド」最新作である「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開が来年に延期されること...

オスカー像いつかレインボーカラーになる? アカデミー賞が多様性重視へ大改革

<社会の価値観が多様化するなか、それを映し出すスクリーンとその晴れの場にも多様性が求められている> 8月24日、ベルリン国際映画祭が2021年2月の映画祭からこれまでの「主演女優賞」「主演男優賞」など、2つの性別で分けられていた賞を「主演俳優賞」などで統一することを発表した。女優・男優賞以外の賞は性別で分けているわけではなく、さらに世界の流れは、ジェンダーの多様性を認めるという方向に向いている。 また、英語圏でも男女差別をなくそうと「アクター」「アクトレス」と分けずに統一して「アクター」にしようとい...

韓国映画界に変革の波? ジェンダー差別のない優秀10作品を政府と監督教会が選定

<儒教が根付いた韓国では、映画の世界でも男が主役でないとヒットしないと言われていたが......> 皆さんは、「ベクデルテスト」と呼ばれる基準をご存じだろうか?これは、1985年にアメリカの漫画家アリソン・ベクダル氏が作ったジェンダー差別をなくすための映画作品の基準である。ベクダル氏にちなんで、「ベクデルテスト」と呼ばれている。 クリアの基準はとてもシンプルだ。映画作品中「最低でも2人以上の名前付きの女性のキャラクターが登場」し、「女性キャラクター同士の会話」があり、「その会話は男性のこと以外」の内...