「植物」の記事一覧

虫の捕食と花粉媒介を共存させるユニークな食虫植物を発見

<北米西海岸の湿地に生息し、北アメリカの都市近郊にも広く生息する植物が食虫植物であることが初めて確認された> オモダカ目チシマゼキショウ科イワショウブ属に分類される単子葉植物「ウェスタン・フォルス・アスフォデル」は、米アラスカ州からカリフォルニア州までの北米西海岸の湿地に生息し、夏には、粘着性のある腺毛で覆われた長い茎にブヨやユスリカのような小さな虫がくっつく。 このほど、北アメリカの都市近郊にも広く生息するこの植物が食虫植物であることが初めて確認され、一連の研究成果が2021年8月17日付の「米国...

「街路樹や庭木でも暑さ対策への効果が期待できる」との研究結果

<森林だけでなく、街路樹や庭木といった単木でも、一定の冷却効果があることが明らかとなった> 樹木の下では、樹冠の陰と葉の蒸散作用によって気温や地表面温度が下がる。2021年7月9日に学術雑誌「エンバイロメンタル・リサーチ・レターズ」で発表された研究論文によると、森林だけでなく、街路樹や庭木といった単木でも、一定の冷却効果があることが明らかとなった。 街路樹や庭木といった単木でも、冷却効果があった 米アメリカン大学の研究チームは、2018年8月28日、夜明け前の5〜6時、午後14〜15時、夕方18〜1...

米国の砂漠の植生が減少していた

<カリフォルニア大学アーバイン校の研究によると、アリゾナ州、カリフォルニア州、メキシコにわたって砂漠地帯の植生が減少していることが明らかになった> 気候変動により、米アリゾナ州、カリフォルニア州、メキシコにわたって広がるソノラ砂漠の植生が減少傾向にあることが明らかとなった。 カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の研究チームは、地球観測衛星ランドサットの衛星画像を用いて、メキシコハマビシ、ユッカ、オコチョウ、メスキートといった低木が生息するアンザボレゴ砂漠州立公園を含む、カリフォルニア州南部の12...

植物学者が称した「世界で最も醜いラン」、マダガスカル島で発見される

<英キュー王立植物園の植物学者ヨハン・ヘルマンス名誉助教によって、マダガスカル島で発見されたランが、「世界で最も醜いラン」と称された......> ランの一種「ガストロディア・アグニセルス」が、英キュー王立植物園の植物学者ヨハン・ヘルマンス名誉助教によって特定された。大きく豪華な美しい花をつける他のランと異なり、小さく茶色いグロテスクな花をつけることから「世界で最も醜いラン」と称されている。 ライフサイクルの大半を地下で過ごす このランは、葉や光合成のための組織を持たず、菌根菌との共生によって必要な...

米アマゾン、外国からの種子販売を禁止 中国発の送り付け相次ぎ

米アマゾン・ドット・コムは5日、米国で外国からの種子の販売を禁止したと発表した。多くの米国人に、注文していない種子が入った袋が送り付けられているためで、その大半は中国が配送元だった。 米農務省は7月、袋に入っていた種子から、アサガオやマスタードなど十数種類の植物を特定。同省は米国人に対し、これらの種子を植えないよう警告した。 植物の専門家らによれば、他国の種子は商品作物に害を与える非在来種である可能性が高いという。 アマゾンは声明で「今後は米国に拠点を置く販売業者による種子の販売のみを許可する」と述...

中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは……?

<アーカンソー州の農民が好奇心に負けて種を播いたが、その「作物」は農務当局が掘り起こして調べることに> アーカンソー州に住むある男性が、中国から送られてきた「謎の種」を実際に植えてみたところ、芽を出し、「驚くほどの勢いで成長している」と報告していることが明らかになった。地元の農務当局では、この植物を男性の地所から掘り起こして持ち帰り、詳しい調査を行うことにしている。 同州のブーンビルという町に住む、ドイル・クレンショーというこの男性は、「5ニュース」に次のように語った。「何の種なのかを確かめたくて、...