「欧州」の記事一覧

ロンドンで子供の貧困が深刻化 約4割がクリスマスプレゼントなし

<3人に1人は自宅で暖房が使えず、2人に1人は食事もまともに取れない現状> イギリスで最も裕福なはずの大都市ロンドンで、何十万人もの子供たちが貧困にあえいでいる。英市民団体「子供の貧困アクショングループ」の調査によれば、ロンドンでは相対的貧困にある子供が70万人(全体の37%)で、その比率は国内最大規模。今年はコロナ禍による経済の低迷で、状況が悪化しつつあるという。 さらに、ロンドンに住む4~18歳の貧困層の子供8万4000人を調査した慈善団体チャイルドフッド・トラストの報告によれば、今年のクリスマ...

ロンドンで子供の貧困が深刻化 約4割がクリスマスプレゼントなし

<3人に1人は自宅で暖房が使えず、2人に1人は食事もまともに取れない現状> イギリスで最も裕福なはずの大都市ロンドンで、何十万人もの子供たちが貧困にあえいでいる。英市民団体「子供の貧困アクショングループ」の調査によれば、ロンドンでは相対的貧困にある子供が70万人(全体の37%)で、その比率は国内最大規模。今年はコロナ禍による経済の低迷で、状況が悪化しつつあるという。 さらに、ロンドンに住む4~18歳の貧困層の子供8万4000人を調査した慈善団体チャイルドフッド・トラストの報告によれば、今年のクリスマ...

アメリカを抜いてEUの最大貿易相手国にのし上がった中国の戦略的勝利

<新型コロナ危機をきっかけに、アメリカに代わってEUの最大貿易国にのし上がった中国は大喜び。アメリカも中国の欧州進出に警戒感を高めるが> EUの最大の貿易相手国という新たな立場を、中国は経済の急成長による成果のひとつとして歓迎している。だが国際秩序における中国の台頭は、アメリカだけなく、他の西側諸国からも懸念と批判を引き起こしている。 12月4日の記者会見で、中国外務省の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は、先日発表されたEUの貿易統計の結果を「中国とEUの両方にとって良いニュース」と称賛した。 欧州...

新型コロナは2019年9月にはイタリアに広がっていた──新研究

<新型コロナウイルス感染症は2019年12月の武漢で最初に報告されたという公式見解が覆れば、このパンデミックの歴史が書き換えられることになる> イタリアの科学者らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年9月からイタリアで拡散していた可能性があると考えている。この見解は、新型コロナウイルスがこれまで考えられていたよりも数カ月早く、中国国外で広がっていたことを示唆している。 世界保健機関(WHO)によれば、COVID-19と呼ばれる疾病の発生は、2019年12月に中国中部の武漢市で...

再ロックダウンのバルセロナで不満爆発 コロナ規制に住民は悲鳴

新型コロナウイルスの感染者数が再び急増し、2度目の緊急事態が宣言されたスペイン。 夜間の外出制限やレストランやバーの営業禁止が課されたバルセロナでは悲鳴と反発の声が上がっている。 10月30日にはデモ隊の一部が暴徒化して警察と衝突。 政府は緊急事態宣言を来年5月まで延長したが、感染爆発が懸念される冬の到来は間近だ。 <2020年11月17日号掲載> ===== 暴徒化したデモ隊と警察が激しく衝突(10月30日、バルセロナ) Global News-YouTube...

スペイン、2週間で予定の緊急事態宣言を来年5月まで延長

スペイン議会は29日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない中、25日に全土に対し発令した期間2週間の緊急事態を来年5月9日まで延長した。 イラ保健相は議会で「何カ月にもわたり犠牲を強いられ、疲れが出ていることは認識している。ただ、今は慢心する時ではない。この先、状況は極めて厳しくなる」と述べた。 国内の新規コロナ感染者はこの日、2万3580人と最多を更新。累計では116万0083人となった。ただサンチェス首相は、統計漏れを考慮すると累計感染者は300万人を上回るとしている。コロナ感染症によ...

ドイツ、11月2日から1カ月の緊急ロックダウンへ 飲食店閉鎖・旅行自粛も要請

ドイツのメルケル首相は28日、再拡大する新型コロナウイルス流行に対応するため、11月2日から1カ月間、緊急の部分的なロックダウン(都市封鎖)措置を実施すると発表した。 メルケル首相は16州首相との会合後、感染状況が「極めて深刻」で、「直ちに行動を取る必要がある」と言明した。同時に、新たな措置は経済的影響を最低限にとどめることが目的とも強調した。 新措置の下、集会は2家族、10人以下に制限する。私用および不要不急の旅行の自粛を促し、ホテル宿泊は出張者のみに限定する。 レストランやバー、ジムやプール、映...

フランス、コロナ感染急増で全国で再びロックダウン 30日から1カ月間

フランスのマクロン大統領は28日、新型コロナウイルスの感染防止に向け、今週30日から12月1日までの約1カ月、全土で再び都市封鎖(ロックダウン)を実施すると発表した。 国民は必要不可欠な商品を購入したり、医療処置を受けたり、運動のため毎日1時間外出する以外は自宅待機を命じられる。外出時には特別な証明書の携帯が義務付けられ、警察官によるチェックも実施される。 一方、在宅勤務が不可能と雇用主が判断した場合、出勤が認められるほか、前回3月時の都市封鎖とは異なり、ほとんどの学校は閉鎖されない。 レストランや...

欧州感染第2波深刻に 仏、全国的なロックダウン検討、独などコロナ制限近く導入か

欧州で新型コロナウイルス感染が急速に拡大する中、各国政府は制限措置の導入に動いている。ロイターの試算によると、欧州の新型コロナ感染は少なくとも854万人、死者は25万1000人。26日に確認された新規感染者は約23万1000人と、これまでの最多を記録した。世界の感染者数は4340万人以上、死者数は115万8056人となっている。感染者数、死者数とも米国が最多。フランスのBFMテレビは27日、仏政府が29日深夜から1カ月間の全国的なロックダウン(都市封鎖)措置を検討していると報じた。28日にはマクロン...

WHO「欧州はコロナ対応真剣に加速を」 接触者の追跡が不十分

世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏は26日、欧州が新型コロナウイルスの感染防止に向け、対応を「真剣に加速」させるべきとした上で、接触者の追跡能力不足が問題という見方を示した。ライアン氏は会見で「欧州では、コロナウイルスに対してかなり後手に回っており、対応を真剣に加速させる必要がある」と指摘。入院患者の管理能力は拡充し、死亡率は非常に低い一方で、感染者は急増しており、検査の陽性率は非常に高いと述べた。また疫学者のマリア・バン・ケルコフ氏は、各国が都市封鎖(ロックダウン)を...