「汚職」の記事一覧

インドネシア、現職閣僚が汚職容疑で逮捕 「牙抜かれた」政府の汚職捜査機関KPKが久びさの快挙

<権限縮小などで弱体化された捜査機関だが、社会不正をただす情熱は消えていなかった> インドネシアの政府機関「国家汚職撲滅委員会(KPK)」は11月25日、現職閣僚のエディ・プラボウォ海洋水産相を汚職容疑で逮捕したことを明らかにした。 KPKによるとインドネシアが今年5月新たに解禁したロブスターの幼生を海外に輸出する政策をめぐり、エディ容疑者が担当大臣として輸出業者などから多額の賄賂を受け取っていた疑いがあるという。 エディ容疑者とともに訪米に同行していた妻や海洋水産省関係者、贈賄側の輸出業者なども逮...

インドネシア、汚職捜査官襲撃事件 被告の2警察官に求刑以上の実刑判決

<顔面に硫酸をかけられるという衝撃的な事件の被告は有罪に。だがそこにはカラクリが......> インドネシアの汚職犯罪の捜査・摘発を専門とする「国家汚職撲滅委員会(KPK)」の捜査官が襲撃され重傷を負った3年前の事件。犯人として逮捕された警察官2人に対する裁判の判決公判が7月16日、北ジャカルタ地裁で開かれ、2被告に禁固2年と禁固18カ月(求刑はいずれも禁固1年)の実刑判決が言い渡された。 新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてオンライン方式で開かれた判決公判では裁判官が読み上げる判決文をインター...

被告警官の釈放を被害者が要求 インドネシア、政治の闇が垣間見える裁判の行方は

<誰もが間違っていることを知りながら正すことができない。それが東南アジアの大国の現状だ......> インドネシアの首都ジャカルタで続く警察官に対する刑事裁判が異例の展開をみせ、高い関心を集めている。この裁判は、インドネシアで最強の捜査機関とされる「国家汚職撲滅委員会(KPK)」の捜査官が襲撃され、左目を失明した事件の容疑者として逮捕された現職警察官2人に対するもので、6月11日に求刑公判が開かれた。 検察側は被告2人の過去の勤務評定を考慮したり、被害者の顔面を狙った犯行ではないとして、2被告に禁固...