「海洋生物」の記事一覧

1億8000万年前から生き残るクモヒトデの新種が発見される

<ニューカレドニア島近くで採集された生物が、クモヒトデの新種であることが明らかとなった> 南西太平洋のニューカレドニア島から200キロ東に位置する水深500メートルの海山「バン・デュラン」の頂で2011年9月13日にフランス国立自然史博物館(MNHN)によって採集された生物が、クモヒトデの新種であることが明らかとなった。 約1億8000万年前に最も近縁なクモヒトデから分化 豪ミュージアムズ・ビクトリアの研究チームが2021年6月16日、一連の研究成果を「英国王立協会紀要B」で発表した。 「オフィオジ...

水深6000メートル超の超深海帯で死肉をたいらげる新種のエビの近縁種が見つかる

<ペルーとチリの沖合に位置するアタカマ海溝(ペルー・チリ海溝)の超深海帯で新種の端脚類(甲殻類の目の一つ。ヨコエビ類とも呼ばれる)が見つかった> 東太平洋のペルーとチリの沖合に位置するアタカマ海溝(ペルー・チリ海溝)の超深海帯で新種の端脚類(甲殻類の目の一つ。ヨコエビ類とも呼ばれる)が見つかった。その研究成果は、2021年5月14日に学術雑誌「マリン・バイオダイバーシティ」で発表されている。 上から沈んでくる死肉を採食する腐食肉動物 「エウリセネス・アタカメンシス」と名付けられたこの新種は、甲殻類に...

何モノ? クルーズ船に迫る巨大サメがTikTokでバズり中

<あまりの近さに乗客も絶叫するほど...> 大西洋を航海中のクルーズ船で乗客が目の当たりにしたのは、巨大なサメが船のすぐ下を泳ぐ不気味な光景だ。 乗客の一人がその様子を撮影し、TikTokに投稿。あまりの近さに悲鳴が上がるなど、臨場感あふれるこの映像は火曜日にシェアされ、すでに470万以上の「いいね」が付いている。 @.alex.albrecht Sailed six weeks in the atlantic saw this big fucking shark ♬ original sound ...

【動画】2300万回再生!クジラとの「超自然的」遭遇

<TikTokに投稿された奇跡のような映像> 海の神秘と驚異に満ちた映像だ。昨日Twitterでシェアされると、たちまち400万以上の「いいね」が付いた。TikTokのオリジナル投稿は実に4200万回再生されている。 大海原を進む黄色いカヤックのすぐ横、海面を突き破って大きなクジラが表れ、水中で巨体をひねりながら大音響で「挨拶」をする。低い声、中位の声から神々しい高音へ。この世のものではないような音だ。 @pythoncoun Whale encounter #whale #tiktok ♬ ori...

「イカには自制心が備わっている」との研究結果

<英ケンブリッジ大学などの研究によると、イカには、自己の衝動や感情を制御し、目の前の誘惑に屈することなく辛抱する自制心があることが明らかとなった......> ヨーロッパコウイカには、チンパンジーやカラス、オウムのような脳の大きい脊椎動物と同様に、将来のより大きな成果のために自己の衝動や感情を制御し、目の前の誘惑に屈することなく辛抱する自制心があることが明らかとなった。 人間の子どもの自制心を調べる実験として、米スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェル教授が1970年代に実施した「マシュマロ...

クジラの歌を地殻構造の調査・地震研究に活用する方法が開発される

<米オレゴン州立大学の研究によって、ナガスクジラの「歌」が海底下の地殻構造の調査に活用できる可能性があることが明らかとなった......> 極地などを除いて世界中の海に生息するナガスクジラは、海中を移動しながら低周波で鳴き、その鳴音は広範囲にわたって届く。このほど、ナガスクジラの「歌」が海底下の地殻構造の調査に活用できる可能性があることが明らかとなった。 その概念実証(PoC)の成果は、2021年2月12日、学術雑誌「サイエンス」で発表されている。 クジラの歌は海面と海底との間で跳ね返り、地震波とし...

米フロリダ州に座礁したクジラは新種だった

<2019年にフロリダ州で座礁していたクジラが、新種のクジラであったことがわかった......> 2019年1月29日、米フロリダ州エバーグレーズ国立公園で、体長38フィート(約11.5メートル)のオスのクジラが座礁しているのが見つかった。 アメリカ海洋大気庁(NOAA)らの研究チームが分析した結果、メキシコ湾で生息するヒゲクジラ類の新種と同定され、2021年1月10日、海洋哺乳類専門学術雑誌「マリンママルサイエンス」でその研究論文が発表された。 ライス博士にちなんで「ライスクジラ」と名付けられた ...

シャチが船に体当たりする事故が頻発、原因は?

<ジブラルタル海峡周辺を通る船に対して、3頭のシャチが執拗に体当たり攻撃を仕掛ける事例が相次いでいる。これまでにないシャチの行動の意外な原因とは> スペインとポルトガルの沖を通る船にシャチが体当たり攻撃を加える事件が増えている。異常な行動だが「ひどくなる一方だ」と、海洋生物学者らはいう。 今年の夏以来、この海域を航行する船の乗組員から、シャチが、時には何時間も船に体当たりを続けたという報告があがっている。このような行動は、以前はごくまれにしか報告されていない。シャチはなぜ船を攻撃目標にするのか。 シ...

光を99%吸収 最も黒い深海魚が発見される

<米デューク大学などの研究者は、光を吸収することで、身を隠し、天敵から効率よく逃れようとする18種39匹の深海魚を調べた......> 水深200メートル以上の深海は、ほとんどの光が海水に遮られ、暗闇が広がっている。このような環境下で生息する深海生物には、体内で光を生成して放射する「生物発光」や、深海に唯一届く青色光を吸収して異なる色の光を放出する「生物蛍光」などによって、暗闇を照らして獲物を探したり、これを惹き付けたりする種がある一方、これらの光を吸収することで、身を隠し、天敵から効率よく逃れよう...

ジンベエザメの目は大量の「皮歯」によって保護されていた

<これまで「ジンベエザメは視覚にあまり頼っていないのではないか」と考えられてきたが...> 沖縄美ら島財団、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、米ジョージア水族館の共同研究チームは、沖縄美ら海水族館とジョージア水族館で飼育されているジンベエザメを観察し、ジンベエザメの白眼が「皮歯」と呼ばれるV字型の鱗に覆われていることを発見した。 約2900個もの皮歯が虹彩の周りの目の表面を覆っていた ジンベエザメは、体の大きさに比して目が小さく、視覚を処理する中脳もそれほど大きくないことから、これまで「ジンベエザ...