「特集コロナワクチン」の記事一覧

ドイツのコロナ死者を偲んで灯された3万2000の炎

<昨年4月、ドイツで一人の税理士が私有地にろうそくを並べ始めた> ワクチンが開発されるまで、ドイツ国内の新型コロナウイルスの死者数と同じ数のろうそくを十字架の形に並べて火をともそう──同国中部チューリンゲン州の税理士ゲルトルート・ショップは昨年4月、そう心に決めて私有地にろうそくを並べ始めた。 ドイツでワクチン接種が始まった12月28日、ろうそくの数は約3万2000本に達していた。 <本誌2021年1月19日号掲載>...

【投資】ビオンテック、アンジェス… 注目の日米バイオ銘柄はこれだ

<ワクチン関連株に関心は集中しそうだが、投資対象にするにはリスクもある。編集部が選んだ2021年に期待の5テーマのひとつ、バイオ。その動向と代表的な日米銘柄をアナリストに聞いた。本誌「2021年に始める 投資超入門」特集より> 遺伝子組み換えや再生医療といった幅広いテーマをカバーするバイオ関連企業。しかし2020年の株式市場では、一部の企業に救世主としての「期待感」が集中することとなった。 新型コロナウイルスのワクチンや特効薬の開発を手掛ける企業だ。 全世界がコロナ禍に翻弄されるなか、2020年前半...

コロナ対策を阻む「ワクチン忌避派」の壁──不信感の源は?

<安全性への疑問、反政府的態度、陰謀論──治験段階で90%以上の有効率を示し、開発成功に沸く米国だが、反ワクチンの動きで感染拡大が止まらない恐れが> 米大統領ドナルド・トランプの新型コロナウイルス対策(対策と呼べるものがあったかどうかも疑わしいが)は失敗続きだったが、超特急のワクチン開発だけは(功績の大半は民間企業にあるが)成功したと言えそうだ。まだ効果について結論を出すには早過ぎるが、少なくとも治験段階では製薬大手ファイザー製ワクチンが95%、政府から10億ドルの支援を受けたモデルナ製が94%で発...

新型コロナ変異体は大人も子どもも区別しない

<イギリスで蔓延する新型コロナの変異種は子供や若者にも感染しやすく、感染拡大に拍車をかける恐れがある> 新型コロナウイルスの新しい変異種の登場で、従来のウイルスでは感染率が低かった子供にも感染が広がるおそれがある、とイギリスを代表する研究者らは考えている。 VUI-202012/01と名付けられたこの変異種は、現在までのデータによれば従来のウイルスより感染力が強いとされている。ただし、これまで以上に発症率や死亡率が高いとは見られていない。 この変異体は今年9月にイギリスで発見されたもの。開発された新...