「王室」の記事一覧

「STOP 112」タイで唱えられる反政府メッセージの意味

王室改革などを求める反政府デモが続くタイ。 首都バンコクで2月20日、プラユット首相と閣僚9人の不信任案否決を受け、デモ隊が首相退陣や不敬罪で拘束された学生リーダーの解放を求めた。 タイでは昨年11月、2年ぶりに不敬罪の適用を再開。 以降、不敬罪を定めた刑法112条の廃止を求める抗議が活発化している。 <2021年3月9日号掲載> ===== 各地で目撃されるタイのワチラロンコン国王の「奇行」 60 Minutes Australia-YouTube...

タイ政府、王室への不敬罪2年ぶりに適用へ 天下の宝刀抜き、反政府運動は新局面へ

<批判が許されない王室への改革を求めるデモ隊に明日は来るか?> 学生や若者を中心とした反政府運動が続き、社会不安が高まっているタイで11月24日、ワチラロンコン国王や王室への批判、誹謗を許さない「不敬罪」の適用方針が明らかになった。 最高で禁固15年というタイの厳しい「不敬罪」は「不敬」の適用範囲が必ずしも明確でなく、時の政権や治安当局による「恣意的運用」が人権侵害や言論統制につながるとして人権団体やメディアなどから批判の声が長年上がっていた。 しかしプラユット政権は過去2年間、この「不敬罪」の適用...

タイ政府、首都のデモ激化受け集会・報道を制限 警察は首相府占拠のデモ隊排除

タイ政府は15日、抗議デモの過熱を防ぐ緊急措置として、首都バンコクでの5人以上の集会を禁止した。 政府の発表文書によると、「恐怖を生み出す恐れ」や、国家の安全保障に悪影響を与えたり、国民の士気を低下させたりする恐れのあるニュースやオンラインメッセージの発信も禁止される。また、当局が指定した地区へのアクセスも禁じられる可能性がある。 バンコクでは前日、デモ隊が首相府の周囲を占拠し、国王の車列を妨害するなど、抗議活動が激しくなっていた。 国営テレビは「こうした状況を効果的に終わらせ、速やかに平和と秩序を...

マレーシア王宮、コロナ制限で全会合延期 新政権樹立目指すアンワル氏めぐる決定先送り

マレーシア王宮は、新型コロナウイルス流行に伴う制限令を受け、14日以降の全ての会合を2週間見合わせる。王宮関係者が明らかにした。野党を率いるアンワル氏が新政権樹立を目指していることを巡り、国王の決定が先送りされる公算が大きい。 アンワル氏は13日、国王と面会し、下院(定数222)議員のうち120人からの支持を得たことを示す文書を提出したことを明らかにした。同氏は自らが議会の「信任」を得たとしてムヒディン首相の辞任を求め、新政権の樹立を目指している。今後の政局混迷打開に向け、国王の判断が焦点となってい...

聖域「王室」にも迫る タブーに挑むタイ若者の民主活動

今月初めの2日間にわたるビデオ会議で、タイのカセサート大学・マハナコン大学に所属する10数名の学生たちは、投獄のリスクを冒してもタブーを破り、タイの強力な君主制に公然と異議を申し立てるべきか議論していた。ビデオ会議の参加者2人が明らかにした。 街頭、オンラインでの抗議行動参加者のあいだでは、ここ数ヶ月、民主主義の拡大を訴えるなかで、婉曲にマハ・ワチラロンコン国王に言及する例が増えていた。だが、公然と王制改革を訴える者はいなかった。 2人の参加者によれば、このビデオ会議で学生たちは、『ハリー・ポッター...