「環境問題」の記事一覧

他者を思いやり行動する「ソーシャルマインドフルネス」の度合い、日本は世界で最も高かった

<他者を思いやり、その要望や願いを汲み取ったうえで、自らの意思を決め、行動する「ソーシャルマインドフルネス」度合いが最も高かったのは日本だった> 今、この瞬間、他者を思いやり、その要望や願いを汲み取ったうえで、自らの意思を決め、行動する「ソーシャルマインドフルネス」の度合いことを「ソーシャルマインドフルネス」という。このような社会的行動の傾向は国によって異なることが明らかとなった。 日本が最も高く、オーストリア、メキシコ、イスラエルがつづく 蘭ライデン大学の心理学者ニールス・ファン=ドソン准教授は、...

死海沿岸を呑み込む7000個の陥没穴 縮む塩湖で地下構造が崩壊

<死海沿岸部に、過去数十年で大小7000個のシンクホールが発生。リゾート地がゴーストタウン化した。あと30年で消滅するともいわれる死海の縮小が原因だ> イスラエルの死海西岸には、世界的に有名な観光スポットが点在する。リゾート地として知られるエイン・ゲティのエリアや、美容に良いという死海の泥で全身パックを堪能できるミネラルビーチなども、観光客が押し寄せる地域だ。 強烈な日差しが照らす陽気なリゾート地だが、どちらのエリアも湖岸を少し離れるとそのイメージは一変し、人影のないゴーストタウンが広がる。これらの...

シロナガスクジラが密集した船舶との接触を恐れ右往左往する様子が調査された

<シロナガスクジラが船と衝突し、死亡するケースも確認されてきたチリ北部のパタゴニア沖を調査したところ、船を避けて右往左往するシロナガスクジラの様子がわかった...... > チリ北部のパタゴニア沖の南太平洋東部は、現生種で最大の動物「シロナガスクジラ」の夏の摂餌場であり、繁殖場でもある。またこの海域は、世界最大規模のサケの養殖場だ。1日最大1000隻が往来し、そのうち83%が養殖業に従事している。 これまでに、シロナガスクジラが船と衝突し、死亡するケースも確認されてきたが、個々の事象が十分に報告され...

SDGs優等生の不都合な真実──「豊かな国が高い持続可能性を維持している」という嘘

<国連が目指す持続可能な開発の指標で、各国の達成度の評価が実情と違い過ぎる。地球上の誰もがスウェーデン並みの消費をすれば、生態系や環境への負荷は現在の3倍になる> 地球と人の未来を守るため、2030年までに達成すべき17の目標を掲げた持続可能な開発目標(SDGs)が国連で採択されてから5年。その実現に向けた「行動の10年」が始まっている。動植物を含めた「生き物の世界」と人間主導のグローバル経済の共存共栄に向けた具体的努力が問われるのだが、そもそも各国は今、どんな位置に着けているのか。 それを知る指標...

タイ環境相、国立公園に捨てられたゴミを「持ち主に送り返す」対策で対抗

<タイの環境相が、「ごみを持ち主に送り返す」という斬新なアイデアで、観光地のゴミ問題の解決に取り組んだ...... > 「お忘れ物です」、ごみを持ち主に返送 新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて、人混みを避けて屋外の観光地を訪れたりアウトドアを楽しんだりする人が世界的に増えている。そうした場所では、ごみの問題に頭を抱えているケースも少なくないようだ。そんななか、タイの環境相が取ったごみ対策が話題になっている。 ユネスコの世界遺産にも登録されているカオヤイ国立公園で、観光客がごみを捨てていくのに...

モーリシャス当局、座礁船「わかしお」を海に沈めて処分する作業を開始

モーリシャス当局は20日、座礁して重油流出事故を起こした貨物船「わかしお」の船体に穴を開けて沈没させる作業を開始したと発表した。 作業は1200GMT(日本時間20日午後9時)ごろから開始されたという。 モーリシャス政府は20日、これ以上の環境汚染と海上ルートの妨害を回避するためこの措置を決定したとした。 「わかしお」は7月25日に座礁し、8月6日に燃料タンクから重油1000トン超が流出。モーリシャスは環境非常事態を宣言している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャ...

モーリシャス当局、座礁した「わかしお」の船長と副船長を逮捕

インド洋のモーリシャス沖で貨物船「わかしお」が座礁し、大量の重油が流出した事故で、モーリシャスの警察当局は18日、安全な航行を怠った疑いで、船長と副船長の2人を逮捕したと明らかにした。 当局者はロイターに対し、2人は裁判所に出廷後、保釈が認められず、現在も拘束されているとした上で、「座礁の5日前に設定された航路に誤りがあった。航行システムが誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」と述べた。 乗組員...

海洋メタンの4分の1が存在する南極から、メタンの活発な放出が確認された

<南極・ロス海の水深10メートルの地点から、メタン湧出とみられる幅1メートル、長さ70メートルの微生物マットが発見された......> 海洋や堆積物に含まれるメタンの多くは、大気中に放出される前に微生物によって消費されている。しかしこのほど、南極で初めて、活発なメタン湧出が確認された。 南極の水深10メートル地点でメタン湧出が発見された 米オレゴン州立大学の研究チームが2020年7月20日に学術雑誌「英国王立協会紀要」で発表した研究論文によると、2011年、米国の海洋研究機関「モスランディング・マリ...

血に染まったような赤い雪景色がアルプス山脈の氷河で観測される

<アルプス山脈に属するイタリア北部プレゼナ氷河で、ピンク色に染まった氷河が観測された。これによって、熱を吸収しやすくなり、氷の融解を加速させる可能性がある......> 氷雪藻によって雪や氷が赤く染まる現象は、これまで北極で確認されてきた。2020年2月には、ウクライナの南極観測基地「ベツナツキー基地」の周辺で赤く染まった雪が一面に広がる光景がとらえられている。そしてこのほど、アルプス山脈に属するイタリア北部プレゼナ氷河でも、ピンク色に染まった氷河が観測された。 Ecco qualche spieg...

「死に体」のはずのメルケルが欧州のリーダーに返り咲き

<模範的なコロナ対策やEU理事会の議長国就任で来年退任予定のレームダック首相は注目の人に。メルケルとドイツは再びEUのリーダー役を引き受けた> 誰にだって、2度目のチャンスは与えられるべきだ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相も例外ではない。 政権を率いて約15年、現任期が満了する来年に退任予定のメルケルは、やり残した仕事に取り組む覚悟のようだ。ドイツが7月1日、半年ごとの輪番制のEU理事会議長国に就任したおかげで、特に自国の気候変動対策強化やデジタル化、欧州の結束促進でチャンスを手にしている。 メルケ...