「環境」の記事一覧

人類の脅威は新型コロナウイルスだけではない

イースター(復活祭)を迎えた4月12日から翌朝にかけて、米南部で竜巻が相次いで発生した。 米国立気象局は少なくとも130個の竜巻を確認。 サウスカロライナ州の9人を含む33人以上が死亡した。アーカンソー州、アラバマ州、ジョージア州、テネシー州、ミシシッピ州など各地で甚大な被害が出た。 人類への脅威はウイルスだけではない。 <2020年5月5日/12日号掲載> 【参考記事】災害時の人命救助にゴキブリが活躍? 【参考記事】米テネシー州を襲った竜巻、生活の全てを吹き飛ばした ※画像をクリックするとアマゾン...

経済成長を諦めなくても温暖化対策は進められる

<「脱成長」は間違いだった――人口増加と経済的繁栄を達成しつつ環境問題を解決する道筋は見えている> 50年前の人たちには、地球の未来を憂えるそれなりの理由があった。成長は右肩上がりであってほしいけれど、どう考えても地球の資源には限りがあり、しかも人為的な汚染によって毒されていたからだ。 しかし今は違う。この半世紀で人類は、その数と富を増やしつつも地球をいたわり、守ることに成功してきた。もちろんまだたくさんの問題が残っている。その最たるものは地球温暖化だが、幸いにして私たちはもう難関を乗り越える道筋を...

新型コロナ都市封鎖が生み出す、動物たちの新世界

<ネズミは食料を求めてレストランから住宅へ。シカの群れを追い掛けてクマやコヨーテも街にやってくる? 食物連鎖が崩れて動物の大移動が始まるかもしれない> マンハッタンの街並みから人影が消えて、もう何週間にもなる。地球規模でも人類のほぼ半数が、散歩や必需品の買い出しを除けば外出を制限されている。なんとも異様な世界になったものだが、実は身近な動物たちの暮らしも未体験ゾーンに突入しつつある。 いや、ベネチアの運河に白鳥が「戻ってきた」というのは嘘だ(あそこには以前から白鳥がいる)。野生のゾウが中国奥地の茶畑...

小泉環境相「新型コロナウイルスからの復興、環境度外視なら『パリ協定の死』」

小泉進次郎環境相は13日、ロイターのインタビューに応じ、世界的に感染拡大が続く新型コロナウイルスからの経済復興に際し、環境を度外視すれば、気候変動に関する国際的枠組み「パリ協定」の事実上の死を意味すると指摘。環境が置き去りにならないように行動していきたいと述べた。 小泉環境相は「経済回復が大事だから環境は度外視してとにかく経済復興だとなれば、事実上パリ協定の死を意味する」と懸念を示した。 新型コロナによって生活が制限されている中で「少しぐらいの手間は楽しんでいこうというライフスタイルを経済回復の時に...

コロナ後の地球をまた大気汚染まみれに戻していいのか

<新型コロナウイルスの感染拡大を止めるためのロックダウンで、思いがけず済んだ空気を取り戻した地球。これを機に、人類は汚染物質の排出を恒久的に削減し、地球温暖化を阻止すべきだという声が上がり始めた> 新型コロナウイルス対策としてのロックダウン(都市封鎖)や経済活動の縮小が、大気汚染の改善や二酸化炭素(CO2)排出量の減少といった環境へのプラス効果をもたらしている。これに合わせて科学者や環境保護活動家、宗教指導者などからは、「コロナ後」の工業生産や経済活動のあり方を恒久的に見直すべきだとの声が上がってい...