「異常気象」の記事一覧

北極の成層圏突然昇温により寒波襲来のおそれ……2018年の大寒波と同じ

<成層圏突然昇温で成層圏の極渦が2つに分裂すると、北西ヨーロッパからシベリアにかけて厳しい寒波が起こりやすいことがわかった。2018年の大寒波と同じ状態が現在起きている......> 成層圏突然昇温(SSW)とは、気温変化が穏やかな上空約10〜50キロの成層圏で突然気温が上昇する現象をいう。通常、冬の北極は日射が届かないため非常に低温となり、成層圏では「極渦」と呼ばれる強力な西風の気流の渦がこれらの冷たい空気を取り囲むが、極渦が弱まると、風が減速したり、反転し、冷たい空気が下降して、温度がわずか数日...

カリフォルニア州の山火事拡大で6万人に避難命令、電力供給が停止

米カリフォルニア州南部で26日に発生した山火事により近隣の住民約6万人に避難命令が出た。州内の他の地域では強風のため火災の危険が高まっており、電力供給が停止されている。同州の山火事被害は今年、過去最悪の規模になっており、年初以降の焼失面積は160万ヘクタールに拡大、数千戸の住宅が破壊され、31人が死亡している。同州の消防当局によると、同州の大部分に山火事が発生する恐れのある強風警報が出されている。ロサンゼルス近郊のオレンジ郡で26日早朝に発生した山火事は一気に広がり、昼ごろまでに同郡の約810ヘク...

カリフォルニアワイン産地ナパの山火事、消火活動進むも東京都2つ分の面積を焼失

米カリフォルニア州北部のワイン産地を襲った山火事は、4日遅くから5日早朝にかけて突風が静まり、消火活動が大幅に前進した。 森林保護防火局の広報担当者は、9月27日に発生した今回の山火事の今後について、慎重ながら楽観的な見通しを示している。 2020年の山火事シーズンは記録破りで、科学者や州当局者は温暖化の影響が大きいと指摘している。 一方、8月にナパとオレゴン州の州境で発生した山火事の焼失面積は 5日に100万エーカー(40万5000ヘクタール=東京都の面積の約2倍)を超え、1932年から1999年...

異常気象がスペイン風邪の世界的流行の誘因だった? 研究結果

<集中豪雨や異常低温が、第一次世界大戦中、欧州の死亡率は3倍に上昇させ、スペイン風邪の世界的流行の誘因となった可能性があることが明らかとなった......> 1914年から1919年にわたる欧州での異常気象が、第一次世界大戦の犠牲者の増加やスペイン風邪の世界的流行の誘因となった可能性があることが明らかとなった。 米ハーバード大学の気候科学者アレクサンダー・モア博士らの研究チームは、アルプスのコエッツリッツ氷河で採取した72メートルの氷床コアから気候史を分析し、2020年9月15日、その研究成果をアメ...

異常気象がスペイン風邪の世界的流行の誘因だった? 研究結果

<集中豪雨や異常低温が、第一次世界大戦中、欧州の死亡率は3倍に上昇させ、スペイン風邪の世界的流行の誘因となった可能性があることが明らかとなった......> 1914年から1919年にわたる欧州での異常気象が、第一次世界大戦の犠牲者の増加やスペイン風邪の世界的流行の誘因となった可能性があることが明らかとなった。 米ハーバード大学の気候科学者アレクサンダー・モア博士らの研究チームは、アルプスのコエッツリッツ氷河で採取した72メートルの氷床コアから気候史を分析し、2020年9月15日、その研究成果をアメ...

24時間で約40度の気温変化に見舞われた米コロラド州

<2カ月以上も猛暑と山火事に見舞われていたはずの米コロラド州が、翌日真冬になった> コロラド州の気候は9月8日、記録破りの猛暑から観測史上屈指の早い降雪に様変わりした。1日のうちに摂氏で約37度以上、気温が変化したのだ。 大きく南下したジェット気流により気温が大幅に下降するため、コロラド州全域で雪は降り続くとウェザー・ドット・コム(Weather.com)は予想する。コロラド南部のニュース専門テレビ局KOAAの気象予報士は、8日は雨と雪になると予想しており、夜間には天候がさらに悪化すると見ている。 ...

カリフォルニア州の大規模山火事、強風で鎮火せず 近隣州にも被害拡大

米カリフォルニア州で4日に発生した大規模な山火事は、強風にあおられ8日になっても鎮火せず、ワシントン州とオレゴン州にも被害が拡大している。シアトルから約480キロ東にあるワシントン州のマルデンでは、住宅の80%が焼失。消防署、郵便局、市役所、図書館も焼失した。マルデンを焼き尽くした火事はレーバーデーの3連休の間にカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で拡大した山火事の一部。カリフォルニア州ロサンゼルス郡にあるサンフェルナンドバレーの西部では気温が49度を超えるなど、熱波も山火事拡大の要因となって...

米カリフォルニア州、記録的熱波で山火事が多発 8人が死亡、約3300軒の建物焼失

米カリフォルニア州各地で山火事が多発し、多くの住民が避難を余儀なくされている。過去3週間に相次いで発生した山火事で、これまでに8人が死亡、約3300軒の建物が焼失する事態となっている。 カリフォルニア州森林保護防火局(CalFire)によると、6日午後の時点で鎮火した箇所はなく、消防士約1万5000人が州内20カ所以上で消火に当たっている。 特にフレズノ郡、サンバーナーディーノ郡、サンディエゴ郡で大規模な火災が発生しており、今後の「危機的な猛暑」に備えて増員して対応にあたる考えという。 米西部は週末...

「気候変動は新型コロナよりはるかに大きな経済的リスク」欧州中央銀行専務理事

欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は31日、新型コロナウイルス危機により、当初は金融政策と無関係に見える問題でも中央銀行が大きな役割を果たすべきであることが示されたとし、気候変動についても同様のことが言えるとの認識を示した。ロイターのインタビューに応じた。 同専務理事は「気候変動はわれわれが直面する課題で最も重大なものだ。おそらく新型コロナよりもはるかに大きい」と指摘。「新型コロナも、当初は金融政策と全く無関係だったが、最終的には金融政策と密接な関わり合いを持つに至った。同じことが気候変...

米カリフォルニアの山火事急拡大 被害面積マンハッタン島の10倍

米カリフォルニア州で20日、落雷が発端となった山火事が急速に拡大し、サンフランシスコのベイエリアで多くの住民が避難を余儀なくされた。カリフォルニア州は落雷を伴う嵐に見舞われており、今週に入り約1万1000件の落雷で370件を超える火事が発生。サクラメントの南西約56キロにあるワインの産地ノースベイでは、少なくとも9件の山火事が発生し、これまでに105戸を超える住宅などが消失した。ナパ郡、ヨロ郡、ソラノ郡などにわたり、被害地域は5万3000ヘクタールと19日から倍増し、ニューヨークのマンハッタン島の...