
米大手百貨店JCペニーが破産法申請 業績低迷にコロナ禍が追い打ち
米百貨店大手JCペニーが15日、連邦破産法11条の適用を申請した。ネット通販などの台頭で長らく業績が低迷していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業が追い打ちをかけた。今後は一部店舗の閉鎖を進め、再建を目指すが、同時に身売りも模索する。 JCペニーは、破産法に基づく再建手続き中の営業継続のため9億ドルのつなぎ融資(DIPファイナンス)を取りつけたことを明らかにした。加えて5億ドルの手元資金があるという。 今後、債務削減を進めて再建を目指すが、DIPファイナンスの条件の一環として、売却先の模...